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別所村 (兵庫県印南郡)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
べっしょむら
別所村
廃止日 1957年10月1日
廃止理由 編入合併
飾磨郡四郷村御国野村花田村印南郡別所村姫路市
現在の自治体 姫路市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 近畿地方
都道府県 兵庫県
印南郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
面積 8.79 km2.
総人口 4,136
国勢調査、1955年)
隣接自治体 高砂市、印南郡志方町的形村、飾磨郡四郷村、御国野村、飾東村
別所村役場
所在地 兵庫県印南郡別所村大字別所
座標 北緯34度48分26秒 東経134度45分21秒 / 北緯34.80731度 東経134.75589度 / 34.80731; 134.75589 (別所村)座標: 北緯34度48分26秒 東経134度45分21秒 / 北緯34.80731度 東経134.75589度 / 34.80731; 134.75589 (別所村)
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別所村(べっしょむら)は、兵庫県印南郡にあった。現在の姫路市別所町各町にあたる。

地理

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  • 山岳:南山、桶居山
  • 河川:天川

歴史

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1953年10月に町村合併促進法が施行(昭和の大合併)されると、県が当初策定した合併計画では別所村は米田町を中心とするグループに含まれるも、「御国野村との合併も可」とする留保がつけられていていた。このため1954年3月に兵庫県加印地方事務所は管内を6ブロックに分けた合併案を示すが、別所村については「姫路市と密接な関係があり」「飾磨地方事務所と交渉中」として米田ブロックから除かれ、どのブロックにも含まれなかった[1]。村の大勢は姫路市との合併に傾いていたが、小林・北宿部落は阿弥陀村と行動を共にし高砂市との合併論を唱え、非公式ながら高砂市の意向を打診する。しかし米田町が合併問題で紛糾、結果として分町合併という道をたどったことから、これを見た村当局は「米田町の二の舞を避けたい」として村民の意向把握と説得に時間をかけ、1957年3月の村議会で姫路市との合併を可決するに至る[2]

交通

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鉄道路線

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村域を日本国有鉄道山陽本線が通過したが、駅は所在しなかった。現在はひめじ別所駅が所在。また、現在は旧村域を山陽新幹線が通過するが、当時は未開業。

道路

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現在は旧村域に播但連絡道路姫路ジャンクション大塩別所ランプが所在するが、当時は未開通。

参考文献

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  • 角川日本地名大辞典 28 兵庫県
  • 高砂市史編さん専門委員会編集「高砂市史」第3巻通史編近現代 平成26年3月31日発行

脚注

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  1. ^ 「高砂市史」p.678
  2. ^ 「高砂市史」p.686

関連項目

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