利用者‐会話:野井寺 弗
表示
ウィキペディア日本語版へようこそ! | |||
---|---|---|---|
こんにちは、野井寺 弗さん。はじめまして! ウィキペディア日本語版へようこそ!
|
スロバキア・ブラチスラヴァ市の音写表記について
[編集]恐らく「原音に近い音写を」という意図で敢えて「ブラティスラヴァ」と修正されているのかと推察いたしますが、スロバキア語の子音"t"や"d"などは、あとに母音"i"や"e"が来る場合軟音化("t"→"ť", "d"→"ď")するため、"ti"は英語チックな「ティ」とは発音せず「チ」に近い発音となり、"ブラチスラヴァ"が原音に即した音写表記となります(「ティ」は"ti"でなく"ty"とつづります)。スロバキア語ではこのほか母音をともなわない"v"も、英語チックな「ヴ」やロシア語チックな「フ」ではなく「ウ」と発音するなど違いがございます(例:Ladislav → ×ラディスラフ ○ラジスラウ)ので、今後スロバキア関連の記事執筆加筆の際にはご留意いただければと思います。--ENG-N1 2011年8月10日 (水) 15:41 (UTC)
- ご指摘ありがとうございます。ただ、クラシック音楽の世界では、圧倒的に「ブラティスラヴァ」表記が使われているようです。Googleの検索結果をご覧下さい("スロヴァキア放送ブラティスラヴァ交響楽団" 約 454,000 件/"スロヴァキア放送ブラチスラヴァ交響楽団" 24 件)。この差を見ていただければ、クラシック分野では(あるいはこれらのオーケストラに関しては)明らかにブラティスラヴァが定着していることがわかると思います。
- また、他のスロヴァキアの指揮者や演奏家も、ウィキペディア外も含め「ラディスラフ」「ヴラディミール」などと「ティ」「ディ」が慣用的に使われており、記事名にもなっていますが、全部変更するのはしかるべき所への提案が必要でしょう。これらのことから、少なくとも「クラシック音楽分野においては」ENG-N1さんがおっしゃる音写表記の統一は時期尚早ではないかという思いが強いです。Wikipedia:外来語表記法にも、原音主義は必ずしも絶対ではないことや、一般的慣用の長所、「分野ごとの」使い分けがなされるべきであることが書かれています。--野井寺 弗 2011年8月11日 (木) 00:10 (UTC)
- なるほど、欧州の大国を通じて広まった我が国の西洋音楽界においてはそういう風習なのですね。Wikipedia:外来語表記法はもちろん承知しておりますので、現地でも外来語でしかない英語「Slovakia」の音写の違いについては目くじらを立てることはないし(原音主義は必ずしも絶対ではない)、人名についてもその世界の専門家であるわけでしかたないことか(「分野ごとの」使い分け)と思っておりましたが、「ブラチスラヴァ」はただ原音主義なだけでなく、一般社会でも文字通り「一般的な慣用」の表記ですから、「なんでわざわざ間違いするために手間をかけるのか」ととりわけ引っかかっていました。日本人クラシック音楽愛好界そのものがそうなのですね。日本人のこの風習、田舎小国のことなど知らずとも、英米仏独といったいくつかのメジャーな(いにしえの)大国に通じてさえいれば、世界すべてを知ったような顔ができる極東アジアの島国らしさが出ていますね。とはいえ、脆弱な通信インフラで情報源も限られていた20世紀ならともかく、現代においてなお、そういう価値観が幅を利かせた世界があろうとは想像していませんでした。近年の日本企業の生彩を欠いた的はずれな海外戦略から、仰せの日本人クラシック音楽愛好界と同様の、前世紀然とした「内輪にさえ通用すればいい」という「甘さ」や商圏に対する「鈍感さ」を感じておりまして、これが日本人と日本経済の限界なのかなあと考えていましたが....根深いですねえ(笑)。了解しました。--ENG-N1 2011年8月13日 (土) 08:44 (UTC)
- 追記です:「スロヴァキア放送ブラティスラヴァ交響楽団」の検索結果については、Wikipediaの自動転載サイトが世にごまんとございますから、「スロヴァキア放送ブラティスラヴァ交響楽団」というタイトルのページが存在している以上、「スロヴァキア放送ブラティスラヴァ交響楽団」の検索結果が圧倒的に多く出るのはごく当然のことで、これを「世間の定着の論拠」とする手法はお避けになったほうがよろしいかと思います。--ENG-N1 2011年8月13日 (土) 08:54 (UTC)
- お返事ありがとうございます。検索結果については、「-wikipedia -wiki」などのワードを指定してウィキペディアの転載サイトを除いても、同じような結果になります。ぜひ一度お試し下さい。また、今回のENG-N1さんの話し方はあまりに皮肉っぽすぎるというか、棘がありすぎるかと思います。クラシックだけでなく、例えば「ブラティスラヴァ世界絵本原画展」などでも「ティ」の表記がかなり多いですよ(これも「旧態依然の価値観が幅をきかせた世界」かもしれませんね)。また、ご自身の会話ページでは「フランティシェク・ミクロシュコ」「イヴェタ・ラディチョヴァー」など「ティ」「ディ」表記を採用してますが、寡聞にして知らないのですが、こちらは「ティ」「ディ」でよろしいのでしょうか(揚げ足取りと思われたなら済みません、不勉強のため実際存じ上げないのです)。ともかく、私としては「その分野(あるいは個別のオーケストラ)で最も広く使われている地名、表記」をそのまま使うのが利用者の便宜にかなっていると思います(「より近い発音はブラチスラヴァ」などの表記をプラスするのは全くかまわないと思います)。--野井寺 弗 2011年8月13日 (土) 15:18 (UTC)
- 2つ上のコメントで了解していただいたので、当該文章を元に戻しました(ただし両名を表記しました)。--野井寺 弗 2011年8月14日 (日) 14:20 (UTC)