利用者‐会話:Takaci
ウィキペディア日本語版へようこそ!
[編集]Takaciさん、はじめまして!私は独眼夜叉と申します。
ウィキペディアには分からないことを読んで知ったり、知っている項目
を執筆したりと大変お世話になっている者です。どうぞよろしくお願いいたします。
さて、今日はウィキペディアに参加する上でとても大切で役に立つ情報を
伝えに来ました。ぜひ、ご一読ください。
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こんにちは、Takaciさん。はじめまして! ウィキペディア日本語版へようこそ!
Takaciさんがウィキペディアにおいて実り多き執筆・活動をなされることを楽しみにしております。 |
もし何か聞きたいことがあれば私の会話ページへ来てもいいですよ。 それでは、お互いがんばりましょう!--独眼夜叉-(会話) 2007年4月23日 (月) 13:20 (UTC)
ページの改名提案について
[編集]Takaciさん、初めまして。MZM-MSYKと申します。Wikipedia:改名提案のアンドレイ・シェフチェンコの部分を拝見し、おじゃましました。私もよく、旧ソ連・東欧の方面を編集いたしますので、ウクライナにお詳しい方は大歓迎です。
さて本題です。上記シェフチェンコの他、「グリブナ」「ハリコフ」等にて改名をご提案されておりますが、この場合はページ本文の冒頭部分に {{改名提案}} というタグを貼り付ける必要があります。これにより、他のユーザーに提案がなされた旨を告知することが出来ます。
もう一つ。せっかく「キイウ」のページを執筆していただいたのですが、こちらは呼び方の違いで「キエフ」とその対象物は同じです。Wikipediaでは、1つのものを対象とし、2つの記事の存立は許されていません。そのため、「Wikipedia:統合提案」か「Wikipedia:削除依頼」に出さねばなりません。この点ご了承ください。
最後に、私の場合は日本語上での慣用表記を重視する立場ですので、提案内容によっては反対・賛成あるかと思いますが、ご勘弁ください。
それでは、楽しいウィキペディア生活を。--MZM-MSYK 2007年4月25日 (水) 12:15 (UTC)
- MZM-MSYK様、ご連絡ありがとうございます。削除依頼の件、了解致しました。内容を「キエフ」のページで補足する方向で考えてみようと思います。自分なりに色々調べて活動してみておりますが、この度は他の方にご迷惑をおかけするようなことになり申し訳なく思っている次第です。一方で、ウクライナに関しては、日本には専門的な知識を持つ方がまだまだ少なく、ウィキペディアの価値が揺れうる微妙な位置付けになっていると危惧しているところです。今後も一層の努力をもって対応していこうと思っておりますので、以降宜しくお願い致します。--tack 2007年4月25日 (水) 12:50 (UTC)
恐れ入ります
[編集]こんにちは。今日は少々お聞きしたいことがありまして参上致しました。
さて、ウクライナ語についてふたつ質問があります。
ひとつは、「-в-」の発音です。母音なしの語尾に来る場合や無声子音の前に来る場合は/w/になるとのことですが、有声子音の前に来る場合は「/w/」になるのでしょうか、それとも「/v/」になるのでしょうか。
もうひとつは、「-дс-」などの発音です。ロシア語やポーランド語だったら「/ts/ツ」つまり「ц/c」の発音になると思います。しかし、ウクライナ語では無声子音の前の有声子音が特に無声化することはないと聞きますので、「дс」は「/ts/ツ」にはならず「/d + s/」のまま「ド・ス」の発音になるのでしょうか(早い話が、「スコロパードシキイ」なのか「スコロパーツィキイ」なのか、という問題なのですが)。一般に「有声子音 + 無声子音」の連続となった場合、ウクライナ語では読み方はどうなるのでしょう。
私は専門家でもなんでもなく、まったくの独学であるため基本的なところがわかっていないことがあります。もしご教授いただけると助かります。--ПРУСАКИН 2007年9月25日 (火) 10:21 (UTC)
- ПРУСАКИН様、ご連絡ありがとうございます。お返事が遅れてしまい申し訳ありませんでした。しばらく執筆から離れておりました。私の興味を持っている分野でよく拝見させて頂いております。いつも、信頼の出来る議論を展開されており頼もしく思っている次第です。さて、ウクライナ語のご質問とのことですが、現場を離れて久しいことに加え、私の専門が社会科学だったこともあって、日本語の表記に関しては詳細に至るといささか記憶に不安を覚えております。不確かな記憶で申し訳ありませんが、前者の「-в-」に関しては、有声子音無声子音問わず、原則では「/w/」となるのだったと思います。もう一つの質問の方は、情けないながら忘れてしまいました。保存してあるテキストを時間のあるときに読み返したり、ウクライナ語学を研究している知人に連絡が取れれば確認してみようと思います。分かった場合は何かしらの方法でご連絡差し上げるつもりです。--Takaci 2007年10月25日 (木) 03:27 (UTC)
お忙しいところご回答ありがとうございます。前者は、ということは「вдома」でも「все」でも「в」は「/w/」になるわけですね。ありがとうございました。となると、現在ウィキペディアでは「ウ・ヴ・フ」が混在しておりますが、これも将来的には原則「ウ」に統一した方がよいかもしれません(「表記ぶれ」の許容範囲と看做すことができれば、厳格に表記を統一する必要はないかもしれません)。後者の質問ですが、お時間の許すときにまたこちらに(あるいは私のノートでも構いませんが)ご連絡いただければ大丈夫です。お手数をおかけします。私も調べてみます。--ПРУСАКИН 2007年10月25日 (木) 10:53 (UTC)
- ПРУСАКИН様、少なくとも「вдома」、「все」の場合の原則的な発音は「/w/」とされているのは間違いないかと存じております。例外がどれくらいあるか、というのまでは把握しておらず、私にはどれほど統一して良いものかが残念ながら分かりません。ところで別件ですが、在烏日本大使館が希望者に発行している『ウクライナ週報』という、本国のニュースをもとに日本語に訳された記事のメール配信サービスがあるのですが(これ以前は内部にいる私の知人が制作していたそうですが)、最新の更新分では、以前議論したことのある『ハルキウ』の表記はハルキフとなっておりました。言語学的な立場をすればハリコフよりは前進かと思いますが、改めて、表記の問題には難しさがあると感じた次第です。また、キエフは変わらずキエフであることは非常に残念です。--Takaci 2007年10月31日 (水) 17:41 (UTC)
コメントありがとうございます。ご教授いただきたいへん助かります。
表記というのはいつも悩ましい問題ですね。ノート:ミコライフ州ではもっと一般的な問題(「ムィ」なる表記は日本語話者が日本語として読めるのか)に突き当たってしまいました。私はNHKの教科書に「ムィ(私たちは)」って書いてあるじゃないかと思うのですが、語学教科書の「常識」は地図帳の「常識」とは違いますし、難しいところです(多分、「ハルキフ」も語学教科書の「常識」と地図帳の「常識」の差の問題ではないでしょうか。とはいえ、最近の地図帳はその気になって探せば「ハリコフ」から「ハルキウ」までいろいろあるとは思いますが)。
「Київ」の表記については、「Ки」も「ї」も「в」も日本語表記が難しいところの揃い踏みなので、きっとウクライナ語名は当分の間日本では馴染まれないんだろうと悲観しています。それに、ロシア語名の「キエフ」がずいぶん有名ですし。逆にマイナーな都市名の方が早くウクライナ語名になるだろうと思います。キエフ、オデッサ辺りは最後の方でしょう(ハルキウは意外と早かったようです)。--ПРУСАКИН 2007年11月2日 (金) 17:45 (UTC)
Здравствуйте. Обращаюсь к Вам за помощью. Дело в том, что в статье о телеграфных марках Японии есть интересная информация, которую я хотел бы добавить в русскую статью. Однако я не знаю японский язык, а с помощью переводчика понял только когда были выпущены марки и когда вышли из обращения. Буду Вам очень признателен, если поможете перевести раздел о телеграфных марках Японии. Sdobnikov A. 2008年8月23日 (土) 19:24 (UTC)
新しい教科書の件
[編集]お邪魔します。もう遅くて役に立たないかもしれませんが、新しいウクライナ語の教科書をもう一度見てきましたのでいちおうお知らせ致します。
- Київ - キーウ/本文/地図中、クーィウ/本文、キーウ(キエフ)/索引
- Львів - リヴィウ/地図中/索引
- Харків - ハールキウ/地図中、ハルキウ/索引
- Донецьк - ドネチク/地図中/索引
- Одеса - オデサ/地図中、オデサ(オデッサ)/索引
- Доніпропетровськ - 用例確認できず
- гривня - フリブニャ/索引
「ハールキウ」と「ハルキウ」を見ると、表記が統一されていないような印象を受けますが、全体としてはそんなことはなく、少なくとも個々の文字の表記は舷側として統一性はあるようです(「и」はロシア語教科書同様「ゥイ/ウィ」で表記する、など。前者はアルファベット表、後者は本文、という使い分けはNHKロシア語教科書などと同じ)。アクセント位置も、概ね長音符で示しているようでした。なお、発音表記と翻訳表記を区別して考えているかどうかは、必ずしも明らかとはいえない感じでした。明確には区別していないという前提でとらえてよろしいかと思います(場合によっては区別がされていることもあるでしょうが)。
もうひとつは、「Київ」の表記です。他の「ки」は「クィ」と表記されているのですが(ウィキペディアと同方式)、教科書冒頭に発音・表記例として「Київ」が出てくる箇所だけなぜか「クーィウ」なんです。ほかでは、例えば「в Києві」が「ウクィーイェヴィ」、「який」が「ヤクィー」、「Кий」(人名)が「クィー」、形容詞語尾の「-ський」が「シクィー」のように表記されているので、「Київ」に限って「クーィウ」というのはどうも腑に落ちません。ひょっとして思ったのですが、これはもしや「クィーイウ」か「クィーイウ」の誤植ではないでしょうか?「у Києві」を「ウクィーイェヴィ」としているのにКиїв」を「クーィウ」するのは、やや不可解です(もしや、格によって発音が変わるのでしょうか?そこまでは私はわからない……)。この教科書は、初版ゆえにこの種の誤植(らしき)箇所が若干見られました。例えば、「за Яросла́ва му́дрого」(生格対格)と正確にアクセント記号を打ちながら、表記がなぜか「ザヤロースラヴァ・ムードロホ」となっている、という具合です(多分、片仮名表記の長音符位置が誤植です)。
全般として、片仮名表記はこれまでのウクライナ関係の出版物の中では最も優れているように感じました。これ以上は好みの領域の問題という気もしました(「クィー」なのか「クィイ」なのか、アクセント位置に長音符を用いるのか否か等々)。
「フリブニャ」ですが、他の箇所ではこういう場合の「в」は例外なく「ウ」で表記しているため、なにか事情があって「ブ」と表記しているのかなという気がしました(「ルィ」でなく「リ」にしている点もですが)。もしかして、外務省とか、経済産業省とかで「ウクライナの通貨はフリブニャと表記する」等の規定があったりしますか?だったらウィキペディアのページも改名を検討した方がよいかもしれません。
オデサとキーウにそれぞれ括弧つきでロシア語名が併記されていますが、やはりこれらの地名は格別ロシア語名の日本語での浸透度が高いのだということだと思います。私たちがノート:キエフやノート:オデッサ州で考え出してきた方針も間違いではなかったのだと一安心しています。ついでに、個人的なことですが人名の「Микола」が「ムィコーラ」と表記されているのは嬉しかったですね。これまで、私は「ミコラ」でも「ムィコラ」でもなく「ムィコーラ」を推してきたので。
思ったとおり教科書には「Bohdan Khmel'nyts'kyi」の名前も出ていましたが、これがなぜか名前には2つ、姓には3つも表記バリエーションがありました(要は、記述箇所によって表記がばらばら)。また、いずれの表記もほかの単語の場合の表記法とはずれているようでした。最初に書いたとおりこの教科書は表記は概ね統一性があるのに、なぜ彼だけ表記が3つもあるのか不思議に思いました(もしや誤植?)。これについては、あとで件のノートの方に書こうと思います。ほかの出典での表記も多少調べてきたので(疲れました)。いつもながら長文で失礼しました。--PRUSAKiN 2009年3月13日 (金) 16:27 (UTC)
- PRUSAKiN様、お世話になっております。この度は、このような面倒なお願いにご対応して頂き、まことにありがとうございます。非常に助かります。発表原稿は確認前にもう会場へ送ってしまいましたが、当日の発表ではお教え頂いた件にもきちんと言及しようと思っております。Київに関しては、わたしもクィーウかクィーイウの間違いだろうと思います。この手の出来事は初版ではある程度仕方がないでしょう。また、語尾、子音前の「в」に関してほぼウに厳密にまとめられていたとのことはさすが言語学者の教授かなと思います。ムィコーラは使わないかなと思っていましたが、なるほど、わたしが思っているより一般的な表記になっていたのですねえ。フリブニャに関してはちょっと難しいところです。外務省、大使館ともにウェブサイト上はフリヴニャとの表記で、政府の官報、大使館のウクライナ週報内ではなぜかグリブナとダブルスタンダードです。日本国内主要紙はフリブナとヴを避けた表記を用いております。外務省が最近マスコミに合わせて、ヴの表記をやめ、リヴィウも「リビフ」ないしは「リビウ」と表記することにした、と噂で聞いたことがあります。ですが、たしかに「リビフ」との表記は見えますが「フリブニャ」とはなっていないので、判然としないところです。「ヴ」の表記が今後日本語界隈でしばらくどのように扱われるかが問題になりそうで、ウィキペディアのウクライナ関連記事でも対応の必要がでてくる可能性はあると考えております。(そのため、末尾をヴと表記するのはなおのこと避けた方が良い案かなとも。キーイヴ→キーイブと変えられる恐れが出てくるのです。)ともあれ、語尾の今後のウクライナ関連の出版もある程度中澤教授の使われた方針を追随していただければ、表記も安定するだろうとは思うのですが、はてさて…。ともあれ、この度はどうもありがとうございました。--Takaci 2009年3月15日 (日) 12:43 (UTC)
やはり間に合いませんでしたか。無念。毎回興味深いお話を読ませていただき、ありがとうございます。もしかしたらすでに現物をお持ちかもしれませんが、前回のコメントに若干補足を致します。
- まず「フリブニャ」についてですが、補足があります。確かにスキット本文と索引を見る限り「フリブニャ」と表記されているのですが、よく見ると、スキット脚注(新出単語の場所)では「フリヴニャ」と表記してありました。表記不統一の理由はわかりません。別の箇所で「слова」を「スローバ」と書く誤植がありましたので、こちらも誤植の類かもしれませんが、果たして2箇所で用いられている「フリブニャ」が誤植なのかどうか……。なお、この課はすでに発音片仮名表記がなくなったあとの課なので、発音が「フルィーウニャ」と書かれるかどうかは確認できませんでした。
- この教科書では「ць」は「チ」なのですが、「ці」は「ツィ」と表記しているようです。「ці」も「ць+"イ"」に分解できるのでどうしてこのような表記分けをしたのか腑に落ちない感もありますが、まったくの推論ですが、日本人にとって混同しがちなふたつの発音の違いを強調したかったのかな、という気がします。なお、帝国書院の地図帳(2008年度版)では「ць」は「ツィ」と表記していますので、この文字を「ツィ」と表記する前例がないわけではありません。
- このほか、有名な地名としては、ドニエプルは「ドニプロー」、クリミアは「クルィーム」、カルパチア山脈は「カルパーティ」と表記されていました。ただ、これらはたんに「ウクライナ語名で書くならば」ということであり、すぐにウィキペディアのページ名に反映させるようなことではないと思われます。
- 次は補足というより質問ですが、この教科書では「ї」を「ィイ」、「є」を「ィエ」で表記しているようです。ウィキペディアではロシア語・ポーランド語の同様の発音の音の片仮名表記を参考にそれぞれ「イィ」、「イェ」という表記を使用してきたのですが、修正したほうがよいでしょうか?ロシア語やルーマニア語の片仮名表記ではそのような音を「ィエ」とか「ィヤ」と表記することがある一方、「イェ」という表記が圧倒的多数派です。そのため、「ィイ」、「ィエ」という表記をウィキペディアで採用するとなるとウクライナ語だけの表記になると思います(同様の他言語の表記とずれます)。直した方がよいでしょうか?個人的には、どちらでも同じような表記だから……、と思わないでもないのですが。
とはいえ、発音表記でなく翻訳表記の場合には、やはり「ィエウヘーン」とか「ィエゼキイール」とか書くのは(確かに発音概念は正しい気がするが)あまりに日本語に馴染みがないので、「イェウヘーン」とか「イェゼキイール」になるとは思います。--PRUSAKiN 2009年3月16日 (月) 15:23 (UTC)補足もれの補記。--PRUSAKiN 2009年3月16日 (月) 17:17 (UTC)
- お世話になっております。発表原稿には今日書き加えるつもりですので、無駄ではありません。大変感謝しております。会場の方々に例を紹介できると思って喜んでおります。明日キーウへ出発します。
- フリヴニャ、フリブニャのあたりは誤植の可能性はありますね。ただ、先に書いたように、表記における「ヴ」「ブ」については、日本人の書き間違いの多いあたりで(事実、恥ずかしながらわたしも以前グリブナ→フリヴニャ提案時にノートで書き間違えました)、「ヴ」を用いないという方針を出すところが今後増えるかもしれません。とりあえずウィキペディアは、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンなどとヴを用いて表記をしているので、ボロディーミルをヴォロディーミルにする等は構わないでしょうが、マスメディアでの(外務省も?)表記を併記する必要が今後出てくるのかもしれません。とすると、フリヴニャのページも「フリブニャ」との記述を何らかの形ですべきかもとは思っております(一般人はマスメディアで使われるものを目にすることが多いでしょうから。ただし、主要紙はしばしば「フリブナ」というヘンテコな表記を用いていますが)。
- ドネチクは初見でしたが、わたしはなかなか妙案と感じております。わたしは主に表記に関する興味からウィキペディアでは執筆しておりますが、ただし発音に忠実な表記をする考えというよりは、原音の発音を意識しつつも日本語として美しく見えるかどうかの観点からも考えております。これをまともに研究するならば、表記例を並べてアンケートを行い評価する等の方法もあるようですが、わたしは一在野なためそこまで行っておりません。そのために出典にあるもの以外の表記は議論に参加しておりません。語尾の「в」あたりはある程度統一しないとみっともないなあとの考えはありますが、これがなかなか統一された出典を見つけるのが難しいです(リヴィウはあれどハルキウが無い等)。ただ、ところで、ドネツィクとドネチクのこれらがどちらが良いかと言うのは出典数からしても、個人的にも、判断し辛いと感じております。中澤氏はドネツクとの差を強調したのかなあという気がしないでもないですが、すぐさまどうこうという判断をわたしは持っておりません(表記例に書き加える程度で良いでしょう)。また出典が増えたら考えようと思っております。その他の地名(ドニプロー等)もPRUSAKiN様と同じでひとまず保留で良いと考えております。
- 発音表記と実際に用いられる表記はわたしは極力分けて考えたいと思っておりまして、「ィエ」「ィヤ」などの表記をこれこれのように発音されるべしと括弧でくくって指示するのはまあ良いかなあと思うので、反対こそしませんが、実際の記事件名となるとこれはもう日本語としてはあまりに無理のある表記になってしまうため、変更はしない方が良いと思っております。もしそのような表記が将来的に一般的になるのであれば、その時に変更するのが好ましいと思っております。
- 余談ですが、ウクライナ語省略形「烏語、宇語」の件、烏は常用漢字ではないというご指摘は目からうろこでありました。PRUSAKiN様は全くもって鋭いですね。ところで、以前、中澤教授は宇でも烏でもなく「優」の字を使うのはどうかとおっしゃられてたことがありましたが、これはグーグルでのヒット数ゼロでした。優語というと確かに美しいんですがね。この辺りの表記に関する議論は、日本語として認識されているものの端の端であるあたりの話、曖昧模糊な領域についてなのだなあと、言葉の不安定さについて改めて考えさせられております。--Takaci 2009年3月18日 (水) 09:13 (UTC)
- 「ドネチク」という表記は、成美堂出版の地図帳ではずいぶん以前から使用されており、一方、「ドネツィク」という表記は(いつからかわかりませんが)現在帝国書院の地図帳で使用されています(かつて使用していた「ドニエツク」という表記からの変更)。私の町の書店では4社からの地図帳が見られますが、そのうち2社は原則としてロシア語名を使用しており、残る2社(帝国書院と成美堂出版)がウクライナ語名に沿った何らかの表記を使用しています(キエフ等の例外はあり)。ちなみに、Khmel'nyts'kyi市については、帝国書院では「フメリニツィキー」、成美堂出版では「フメリニチキー」になってますね。なお、どちらの出版社も「ウィ/ゥイ」という表記は使用していないので、その意味での全体の表記の整合性は取れています。
なお、ソ連時代に出版された朝倉書店の『世界地名大辞典』では「ドネーツク」でした(p.858-859)ので、ロシア語名にしてもいろいろ表記ゆれがあるようです。(蛇足ですが、同書では「ドネーツ」、「ドネプロペトローフスク」、「イヴァーノフランコーウスク」等の表記になっています。)
いずれにせよ、「ヴェネツィア」とも「ヴェネチア」とも書かれますし、この種の表記ゆれはあまり深く追求する価値はないかな、と思ったりもします。個人的には、やはり「ць」は「チ」で「ці」が「ツィ」というのにあまり納得がいかなかったりもしますが……(成美堂出版でも「ドネチク」に対して「チェルノフツィ」等の表記)。 - 発音表記で使用する際に今まで「イェ」としていたのを「ィエ」にした方がよいのかなあと思ったのですが、新しい書籍が出るたびに一喜一憂して表記を右往左往することもないかもしれません。まあ、このくらいだったらどっちでもよいでしょう、と期待してみたりする……(「イェ」とか「イィ」と書いてしまったページを全部直すのは非常に手間なので……)。
- 「в」については、さすが中澤先生の教科書では「ウ」に統一されています。例外は、「フリブ/ヴニャ」の件以外では、「-в'я」が「〜ウヤ」ではなく「〜ヴヤ」と表記されているだけです。ところで、この「-'я」という綴りは従来「〜イヤ」のように表記されるのが多かったので(例えば、「〜ヴヤ」でなくて「〜ヴィヤ」)、この教科書は珍しい表記を採用していると思いました(例によって、帝国書院では「カミヤネツィ」でなく「カムヤネツィ」といった表記あり)。
- 私が大学で習った限りでは、本来常用漢字とか当用漢字というのはあまりに数が多くて非効率な漢字に制限を加えて日本語を国際的に通用する整理された言語にするためのものであったので、例えば、「濫用」という難解な漢字を使っていた本来の表記を「乱用」というまったく別の簡単な漢字に置き換えるという根本的な問題解決を含めて検討が行われていたはずでした。その線で行けば常用漢字ではない「烏語」はほかの漢字(例えば「宇」とか)で置き換えられてしかるべきはずでしたが、昨今は不適切な漢字を別の漢字や単語に置き換えるという根本的問題解決をおろそかにして、恥も外聞もなく漢字仮名交じりに書いたり、それじゃかっこ悪いからといってやたら難しい漢字を復活させたり、それこそ国際的視点をまったく欠いた漢字の「濫用」状態を追認する政策が採られているようなので、「烏語」も当面生き延びるでしょう。「優語」はおもしろいですね。私にとっては難しくて「憂語」ですが……。
- 毎度ながら長文失礼しました。会議が有意義なものになるよう、お祈りしています。どうぞご健康にお気をつけて行ってきて下さい!--PRUSAKiN 2009年3月18日 (水) 10:48 (UTC)
昨日、キーウより戻りました。拙い発表ながらも、現地の日本語、日本文化に携わる多くの方々に表記に関する問題提起が出来、満足しております。日常的にはロシア語を使う地域であるハルキウの大学から来られた日本語を教えておられるウクライナ人先生が「わたしがウクライナ語を教わった時は、末尾のвは〜ウと発音するのがきれいだと教わったので、中澤先生の案が一番良いと思います」と言っとられたのが印象的でした(Квітків немає.だとクヴィトゥキウ・ネマーィエのようになると言っておられました)。東南の日常ロシア語話者の多い地域の方々にも興味を持って頂けたのは嬉しかったです。他にも発表後、色々な関係者(各大学の先生や、大使館の方等)と表記に関しての意見交換をすることが出来ました。とても有意義な発表になったと思っております。この度、PRUSAKiN様には面識がないにも関わらず、多大なご協力をして頂けたこと、まことに感謝しております。今後もウクライナ関連での編集でご一緒することがあると思います。引き続き、わたしは主に表記の安定に向けて努力をしたいと考えております。以降も何卒宜しくお願いいたします。ひとまず、お礼とご報告まで。--Takaci 2009年3月23日 (月) 09:36 (UTC)
- お疲れ様でした。発表は成功とのこと、私も嬉しく思います。こちらこそ、今後ともよろしくお願い致します。--PRUSAKiN 2009年3月24日 (火) 10:24 (UTC)
先住民と先住民族
[編集]自問自答です。民族という言葉に「nation」と「ethnos」の意味があり(広義ではある共通性をもった「people」でもある)、定義をせずに使用するのは全体の文章の意味が分かりにくくなると思ったため、「先住民族」は「先住民」でまとめた方が良いのではないかと思ったのですが、ある地域に関わる分野では「先住民族」、別の地域では「先住民」、という具合に、地域ごとの暗黙の了解が出来ているようです。あるいは専門家間で定義の仕方が異なり、それらの文章をふまえてウィキペディアを執筆した結果、定義が抜け落ちて、言葉だけがバラバラに使われているのではないかなと。「nation」自体も定義をしないと使い辛い言葉ですが、「民族」というのも改めて厄介だなあと思う次第。--Takaci 2011年1月15日 (土) 17:30 (UTC)
北カフカースおよび北コーカサスの件について
[編集]こんにちは。Hmanと申します。Wikipedia:移動依頼でご依頼の件ですが、北コーカサスを削除しましたので、北カフカースからの改名が可能な状態になっているはずです。・・・それはそうと、ウィキペディアではコピペでの記事名変更は御法度となっておりますので、今後はお慎み頂きたく思います。管理者の人手不足により対応が遅れました点、平にご容赦を願います。なお、お返事は、他の管理者に「この案件は済である」と通知する意味もありますので、Wikipedia:移動依頼の方までお願い致したく存じます。--Hman 2011年9月27日 (火) 04:29 (UTC)
「イスタンブル」の改名提案(2016年)
[編集]本メッセージは、2009年〜2010年の「イスタンブル」の改名提案にコメントされた皆さまに(一律に)お送りしています。その際はお疲れ様でした。 さて、それから6年が経過しており、2010年以降の新しい情報も踏まえて、今回、改名提案を行っています。 お忙しい中かと存じますが、もしよろしければ、改めてご意見いただければ幸いです。--Kawa.net(会話) 2016年10月1日 (土) 12:37 (UTC)