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[編集]祭神
[編集]===主祭神===
倉稲魂大神(くらいなたまのおおかみ)
===摂社・末社===
・幸神社(さいのかみのやしろ): 伊弉冉命(いざなみのみこと) 稚産霊命(わくむすひのみこと) 倉稲魂命(うかのみたまのみこと) 誉田別命(ほんたわけのみこと) ・福寿神祠: 福寿神(徳川桂昌院殿) ・金刀比羅神社(ことひらじんじゃ): 大物主神(おおものぬしのかみ) ・水神厳島大明神(すいじんいつくしまだいみょうじん)、 江島大明神(えのしまだいみょうじん) ・秋葉大神(あきばのおおかみ): 迦具土神(かぐつちのかみ) ・明徳稲荷神社: 宇気母智神(うけもちのかみ) ・富士宮浅間神社: 木之花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)を配祀する。
拝殿の装飾や絵馬などには、巴紋のほか平将門に因んだ繋ぎ馬(つなぎうま)の紋が使用されている。これは神社境内にある天水桶(文政元年)の彫刻を模したもので、築土神社の登録商標である(平成23年現在)。
歴史
[編集]- 天慶3年(940年)6月、江戸の津久戸村(上平川村、現:千代田区大手町一丁目将門塚付近)に平将門の首を祀り、塚を築いたことから「津久戸明神」として創建されたという。
- 室町時代に太田道灌により田安郷(現:千代田区九段坂上)へ移転させられて以降は「田安明神」とも呼ばれ、日枝神社、神田明神とともに江戸三社の一つにも数えられることもあった(江戸三社のうち、日枝神社、神田明神以外は固定していない)。
- 元和2年(1616年)に江戸城の拡張工事により筑土八幡神社隣接地(現:新宿区筑土八幡町)へ移転し、「築土明神」と呼ばれた。
- 明治7年(1874年)天津彦火邇々杵尊を主祭神として「築土神社」へ改称する。
- 300年以上の間、筑土八幡神社と並んで鎮座していたが、1945年の東京大空襲によって全焼し、1954年、現在の九段中坂の途中にある世継稲荷境内地へ移転した。
- 平成6年(1994年)、境内地にオフィスビルを建設するとともに、鉄筋コンクリート造の社殿を新築。
- 平成18年(2006年)の築土祭では、安政6年(1859)の神田明神以来、実に147年振りに神輿渡御行列の江戸城入りを果たしている。
祭事・年中行事
[編集]- 9月15日の例大祭に至る一週間の行事を「築土祭」と呼び、節目の年には神輿渡御などが行われる。
氏子地域
[編集]- 千代田区九段北一・二丁目
- 千代田区九段南一・二丁目
- 千代田区飯田橋
- 千代田区富士見
- 千代田区北の丸公園
- 千代田区一ツ橋一丁目
- 新宿区市谷船河原町 - 当地に摂社があるため、飛地状態で氏子地域となっている。[1]
所在地・交通
[編集]東京都千代田区九段北1-14-21
- 九段下駅下車すぐ
関連項目
[編集]脚注
[編集]外部リンク
[編集]- 築土神社/平将門を祀る江戸の古社
- 築土祭~よみがえる江戸の情熱(はな)~
- [https://hisagawa.com/shrines/tokyo-chiyoda-ku/yanagimori/ 柳森神社 お狸様詣で玉の輿!? 開運・必勝のご利益(東京都千代田区)
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