利用者:とびしま/sandbox
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定期船とびしま
[編集]定期船「とびしま」は、酒田市が所有する貨客船で、2010年7月17日に就航した。 日本海に浮かぶ離島である飛島を結ぶ唯一の公共交通機関である。
とびしま | |
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酒田港に接岸中の本船 | |
基本情報 | |
船種 | フェリー |
船籍 | 日本 |
所有者 | 酒田市 |
運用者 | 酒田市定期航路事業所 |
建造所 | 瀬戸内クラフト株式会社 |
信号符字 | JD3098 |
IMO番号 | 141291 |
経歴 | |
起工 | 2008年 6月 |
進水 | 2010年 |
竣工 | 2010年 |
就航 | 2010年7月17日 |
要目 | |
総トン数 | 253 トン |
全長 | 39.41 m |
型幅 | 10.00 m |
型深さ | 3.80 m |
出力 | 1740kw(2367PS)×2基 |
航海速力 | 20.5ノット |
旅客定員 | 230名 |
概要
[編集]定期船「とびしま」は、酒田市が所有する貨客船で、2010年7月17日に就航した。日本海に浮かぶ離島である飛島を結ぶ唯一の公共交通機関である。 安全性が良く貨物スペースが広く確保できる双胴船を採用し、旅客ともに、食料品などの生活必需品や漁獲物などの貨物を運んでいる。酒田港と勝浦港にそれぞれジブクレーンを備え、12フィートコンテナや車を吊り上げる光景が見られる。 飛島住民にとって欠かすことの出来ない船である。 建造費は7億2,000万円、2010年7月17日に就航。
2016年9月に鳥海山・飛島ジオパークに認定されたことを記念し、定期船の船体がジオパークデザインに一新され、飛島の固有種であるとトビシマカンゾウ、鳥海山・飛島ジオパークのキャッチフレーズロゴ、市公認キャラクターであるあののん・もしぇのんがデザインされたイラストが船体に描かれている。
主要項目
[編集]船体が軽量なアルミニウム軽合金製となり、航海速力20.5ノット、飛島までの39.3キロメートルを1時間15分で結んでいる。 客室は、1階に座席169席、バリアフリー席8席、車椅子用固定席2席、多目的席15名、2階に座席18席のほか立ち席の展望デッキとなっている。 船内はバリアフリー化が図られ、船内は全面禁煙で、自動販売機、冷水器が備え付けられている。トイレは、男女別のほか、障がい者用のトイレが設置されている。 5月と10月のバードウォッチングの時期には、展望デッキに大きな望遠カメラを備えたバードウォッチャーの姿が見られる。
定期船の変遷
[編集]船名 就航年 飛島までの所要時間
- 初代 飛嶋丸(木造) 大正3年 3時間30分
- 2代目 飛島丸(27トン、50馬力) 昭和6年11月 同3時間
- 3代目 おばこ丸(鋼船60トン、180馬力、定員68名) 昭和27年12月 2時間40分
- 4代目 とびしま(鋼80トン、300馬力、定員80名) 昭和32年4月 2時間
- 5代目 とびしま丸(鋼150トン、750馬力、定員242名) 昭和47年6月 2時間
定期船フェリーターミナル
[編集]定期船「とびしま」のフェリーターミナル。 このターミナルは、正面に鳥海山・飛島エリアの大きな鳥瞰図が揚げられ、「鳥海山・飛島ジオパークボート」と愛称がついている。 待合室には、定期船の変遷や「飛島さしこ」、飛島ジオパークインフォメーションコーナーがあり、120インチのモニターで飛島の祭りなどの映像や鳥海山と飛島の風景が流れている。
とびしまマリンプラザ。
1階は定期船乗船券販売所と待合室、2階が売店、3階が展望台になっている。
マリンプラザ3階展望台からの眺め。
不定期航路
[編集]7~8月には、飛島への定期便の運航終了後、夏の日本海に沈む夕陽を楽しむ「酒田港クルーズ」が行われている。爽やかな潮風に吹かれ、日が沈むにしたがって刻々と変わる夕焼けと港の景色を楽しむことができる。
関連項目
[編集]外部リンク
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