利用者:オクラ煎餅/作業机1
第七回執筆コンテストでの審査基準
[編集]第七回執筆コンテスト審査員になりました。こちらでの私の審査基準はWikipedia:良質な記事/良質な記事の選考を我流にアレンジした以下のとおりとさせていただきます。
- 項目に記述されるべきトピックが網羅されているか。
- 出典や参考文献が充実しているか。
- 中立的な観点からの記述がなされているか。
- Wikipedia:スタイルマニュアルに沿った文章スタイルが取り入れられているか。
- 文章は読みやすいか。
- 図や画像、あるいはマルチメディアが充実しているか。
- 知的好奇心を刺激するか。
以上の7項目をそれぞれ5点満点で評価します。その後、Wikipedia:執筆コンテスト/第七回執筆コンテスト/選考で正式に採点・発表することとします。
快楽の園
[編集]採点
[編集]- 5点
- 3点
- 4点
- 5点
- 5点
- 5点
- 5点
- 合計=32点
コメント
[編集]既に秀逸な記事レベルに達していると思います。というのも、ボスがこの作品を製作するに至った経緯や、後世への影響など見落とされがちなトピックが網羅されているからです。注釈と出典を別けること、参考文献がやや古いので、最新の研究を加える…といった改善が加えられれば、間違いなく秀逸レベルと言えます。
スコモローフ
[編集]採点
[編集]- 4点
- 4点
- 4点
- 5点
- 4点
- 4点
- 4点
- 合計=29点
コメント
[編集]高いレベルでまとまっています。ただ、「スコモローフ」の別な呼び方は存在しないのか?モンゴルのルーシ侵攻など歴史的な出来事によってスコモローフにどのような影響があったか?などがいまいちわからない点には消化不良を覚えます。また、一部の記述や画像がブィリーナと重複している点も気になります。今後の加筆目標はこうした点が中心になるでしょうか。
マックス・ローチ
[編集]採点
[編集]- 2点
- 3点
- 5点
- 3点
- 4点
- 3点
- 3点
- 合計=23点
コメント
[編集]どうもwikipedia日本版では海外の重要な音楽家記事が充実していかない傾向がありまして、ローチほどの人物の記事がスタブであったということが驚きではありました…。さて、大幅に加筆された本記事ですが、音楽家の伝記記事にありがちな装飾的表現が抑制されている点は非常に好感が持てます。改善余地を挙げると、文章量と説明が物足りない点、後世への影響やスタイル的な後継者は誰なのかという点が全く記述されていない点であると思います。さらに、ローチが代表作『Drums Unlimited』において、どのように前例のないドラムソロ楽曲を発表するに至ったか、などといった記述が充実してくるとより深みが出てくるのではないかと思います。
まんがかぞく
[編集]採点
[編集]- 2点
- 1点
- 3点
- 3点
- 3点
- 0点
- 2点
- 合計=14点
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[編集]作品概要節がうまく本作品の概要を表しているとは思えません。例えば「この作品は~「編集王」の影響を受けているが」といわれても、土田世紀特有の濃厚な筆致や熱いストーリー展開…といったことを即座に想像できる読者は果たしてどの程度いるのでしょうか。さらにこうした漫画作品の記事を書く際に皆さんが苦労されているのはフィクションや物語の中の現実と、本当の現実の描き分けです。本記事もそのあたりで改善の余地がありそうです。
インプラント (身体改造)
[編集]採点
[編集]- 3点
- 2点
- 4点
- 4点
- 4点
- 4点
- 5点
- 合計=26点
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[編集]通常の百科事典ではお目にかかることが出来ないであろう主題を扱った非常にウィキペディア的な項目です。出典はまだ少ないですが、反面画像が充実している点に好感が持てます。冒頭で刺青やボディピアスなどフリーク系趣味全般におけるインプラントの位置づけがわかるともう少し良いのかと思います。
シビュラの託宣
[編集]採点
[編集]- 4点
- 4点
- 4点
- 5点
- 4点
- 5点
- 4点
- 合計=30点
コメント
[編集]レイアウトが美しく、文章も高いレベルでまとまっており、秀逸な記事まであと一歩の内容と考えます。シビュラの書との関連性が一読しただけではわからない点、「内容的に『マタイによる福音書』『マルコによる福音書』などと重複する部分も少なくない[29]。」などの記述においてどのように重複しているのかが示されていない点などが加筆されれば、充分に秀逸レベルに達するでしょう。
小林ハル
[編集]採点
[編集]- 4点
- 5点
- 3点
- 5点
- 5点
- 0点
- 4点
- 合計=26点
コメント
[編集]きめ細かい出典と註に執筆者の気合を感じました。日本の人物について書いていることを差し引いても、文章が大変読みやすく、この点についても最高評価をいたしました。既に良質な記事クラスのクウォリティがあると思いますが、あえて改善余地を挙げさせていただくと、まずはマルチメディアが全く使用されていないことが目に付いてしまいます。さらに「唄」節を見てもハルの唄は他の瞽女や師匠の唄とはどのように違っていたのかがいまいちわかりにくく、どちらかというと礼賛一色になってしまっている点が気になりました。一般的に歌手の長所は短所の裏返しであったり、短所を克服した結果であることがありますから、例えば「ハルの○○は××という点で生前は評価されていなかったが、死後△△が■■したことにより再評価されるに至った」などという書き方のほうが読者のイメージを喚起する力が増すのではないかと思いました。
コンピュータゲームのジャンル
[編集]採点
[編集]- 4点
- 0点
- 2点
- 2点
- 3点
- 0点
- 2点
合計=13点
コメント
[編集]大分類から小分類へのレイアウトに改善の余地があります。例えば、「スポーツゲーム」のサブジャンルとして「野球ゲーム」、「サッカーゲーム」…というように分類すべきではないかと思いました。また、出典がないという点は大きなマイナスポイントです。例えば「雑誌『ファミコン通信』では下記のように分類されている…」といった記述があるだけでも記事の質が違ってくるでしょう。また、ロールプレイングゲームなどはコンピューターを使わないもの(テーブルトークRPG)の方が今でも一般的であると思いますが、そうしたコンピューター以前から存在するゲームジャンルと、コンピューター登場以降に発達したジャンルで分類するなども記事内容を深めることにつながるかと思いました。