利用者:初木/sandbox
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登場人物
[編集]- アシタカ
- 主人公。ヤマト(大和)との戦いに破れ、北の地の果てに隠れ住むエミシ(蝦夷)一族の数少ない若者。一族の長となるべき17歳の少年[1]。無口だが正義感が強く潔く[2]、一人称は「私」。ヤックルという名のアカシシに跨る。村を襲おうとするタタリ神に矢を放ち、命を奪う事と引き換えに死の呪いをかけられる。掟に従い髷(まげ)を切り村との決別を果たした為、再び村に戻ることは出来ない身となった。
- 右腕には呪いの印である痣が浮き出ており、時にタタリヘビとして顕現する。これはタタリ神より受けた呪いが蛇状に変化したもの。アシタカに爆発的な力を与えるが、代わりに少しずつ命を奪っていく[2]。呪いをかけられて以降のアシタカが射る矢は凄まじい速力で飛び、一撃で武士の両腕をも斬り飛ばすなど超人的な力を発揮する[3]。
- サン
- もののけ姫。15歳[1]。山犬に育てられた少女。不気味な土面を付け、巨大な山犬に跨り、タタラ場やエボシ御前に何度も襲撃を繰り返す。アシタカに出会い、荒ぶる神々と人の間で心が揺れ動く[2]。
- 名前は、1980年に宮崎駿がアニメ企画案として構想した作品のヒロインが「三の姫」(三番目の姫)だったことに由来する[4] 。
- ヤックル
- アカシシと呼ばれる大カモシカ。主人であるアシタカによく慣れ、常に行動を共にする。モロの子と後に親しくなる。今日では絶滅した存在だとする設定[2]。
- ナゴの守
- 猪神。エボシ率いる石火矢衆に深手を負わされ、その苦しみと憎しみによりタタリ神と化した。アシタカの放った矢によって息絶えるが、引き換えに死の呪いをかける[2]。
- カヤ
- エミシの村の娘。13、4歳[1]。アシタカを「兄様」と呼ぶが、エミシ村のように小さな村では、自分より年上の人間達は皆兄様や姉様ということになる。アシタカの嫁になるつもりであり、そのように周りが認めた娘だった[5]。玉(黒曜石)の小刀は、エミシの乙女が変わらぬ心の証しとして異性に贈るならわしのもの[1]。
- ヒイ様
- エミシの隠れ里の老巫女。石や木片などを並べて吉凶を占う。呪いを受けたアシタカを占い、西へ向かうよう告げる[2]。
- モロの君
- サンの育ての親の山犬の神で、サンを娘として側に置く。人語を解し、高度な知能と強靭な力を持つ。シシ神の森を侵すエボシ御前を憎み、命を狙っている[2]。
- エボシ御前
- 深山の麓で、タタラ集団を率いる冷静沈着な女性。山を削り、砂鉄を沸かし、鉄を打ち、石火矢をも造りだす。売られた娘達を買い取り、本来は女人禁制のタタラ場で仕事を与えている。社会からの異分子をも人として扱う徳を持ち、人々に敬われかつ慕われている[6]。
- 石火矢衆
- シシ神退治を条件に、「師匠連」という謎の組織からエボシに貸し与えられた傭兵。総勢四十名。明から輸入した石火矢を使い、もののけと戦う。鉄や米の運搬時の護衛で、タタラ場全体の警備も務める[2]。
- タタラ者
- タタラ場に住む製鉄集団。黒装束に身を包み、昼夜を問わず鉄を作り続けている[6]。
- ゴンザ
- エボシの側近。エボシが夫である倭寇の頭目を殺して故郷に戻ったとき、付いて来た唯一の配下[7]。牛隊、ワラット達の頭目。威張り屋で短気であり、アシタカを間者と疑うが、本人は全く真面目。エボシに惚れているという噂がある[6]。カナヅチで泳げない。
- ジコ坊
- 謎の組織「師匠連」の一員。その命により、不老不死の力があるとされるシシ神の首を狙う。唐傘連の頭領。石火矢衆の頭でもあり、狩人、ジバシリなどを動かす。シシ神の森の存在をアシタカに教えた人物[6]。
- ジバシリ(地走り)
- 通常の狩人よりも山野の知識に長けた者。けものに人と見破られないよう生皮を被るなど、特殊な術を使う[6]。
- シシ神(ディダラボッチ)
- 生命の授与と奪取を行う神。新月の時に生まれ、月の満ち欠けと共に誕生と死を繰り返す。その首に不老不死の力があると信じられている。夜の姿はディダラボッチで、独特の模様と半透明な体を持つ。体内で青い光を放ちながら、夜の森を徘徊する[6]。
- 乙事主(おっことぬし)
- 人語を解する鎮西(九州)の猪神。五百歳の最長老。他の猪神を率いて、人間に大攻勢をかける[6]。モロの君とは旧知の間柄で良い仲だったが、百年ほど前に別れた[8]。
- 猩々
- ニホンザルより大型の霊長類。夜毎崩された斜面に集まり、森を取り戻すため木を植えようとする。森を奪った人間を憎んでいる[2]。人間を倒す知恵を得るためにアシタカを食べようとする。
- 牛飼い
- タタラ場に住んでいる。牛を馴らし、米や鉄の運搬の仕事を担う[2]。
- 甲六
- トキの夫で、牛飼いの一人。集中豪雨の中で米を運搬中、犬神に襲われ谷へ転落し、アシタカに助けられる。惚れた弱みでトキの尻に敷かれている。憎めない性格[6]。
- トキ
- タタラ踏みの一員で、その指導的存在。さっぱりしているが勝気な性格で、ゴンザを言い負かすほど。夫の甲六にも愛情故のきつい言葉を投げつける[6]。
- 病者
- タタラ場の別棟に住む。エボシが引き取り看病している。新石火矢の製造を任され、開発に成功する[6]。恐らくハンセン病の患者。
- 侍
- 鉄のためにタタラ場を狙う領主アサノの武者達。
- コダマ(木霊)
- 一種の精霊で、豊かな森林に住む。淡い緑色をした半透明の体を持つ。森の中で迷ったアシタカを導くなど、特に人間に敵意を持っている訳ではないらしい[2]。
- ^ a b c d 宮崎駿『もののけ姫-スタジオジブリ絵コンテ全集<11>』徳間書店、スタジオジブリ事業本部、2002年。ISBN 9784198614751。
- ^ a b c d e f g h i j k アニメ映画パンフレット『もののけ姫』、5頁。
- ^ この場面では悪魔的な力の暗示故、命中する寸前に矢が二本になっている(『「もののけ姫」はこうして生まれた。』、209-210頁より)。
- ^ 宮崎駿『風の帰る場所-ナウシカから千尋までの軌跡』ロッキング・オン、2002年。ISBN 9784860520076。
- ^ 『もののけ姫』のパンフレットに「アシタカの許嫁」と書かれており、宮崎駿監督自身も2001年に発売されたDVD『「もののけ姫」はこうして生まれた』の中で「一族が選んだ許嫁」と語っている。
- ^ a b c d e f g h i j アニメ映画パンフレット『もののけ姫』、6頁。
- ^ 引用エラー: 無効な
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タグです。「uratani9495
」という名前の注釈に対するテキストが指定されていません - ^ 『「もののけ姫」はこうして生まれた。』、389頁。