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利用者:河崎/トゥ・ローマ・ウィズ・ラブ

トゥ・ローマ・ウィズ・ラブ
To Rome with love
監督 ウディ・アレン
脚本 ウディ・アレン
製作 レッティ・アロンソン
スティーブン・テネンバウム
ジャンパオロ・レッタ
ファルック・アラトン
出演者 ウディ・アレン
ロベルト・ベニーニ
アレック・ボールドウィン
ペネロペ・クルス
ジュディ・デイビス
ジェシー・アイゼンバーグ
グレタ・ガーウィグ
エレン・ペイジ
アントニオ・アルバネーゼ
ファビオ・アルミリアート
アレッサンドラ・マストロナルディ
オルネラ・ムーティ
フラビオ・パレンティ
アリソン・ピル
リッカルド・スカマルチョ
アレッサンドロ・チベリ
主題歌 ヴォラーレ『Nel Blu Dipinto di blu』
撮影 ダリウス・コンジ
編集 アリサ・レプセルター
配給 アメリカ合衆国の旗 ソニー・ピクチャーズ・クラシックス
公開 イタリアの旗 2012年4月20日
アメリカ合衆国の旗 2012年7月6日
上映時間 112分
製作国 イタリアの旗 イタリア
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
スペインの旗 スペイン
言語 イタリア語
英語
製作費  
興行収入 $70,124,099
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トゥ・ローマ・ウィズ・ラブ』(原題:To Rome with love)はウディ・アレン監督し、ジェリー役として出演したコメディ映画アメリカスペインイタリアの三国合作。2012年公開作品。ほぼ全編にわたってイタリアのローマで撮影されており、様々なローマ人の生活を客観的に映した恋愛群像劇となっている。日本では未公開。

あらすじ[編集]

ヘイリーとミケランジェロの恋愛[編集]

アメリカ人観光客のヘイリーは、ローマで夏を過ごす間にローマに住む弁護士のミケランジェロと恋に落ち、結婚を決意する。ヘイリーの両親は、葬儀屋を営むミケランジェロの親と会うため、イタリアへ飛行機で向かった。アメリカの批評家に干され引退したオペラ監督のジェリーは、ミケランジェロの父ジャンカルロがシャワーを浴びている間にカンツォーネを歌っているのを聴いて、ジャンカルロには聴き手を魅了をする隠された才能があることを確信する。ジェリーは承諾を渋ったジャンカルロを説得し、オペラの専門家の前でオーディションを受けさせるが、貧弱な歌い方のため失敗してしまう。ミケランジェロは自分の名誉を挽回するために父ジャンカルロをオーディションに挑戦させ、恥をかかせたとして、ジェリーを非難した。さらにこのことがきっかけでミケランジェロとヘイリーの関係も悪化してしまった。それから、ジェリーはジャンカルロの才能はシャワーを浴びている時に限って発揮されることを知り、ローマ歌劇場のステージ上に実際にジャンカルロが身体を洗うためのシャワーを設置することを決意する。これはとても好評であったので、そのようにしてジェリーとジャンカルロはルッジェーロ・レオンカヴァッロ作曲のオペラ『道化師』を上演することを決め、結果、全編にわたりジャンカルロの役だけシャワーを浴びているという浮いた演出になった。余すところなく才能を発揮したジャンカルロは批評家達から激賞を受けた。しかし一方のジェリーはイタリア語が読めないために、現地の批評家達に自分だけが酷評されていることが理解できず、気づけない。充分な評価を得たジャンカルロは満足し、次からオペラで歌うのをやめることを決意した。なぜなら、ジャンカルロが本当に好きな仕事は葬儀屋であり、家族と一緒に過ごすために時間を使いたいからだ。この成功のおかげでヘイリーとミケランジェロは仲直りをした。

アントニオとミリーの恋愛[編集]

夫のアントニオが上流階級の叔父から仕事を紹介されたので、結婚したばかりのアントニオとミリーは田舎の故郷からローマへと移住することになった。二人はローマのホテルにチェックインするが、親類が来る直前でミリーがアントニオの親類と会う前に美容室に行くと言い出す。ミリーは美容室へ無理に行こうとしたものの、途中から行き先がわからず、さらに携帯電話まで紛失したので絶望した。しかし、偶然にもミリーは彼女が崇拝する俳優ルカ・サルタと出会い、彼にランチに誘われる。一方のアントニオはミリーの帰りが遅いので叔父と叔母の来る時刻に彼女が部屋に戻らないのではないかと心配するようになった。その時、手違いでアントニオの部屋に送られた売春婦アンナが彼の抗議にも関わらず、彼の部屋に入り込んでくる。そして二人がベッドで取っ組み合いをしているそのとき、叔父と叔母が部屋に到着した。混乱したアントニオは、誤解を防ぐためには、アンナをミリーとして紹介する以外他の方法はないと考えた。アンナを入れたアントニオの親類は、ルカ・サルタとミリーがランチをとりに来るレストランに来たので、アントニオは後からやって来たルカ・サルタとミリーが遊んでいるのを見て嫉妬した。しかし、ミリー達は彼らのことを見ていなかった。それからアントニオの叔父と叔母は、アントニオをパーティに連れて行き、アントニオをパーティの参加者達に紹介する。パーティの参加者にはアンナの顧客が多く参加していた。アンナとアントニオは花園の中を歩き、アントニオはミリーがいかに清廉潔白な女性であるかということをアンナに説明した。アンナはアントニオがミリーと出会う前に童貞であったことを知ると、彼女は茂みの中でアントニオを誘惑する。その間にルカ・サルタはミリーを自分の部屋に連れ込み、彼女をベッドに誘惑した。やがてミリーが彼との性交を決意すると、拳銃で武装した泥棒が現れ、金品を要求してくるのだが、突然その部屋にルカ・サルタの別居中の妻とパパラッチが現れる。浮気がマスコミに知られることを恐れたルカ・サルタは泥棒に自分の代わりを頼み、洗面所に隠れる。妻とパパラッチをうまくごまかせたルカ・サルタが逃げたので、泥棒とミリーは激しくセックスした。ミリーがアントニオのホテルに戻ると、彼女がいない間にアントニオが仕事を捨てて故郷に帰ることを決意していると知る。ここで初めてアントニオとミリーはお互いを愛し合った。