ジェシー・アイゼンバーグ
ジェシー・アイゼンバーグ Jesse Eisenberg | |||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2023年ベルリン国際映画祭 | |||||||||||||||||
本名 | Jesse Adam Eisenberg | ||||||||||||||||
生年月日 | 1983年10月5日(41歳) | ||||||||||||||||
出生地 | アメリカ合衆国 ニューヨーク州ニューヨーク | ||||||||||||||||
民族 | ユダヤ系アメリカ人 | ||||||||||||||||
身長 | 171cm | ||||||||||||||||
ジャンル | 俳優 | ||||||||||||||||
活動期間 | 1999年 - | ||||||||||||||||
主な作品 | |||||||||||||||||
『ヴィレッジ』 『イカとクジラ』 『アドベンチャーランドへようこそ』 『ゾンビランド』シリーズ 『ソリタリー・マン』 『ソーシャル・ネットワーク』 『ブルー』シリーズ 『ピザボーイ 史上最凶のご注文』 『グランド・イリュージョン』シリーズ 『エージェント・ウルトラ』 『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』 『ハミングバード・プロジェクト 0.001秒の男たち』 | |||||||||||||||||
|
ジェシー・アイゼンバーグ(Jesse Eisenberg, 1983年10月5日 - )は、アメリカ合衆国ニューヨーク市生まれの俳優。
経歴
[編集]1983年にユダヤ系の家庭の元、ニューヨーク市で生まれる[1]。妹は『ポーリー』の少女役などで知られるハリー・ケイト・アイゼンバーグである。道化師の母親と大学教授である父親を持つ。ニュージャージー州にある高校を卒業後、ニューヨーク大学に合格したものの、演技の道を続けるため入学しなかった。ポーランドを頻繁に訪れており、ポーランド語に堪能である。
1999年にテレビシリーズの『ゲット・リアル』で俳優デビューを果たし、テレビ映画やインディーズ映画などでキャリアを重ねていく。その中で出演したキャンベル・スコット共演の青春コメディ映画『Roger Dodger』ではサンディエゴ映画祭の新人賞を受賞。その後ケヴィン・クライン主演の『卒業の朝』やM・ナイト・シャマラン監督の『ヴィレッジ』などに出演。『イカとクジラ』ではローラ・リニーとジェフ・ダニエルズ演じる夫婦の長男役を演じた。『ゾンビランド』で主演を務め、ブレークした。
2010年10月に行われた東京国際映画祭で『ソーシャル・ネットワーク』のプロモーションのため、脚本家のアーロン・ソーキンと共に初来日を果たす。六本木で行われた同映画祭には、緑色の蝶ネクタイにタキシードをまとい、グリーンカーペットに登場。この作品の演技でアカデミー賞やゴールデングローブ賞、英国アカデミー賞などの主演男優賞にノミネートされた。
その後は『グランド・イリュージョン』シリーズや、クリステン・スチュワートと共演した『エージェント・ウルトラ』が公開。2016年の『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』ではヴィランのレックス・ルーサーを演じたが、演技は酷評され、ゴールデンラズベリー賞 最低助演男優賞に選ばれてしまった。
人物
[編集]早口言葉が特徴とされる[2]。
『ヴォーグ』のインタヴューにてエマ・ストーンが、最も面白い人物は?という質問に「ジェシー・アイゼンバーグ」と答えている。
私生活
[編集]『卒業の朝』の現場で出逢ったアンナ・ストラウトと、2002年から2012年まで交際、1度破局後に2015年に再会し復縁、2017年に結婚した[3]。2017年4月には第1子(長男)が誕生している[4]。
出演作品
[編集]※主演作品は太字表記。
映画
[編集]年 | 題名 | 役名 | 備考 | 吹替 |
---|---|---|---|---|
2001 | ライトニング Lightning: Fire from the Sky |
エリック・ドブズ | テレビ映画 | |
2002 | 卒業の朝 The Emperor's Club |
ルイス・マスーディ | 石田彰 | |
2004 | ヴィレッジ The Village |
ジェイミソン | TBA | |
2005 | イカとクジラ The Squid and the Whale |
ウォルト・バークマン | 坪井智浩 | |
ウェス・クレイヴン's カースド Cursed |
ジミー | 井上剛 | ||
2007 | ハンティング・パーティ The Hunting Party |
ベンジャミン・ストラウス | 坪井智浩 | |
2009 | アドベンチャーランドへようこそ Adventureland |
ジェイムズ・ブレナン | 武藤正史 | |
ゾンビランド Zombieland |
コロンバス | 小川輝晃 | ||
ソリタリー・マン Solitary Man |
ダニエル・チェストン | 山田豊 | ||
2010 | バッド・トリップ 100万個のエクスタシーを密輸した男 Holy Rollers |
サム・ゴールド | ||
キャンプ・ホープ Camp Hope |
ダニエル | |||
ソーシャル・ネットワーク The Social Network |
マーク・ザッカーバーグ | 武藤正史 | ||
2011 | ブルー 初めての空へ Rio |
ブルー | 声の出演 | 山口勝平 |
ピザボーイ 史上最凶のご注文 30 Minutes or Less |
ニック・デイビス | 武藤正史 | ||
2012 | ファンキーランド Why Stop Now |
Eli Bloom | サンダンス映画祭 出品作品 | 野村淳一 |
Free Samples | Tex | トライベッカ映画祭 出品作品 | — | |
ローマでアモーレ To Rome with Love |
ジャック | (吹き替え版なし) | ||
2013 | グランド・イリュージョン Now You See Me |
J・ダニエル・アトラス | 武藤正史 | |
ナイト・スリーパーズ ダム爆破計画 Night Moves |
ジョシュ | (吹き替え版なし) | ||
2014 | 嗤う分身 The Double |
サイモン / ジェームズ | ||
ブルー2 トロピカル・アドベンチャー Rio 2 |
ブルー | 声の出演 | 山口勝平 | |
2015 | 人生はローリングストーン The End of the Tour |
デヴィッド・リプスキー | 武藤正史 | |
母の残像 Louder Than Bombs |
ジョナ | (吹き替え版なし) | ||
エージェント・ウルトラ American Ultra |
マイク・ハウエル | 武藤正史 | ||
2016 | バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生 Batman v Superman: Dawn of Justice |
レックス・ルーサーJr. | 神谷浩史 | |
カフェ・ソサエティ Café Society |
ボビー | (吹き替え版なし) | ||
グランド・イリュージョン 見破られたトリック Now You See Me 2 |
J・ダニエル・アトラス | 武藤正史 | ||
2017 | ジャスティス・リーグ Justice League |
レックス・ルーサーJr. | 神谷浩史 | |
2018 | ハミングバード・プロジェクト 0.001秒の男たち The Hummingbird Project |
ヴィンセント・ザレスキ | 武藤正史 | |
2019 | 恐怖のセンセイ The Art of Self-Defense |
ケイシー・デイヴィース | ||
ビバリウム Vivarium |
トム | 兼製作総指揮 | 山口勝平 | |
ゾンビランド:ダブルタップ Zombieland: Double Tap |
コロンバス | 中村悠一 | ||
2020 | 沈黙のレジスタンス 〜ユダヤ孤児を救った芸術家〜 Resistance |
マルセル・マンジェル | (吹き替え版なし) | |
2021 | ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット Zack Snyder's Justice League |
レックス・ルーサーJr. | HBO Maxオリジナル作品 | 神谷浩史 |
2022 | 僕らの世界が交わるまで When You Finish Saving the World |
data-sort-value="" style="background: var(--background-color-interactive, #ececec); color: var(--color-base, #2C2C2C); vertical-align: middle; text-align: center; " class="table-na" | — | 監督・脚本作品 | — |
2023 | Manodrome | |||
2025 | リアル・ペイン 〜心の旅〜 A Real Pain |
デヴィッド・カプラン | 兼監督・脚本・製作 | |
Now You See Me 3 |
J・ダニエル・アトラス | |||
TBA | New Musical Comedy |
TBA | 兼監督 |
テレビシリーズ
[編集]年 | 題名 | 役名 | 備考 |
---|---|---|---|
1999 - 2000 | ゲット・リアル Get Real |
ケニー・グリーン | メインキャスト 22エピソード |
2011 | サタデー・ナイト・ライブ Saturday Night Live |
本人 | ゲストホスト |
2012 | ニュースルーム The Newsroom |
エリック・ニール | 声の出演 1エピソード クレジットなし |
2014 | モダン・ファミリー The Newsroom |
アッシャー | 1エピソード |
2022 | バツイチ男の大ピンチ! Fleishman Is in Trouble |
トビー・フライシュマン | メイン |
受賞とノミネート
[編集]年 | 候補 | 賞名 | 部門 | 結果 |
---|---|---|---|---|
2005 | 『イカとクジラ』 The Squid and the Whale |
放送映画批評家協会賞 | 若手男優賞 | ノミネート |
2009 | 『ゾンビランド』 Zombieland |
MTVムービー・アワード | 恐怖演技賞 | ノミネート |
2010 | 『ソーシャル・ネットワーク』 The Social Network |
NBR賞 | 主演男優賞 | 受賞 |
オクラホマ映画批評家協会賞 | 受賞 | |||
全米映画批評家協会賞 | 受賞 | |||
トロント映画批評家協会賞 | 受賞 | |||
ヒューストン映画批評家協会賞 | 受賞 | |||
ボストン映画批評家協会賞 | 受賞 | |||
アカデミー賞 | 主演男優賞 | ノミネート | ||
EDA賞 | ノミネート | |||
英国アカデミー賞 | ノミネート | |||
アイオワ映画批評家協会賞 | ノミネート | |||
インディアナ映画批評家協会賞 | ノミネート | |||
オンライン映画批評家協会賞 | ノミネート | |||
サンディエゴ映画批評家協会賞 | ノミネート | |||
シカゴ映画批評家協会賞 | ノミネート | |||
セントルイス映画批評家協会賞 | ノミネート | |||
デトロイト映画批評家協会賞 | ノミネート | |||
デンバー映画批評家協会賞 | ノミネート | |||
フェニックス映画批評家協会賞 | ノミネート | |||
放送映画批評家協会賞 | ノミネート | |||
ユタ映画批評家協会賞 | ノミネート | |||
ロンドン映画批評家協会賞 | ノミネート | |||
ワシントンD.C.映画批評家協会賞 | ノミネート | |||
全米映画俳優組合賞 | ノミネート | |||
キャスト賞 | ノミネート | |||
ゴールデングローブ賞 | 主演男優賞(ドラマ部門) | ノミネート | ||
サテライト賞 | ノミネート | |||
2016 | 『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』 Batman v Superman: Dawn of Justice |
ゴールデンラズベリー賞 | 最低助演男優賞 | 受賞 |
日本語吹き替え
[編集]『アドベンチャーランドへようこそ』以降、大半の作品を武藤正史がほぼ専属で担当している。
このほかにも、坪井智浩、神谷浩史、山口勝平、中村悠一、石田彰なども声を当てている。
脚注
[編集]- ^ Zakarin, Jordan. “Jesse Eisenberg May Just Be The Most Intense Actor In Hollywood” (英語). BuzzFeed. 2019年8月2日閲覧。
- ^ 新作でも得意の超早口が炸裂のJ・アイゼンバーグ インタビュー「広島へ行ったのはアメリカ人として義務」(斉藤博昭) - 個人 - Yahoo!ニュース
- ^ “Jesse Eisenberg had 24 hours to write a musical — and came up with 'four lesbian sisters'”. Los Angeles Times. 2017年7月18日閲覧。
- ^ “ジェシー・アイゼンバーグ、第1子男児誕生!”. cinemacafe.net. 2019年8月2日閲覧。