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利用者:満月のライオン/sandbox4

栗山町営バス(くりやまちょうえいバス)は、北海道夕張郡栗山町が運行する町営バスである。

沿革

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導入の背景

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1953年北海道中央バスが「栗山~滝下線」をはじめ「鳩山線」など地域住民の足として運行してきたが、過疎化に伴う地域の人口減少や、自家用車の普及による利用者の減少などが影響し、毎年赤字経営を余儀なくされる状況となり、1990年(平成2年)3月に38年間続けていた農村地域路線のバス運行を撤退することになった[1]

撤退により滝下地区、雨煙別、鳩山、北学田地区の交通手段を確保するため、町営バスによる2路線の運行を決定した。1990年4月から、栗山駅~滝下間を往復する滝下線と栗山駅~雨煙別~鳩山第一~鳩山第三~緑丘~北学田~雨煙別~栗山町を一周する鳩山循環線の運行を開始した[1]

導入後の変遷

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1998年4月に、鳩山循環線B、栗山角田循環線、杵臼角田線、南学田栗山線、継立円山線の5路線を追加し合計7路線の運行を開始した。路線の総延長は、従来の41.2㎞から143.8㎞と3倍以上になり、2路線で使用する3台の車両、児童用のスクールバス3台、保育所バス1台を合わせた7台で編成[1]

全国に先駆けて、高齢者、障がい者を配慮した「ノンステップバス」の試験運行(翌年8月正式運行)の交通システムが確立してきた[1]

コミュニティバス

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運行概要

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町営バス

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  • 運行日 土曜・日曜・祝日および年末年始を除く日[2]
  • 料金
    • 小学生 1回100円(定期:1ヵ月3,600円、3ヵ月1万260円)[2]
    • 中学生~69歳 1回200円(定期:1ヵ月7,200円、3ヵ月2万520円)[2]
    • 70歳以上 1回100円(定期:1ヵ月3,600円、3ヵ月1万260円)[2]
  • 特例料金 身体障がい手帳などの交付者ほか[2]

コミュニティバス[2]

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  • 1路線1回乗車 200円
  • 70歳以上の方、小中学生については半額、未就学児は無料です。

バス運行の経過・利用状況

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年度 路線数(路線)[3] 利用者数(人)[3] 主な経過[3]
1990年(平成2年) 2 - 栗山町営バス運行開始(滝下線、鳩山循環線)
1998年(平成10年) 7 23,938 5路線新設(鳩山循環線B、栗山角田循環線、杵臼角田線、南学田栗山線、継立円山線)
1999年(平成11年) 8 23,748 1路線新設(栗山継立線)
2000年(平成12年) 8 38,850 1路線新設(栗山阿野呂線)、1路線廃止(栗山継立線)
2001年(平成13年) 9 33,592 1路線新設(日出線)
2002年(平成14年) 9 39,403
2003年(平成15年) 9 37,837
2004年(平成16年) 7 37,641
2005年(平成17年) 6 32,622 3路線廃止(鳩山循環線A、杵臼角田線、継立円山線)
2006年(平成18年) 6 33,726
2007年(平成19年) 6 29,974 町営バス実証実験実施(物流機能を持ったバスシステムの開発)
2008年(平成20年) 6 29,226
2009年(平成21年) 7 26,664 町営バス実証実験実施(デマンド方式を取り入れたモデル運行)
2010年(平成22年) 8 24,324
2011年(平成23年) 8 24,127
2012年(平成24年) 8 17,957 町営バス実証実験実施(デマンド方式を取り入れた本格運行)
2013年(平成25年) 8 17,475
2014年(平成26年) 8 16,299
2015年(平成27年) 8 15,412 コミュニティバス実証実験開始(町内循環便の試験運行)
2016年(平成28年) 9 22,352 コミュニティバス実証実験開始(町内循環便の本格運行)
2017年(平成29年) 9 30,056
2018年(平成30年) 9 30,058

出典

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  1. ^ a b c d 栗山町史編さん委員会『栗山町史 第三巻【通史編】』栗山町、2022年3月31日、287-289頁。 
  2. ^ a b c d e f 町内の公共交通機関(バス・JR等)”. 2024年11月22日閲覧。
  3. ^ a b c 栗山町史編さん委員会『栗山町史 第三巻【通史編】』栗山町、2022年3月31日、290頁。