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利用者:純之助/作業場/上段ロケット

上段ロケット、あるいは上部ステージ(英: Upper Stage, 露Разго́нный блок (РБ)(ローマ字転記: Razgonnie Blok(RB))日訳:加速ユニット)とは、打ち上げ用ロケットにおいて、人工衛星や惑星探査機といったペイロードの直下に位置する機体である。ロケットを打ち上げする時、第一段目で上昇し、次の段である程度の水平方向の速度を出して上段及びペイロードを低軌道(パーキング軌道)に載せた後、静止軌道や惑星間軌道など、さらに高い軌道にペイロードを投入する際に使われる。このため、上段には高い精度で推力及び姿勢、軌道上の位置を制御し、複数回にわたってエンジンを再着火し、出力をスムーズに絞る能力が求められる。

既存の大型ミサイルをロケットに転用する時、それだけでは衛星を低軌道にしか載せられない。そこで、既存の小型ロケット、あるいはすでに運用されて実績のあるロケットの二段目、三段目を上段ロケットとして転用する事が良くある。 アメリカ、ロシアの大型ロケットはこのようにして運用されるものが殆どである。プロトンロケットのブロックD、ブリーズ-M、ソユーズロケットのフレガート、アトラス Vロケットのセントール、アジェナ、慣性上段ロケット等、これまでにいくつもの上段が開発され、運用されてきた。

以下に、実例を示す。

アメリカの上段ロケット[編集]

セントール[編集]

アジェナ[編集]

慣性上段[編集]

地球離脱ステージ[編集]

ペイロード・アシスト・モジュール[編集]

旧ソ連/ロシアの上段ロケット[編集]

ブロックD[編集]

ブリーズ[編集]

フレガート[編集]