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せともの祭りとは、愛知県瀬戸市で毎年9月の第2土曜日と第2日曜日に開催される祭である。「きっと恋する六古窯-日本生まれ日本育ちのやきもの産地-」のストーリーの一部として平成29年（2017年）に日本遺産に認定された。（ただし登録上の名前はやきもの祭りである。）
概要[編集]
江戸時代に、他地域に押されて衰退しつつあった瀬戸の窯業を立て直すため九州へ磁器の製法を学びに行き、その技術を瀬戸に伝えた加藤民吉をたたえる産業祭として、昭和7年から開催されている。祭りの日になると名古屋鉄道尾張瀬戸駅周辺から深川神社参道付近までの瀬戸川両岸の道路が封鎖され、そこに「せともの大廉売市」と呼ばれる瀬戸市内外の陶磁器業者の屋台や、その他一般的な屋台が立ち並ぶ。また周辺の小道や、近隣の商店街、深川神社の参道などにも屋台が並び、全国から大勢の観光客が訪れる。
祭りの1日目、土曜日の夜には地元企業からの提供で花火大会が開催される。また、祭の期間中は地元ケーブルテレビのグリーンシティケーブルテレビや、尾張東部放送などによる中継放送も行われている。