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利用者:219.106の者/翻訳途中/アルゼンチン海軍歩兵

海軍歩兵司令部または海兵隊司令部スペイン語Comando de la Infantería de Marina略称COIM、他にはInfantería de Marina de la Armada de la República ArgentinaIMARA)は、アルゼンチン海軍内に設けられた海兵隊組織で、海軍編制として設置される4個ある運用単位(コマンド)の内の一つでもある。

アルゼンチン海軍歩兵の起源はラ・プラタ副王時代のスペイン海軍歩兵にある。アルゼンチン独立後は陸軍と海軍で共同管理していたが1946年法により完全に海軍の管轄となる。アルゼンチン海軍歩兵は海軍と同じ階級制度を採用している。

歴史

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イギリスによるラ・プラタの侵攻の最中、1806年のブエノスアイレス市奪還後、1807年に再びイギリスの侵略を受ける。現地にいたスペイン人とアメリカ人は義勇防衛隊を組織し、最初の敗北にもかかわらず義勇軍は依然として、地中海戦役で未熟ながらも戦歴をもつフランスの海軍銃兵を組織した経験を持つ、サンティアゴ・デ・リニエルス海軍大佐指揮下でブエノスアイレスの守備にあたる。フアン・グティエレス・デ・ラ・コンチャ海軍中佐が指揮するレティーロ地区駐屯の海軍大隊(300人の海軍歩兵と100人の水兵で構成される)が闘牛場で編成される。1807年7月5日の明け方にイギリス軍の攻撃が始まる。

1814年3月、ブラウン提督の艦隊の一部が出撃する。当初の目的としてはラプラタ川河口部にあるウルグアイとの係争地マルティン・ガルシア島付近への移動であった。ブラウン提督はリカルド・バクスター海軍曹長を上陸部隊指揮者に任じた。上陸部隊は状況に応じて艦艇の砲撃支援を受けることができた。揚陸は3月15日に実施され夜明けには陣地構築し目的が達成される。これがアルゼンチン初の水陸両用作戦であった。海軍歩兵部隊はモンテビデオ目前での5月17日の海戦に介入し、島内の広場にて陸上戦力として誇示する。ブラウン提督はフアン・ラレア大臣宛の手紙でモンテビデオから乗船した敵軍海兵隊を阻害したと強調した。

1817年から1818年にかけてイポッリト・ブチャルes:Hipólito Bouchard)に率いられた200人の兵士がアルタ・カリフォルニアモンテレイに遡航上陸し1時間の戦闘の末にモンテレイ砦を占領している。

アルゼンチン連合の成立以降、海軍歩兵はアルゼンチン・ブラジル戦争コスタブラバの戦いes:Combate de Costa Brava)、三国同盟戦争、1958年のビーグル水道紛争での小島の占拠(en:Snipe incident)、軍事政権時代には汚い戦争に関わり、そしてフォークランド紛争に参加している。民政移管後は軍の権威は低下したが、国際連合の平和維持活動に参加している。主要なもので国際連合西サハラ住民投票ミッション国際連合休戦監視機構国際連合キプロス平和維持軍でのアルゼンチン任務部隊の一部として、国際連合ハイチ安定化ミッションのアルゼンチン合同部隊などに参加している。

編制

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アルゼンチン海軍歩兵は海上からの戦略的および戦術的な戦力投射能力を保持している。海軍歩兵は大きく4個単位に分けられており、これに第3海軍歩兵大隊などが海軍歩兵司令部直轄となっている。こんにちのアルゼンチン海軍歩兵は国際連合が求める平和維持活動に積極的に関与し、水陸両用装備を整え高練度を維持し24時間以内に全世界に即応できる態勢を目的としている。

  • バテリアス海軍歩兵基地(BNIM)
  • 南部艦隊海軍歩兵部隊(FAIFE)
    • 第2海軍歩兵大隊(BIM2)
    • 第1野戦砲兵大隊(BIAC)
    • 指揮・後方支援大隊(BICA)
    • 第1自動車化水陸両用大隊(BIVH)
    • 対空大隊(BIAA)
    • 第1通信大隊(BIC1)
    • 水陸両用工兵中隊(CKIA)
    • 水陸両用コマンドー群(APCA)
  • 南部地域海軍歩兵部隊(FAIA)
    • 第4海軍歩兵大隊(BIM4)
    • 第5海軍歩兵大隊(BIM5)
    • リオ・グランデ海軍分遣隊(DNRD)
  • 指導評価隊(COIE)
  • 第3海軍歩兵大隊(BIM3)
  • 基地業務群(APSC)
  • 海軍参謀本部警備大隊(BISA、非直轄系統)
  • プエルト・ベルグラーノ海軍基地警備大隊(BISP、非直轄系統)

装備

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車両

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艦艇

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  • 揚陸指揮艦「B-52 エルクレス」
  • 22型警備挺
  • MK IVゾディアックボート

火砲

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小火器

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脚注

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関連項目

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外部リンク

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