利用者:Bay Flam/asterism

Asterism とは:

  • 天球上の恒星をいくつかずつ適当に組合せて,いろいろな形に見立てたもの[1]
  • 恒星をギリシャ神話中の人物や動物・器具などに見立てて適当に結び付け〔中略〕たもの[2]
  • 明るい恒星を群に組み合わせていろいろな形に見立てたもの [3]
  • 全天の恒星をいくつか適当に結び,図形を作り,身近な動物や器物の姿を想像して命名,区別したもの。[4]
  • 天空の恒星をその見かけ上の位置によって結びつけ、動物や人物などに見立てて[5]
  • 夜空を見上げると数多く輝いている恒星のうち、近くにあるもの、あるいは目をひく星列を結び付け、神話に登場する人物や動物、器物などの姿かたちに見立てたもの。[6]

のことである。これらは諸辞事典類にみられる「星座」についての記述であるから、 asterism とは星座のこと、ということになる。

訳語の問題 ― 北斗七星は星座か?[編集]

その一方で、「星座」は英語の constellation の訳語として知られている。


脚注[編集]

  1. ^ 「星座 / せいざ / constellation」『ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典』、TBS ブリタニカ。
  2. ^ 「せい‐ざ【星座】」『デジタル大辞泉』、小学館。
  3. ^ 「星座【せいざ】」『百科事典 マイぺディア』、平凡社/。
  4. ^ 「せいざ【星座 constellation】」『世界大百科事典』(第2版)、平凡社。
  5. ^ 「せいざ【星座】」『大辞林』(第3版)、三省堂。
  6. ^ 「星座 / せいざ】」『日本大百科全書 ニッポニカ)』、小学館。

外部リンク[編集]


ケレス(1 Ceres)は、、小惑星帯(メイン・ベルト)に位置する最大の天体小惑星として初めて発見された天体で、小惑星番号1番を持つ。また最初に準惑星の1つで、メイン・ベルトでは現在のところ唯一の存在である。セレスとも表記する。

歴史[編集]

発見の経緯[編集]

1781年にイギリスの音楽家(当時)ウィリアム・ハーシェルが発見した新しい天体、すなわち天王星の軌道が確定したところ、太陽からの距離がティティウス・ボーデの法則係数「n = 6」とよく合致していた。これがティティウス・ボーデの法則の確からしさを後押しして、火星木星の間の「n = 3」のところにも未知の惑星が存在するのではないかと考えられるようになった。その未知の惑星を捜索するために、ドイツでは天文学者でもあったツァッハ男爵の発案により「天空警察」(Celestial Poliece) が組織された。

ところが、1801年1月1日にイタリアのパレルモ天文台の台長ジュゼッペ・ピアッツィによって発見された天体が、当初予想された彗星ではなく惑星であることが判明した。その後、新たに発見された天体が[[合 (天文)|]となり、太陽に接近して観測できなくなったが、カール・フリードリヒ・ガウス最小二乗法を改良して編み出した軌道計算法によって、同年の12月31日に天空警察のツァッハとハインリヒ・オルバースらにより再発見された。

。=== 名称 === 発見者のピアッツィは、当初イタリア語で Cerere Ferdinandea(ラテン語では Ceres Ferdinandea)


ローマ神話の女神ケレスから命名されたケレス (Ceres) の名称は、後述のようにローマ神話の女神ケレス(ケレースとも)に由来する。日本語では、Ceres のラテン語読みに近いケレスに加え、フランス語スペイン語読みのセレスの名称で表記されることも多い。なお、英語読みをした場合はシリーズといった表記となる