利用者:Calvero/第3回秋の加筆コンクール/半金属
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評価版 合計25ポイント。
項目 | コメント | 評価 |
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重要性 | 化学・工学の分野において、主として性質の系統的な理解のため、元素をそれぞれに分類することは広く一般的な手法である。半金属の分類は、特に無機化学で研究が行われる、やや専門的な主題であるといえる。無機化学においては、定見はないといえども基礎的かつ普遍的なテーマとして扱われる。 | 3 |
文章 | 専門的な記事ではあっても、用語や言い回しに分野特有のものは用いられておらず、別項目などでの解説なしには理解が難しい箇所はごく少ない。従って、記事内容の理解にあたって特殊な知識を要することがない。しかしながら、英語版の翻訳であるためか、ところどころにいわゆる翻訳調の文章がみられる。 | 4 |
スタイル | 表記などはスタイルマニュアルに従っている。しかしながら日本語の文で斜体を使うのは、あまり読みやすいとはいえない。またいくつかある表についても、独自の方法で工夫されているとはいえ、他記事との調和やデザインについて、改良の余地があると思われる。方針で規定されているわけではないが、参考文献節に出典として使われている原著論文を列挙してあり、すべて出典節から2回クリックして進むようになっているが、これは一般的なスタイルとは言いがたく、利点もあまりないようである。 | 3 |
方針 | 独自の研究と思しきものはない。出典が非常に多数示されていて検証可能性を高度に満足している。さまざまな主張を紹介しており、中立的な観点の維持に不足がない。その他、ガイドラインに反するとみられる箇所がない。 | 5 |
情報量 | まず概念について解説があり、個別の要素についての解説があって、それぞれ現存する情報について非常に豊富である。さらに歴史や周期表上の位置についての解説、用途についての解説といった付加的な情報もあって、全体として読者の要求を満足するであろうと考えられる。余分な情報もない。 | 5 |
出典 | 主として査読ずみ論文や専門家の著書などによるものであって、信頼性は高い。必要に応じて複数の典拠が挙げられている。ただ、やや過剰になっている箇所もある。 | 5 |