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舩木真由美
[編集]舩木 真由美(ふなき まゆみ、1978年8月6日 - )は、日本の実業家かつ広報専門家。株式会社シプード代表取締役社長。
広報・PRの家庭教師コンサルティングを200社以上に提供してきたほか、広報業務を自動化するPRテックとして、オンライン広報サービス「PRONE(プロネ)」を提供し1,000社超の企業が利用している。欧米で進むPRM(Public Relations Management)提唱の第一人者。
不動産テックのロードスターキャピタル株式会社 社外取締役(プライム市場 [3482])。マーケティングDXの株式会社WACUL(ワカル)社外取締役(グロース市場 [4173])。
来歴
[編集]学生時代
[編集]岩手県立盛岡第三高等学校、立教大学法学部法学科 卒業。
テレビ番組制作「とくダネ!」(2000年〜)
[編集]フジテレビの朝の人気番組「とくダネ!」の特集班として企画モノを担当。
大手PR会社(2003年〜)
[編集]外資系大手食品メーカーや外資系大手製薬会社の消費財PRを主に担当。
楽天広報(2008年〜)
[編集]事業部(楽天市場)内に攻めのPR組織「PR推進部」立ち上げることに成功。楽天物流や楽天サロン、楽天マートなどの新規事業PRも担当し、楽天賞を複数回受賞。
起業(2014年〜)
[編集]2014年4月にシプード参画し、企業の中の広報人材を育てる業界初の「広報・PRの家庭教師サービス」を立ち上げる。フィンテック(Fintech)やエドテック(EdTech)などテック系スタートアップから銀行や製薬会社まで、約10年で200社以上の広報・PR担当者を育成。ニュースになるネタの探し方から記者との関係作り、IPO(上場)前後のPR支援まで幅広く指導。
2015年にシプード取締役に就任。
2016年にシプード代表取締役に就任。
その後も企業として【オンライン広報サービス「PRONE(プロネ)」】の開発や、業界初の広報・PR特化型フランチャイズ制度開始など新たな新規事業を企画・実行している。
2021年3月、広報専門家として不動産テックのロードスターキャピタル株式会社 社外取締役に就任【プライム市場】。
2022年5月、広報専門家として株式会社WACUL(ワカル)社外取締役に就任【グロース市場】。
2023年10月、厚生労働省のメンタルヘルス啓発のための専門委員に広報専門家として就任。
2024年2月、厚生労働省の「医師の働き方改革」広報アドバイザーに就任。
人物
[編集]1978年生まれ、岩手県盛岡市出身。幼少期は釜石で過ごす。既婚者。2人の娘がいる。
地元メディアで働いていた親の影響で、幼い頃より、テレビやラジオ番組の仕事に接する機会が多く、物心ついた頃には、マスコミ関係の仕事に就くことを目指す。
人気テレビ番組の制作現場(フジテレビ「とくダネ」)を経て、国内No.1の大手PR会社でPRキャリアを積んだ後、楽天グループの楽天市場でPR組織の立ち上げから広報担当までを担い、楽天の急成長を支える。
その後、独立してシプードに参画。起業した理由は大きく3つあるとインタビューに答えている[1]。
1つ目は、自分の理想を形にするため。私はPR会社時代、クライアント企業の広報・PRを代行していましたが、愛を持ってその企業に関するメッセージを発信するには企業の中に広報担当者がいるべきだと常々感じていました。楽天での成功体験でその思いがいっそう強くなり、いつしか、「企業の中に広報ができる人材がいないなら、自分が育てたい」と考えるようになった。そこから「広報の家庭教師」という新しいビジネスモデルが生まれました。
2つ目は、2人目の出産です。1人目の時は小さなPR会社に勤務していて、産休・育休を取られると困るから辞めてほしいと言われ、専業主婦になり、1年半を過ごしました。2人目は楽天時代で、産休・育休や時短勤務の制度が整っていたので、前回に比べると天国のような環境でしたが、その快適さが私には逆にストレスに。このままだと何も挑戦しない人になってしまうのではないかと危機感を抱くようになったのです。
3つ目は、子育てと仕事を両立させるため。2人の子供を育てながら働き続けるには、融通が利くように夫婦で起業し、仕事も家庭も協力し合った方がうまくいくのではないかと思いました。
シプード参画後は、PR代行業が主流のなか、企業の中の広報人材を育てる業界初の「広報・PRの家庭教師サービス」を立ち上げる。クライアント企業内の広報未経験人材を育成し、企業内に自走する広報組織の立ち上げや、企業の上場(IPO)サポートを手がけている。10年でスタートアップ企業中心に約200社の広報・PR担当者を育成。
小所帯のベンチャー企業は、当初は広報担当者がおらず、メディアに情報を伝えるプレスリリース(発表資料)作成や情報提供自体をPR会社に外注することが多い。自身も、かつてPR会社で働いていた。 しかし、そこでたどり着いたのが「広報は、伝言ゲームのようになるよりも、企業理解や商品愛がある社内の人間がやった方がいい」という「自走」の思想だ。そのため、いつまでも黒衣として広報活動自体を手伝うのではなく、約1年で独り立ちできるように「広報の仕方」を伝えている。[2]
マスコミと広報、両方の視点を兼ね備えた授業が人気。合言葉は「企業の広報育成、泥臭く」。また、テレビ番組の制作時代に鍛えた企画力と働く母親としての消費者目線を生かし、最新トレンドや社会問題などの社会性を盛り込んだマスメディア視点の企画提案力が強み。
近年は最新テクノロジーを活用し「広報・PR業務を自動化」を推進している。オンライン上で使える業界初の広報サービスや新機能を提供することで、大手企業のみならず、地方の中小企業が広報・PRを活用して事業を成長させられる環境を整えている。
さらに海外で広がるメディアとの関係構築ツール「PRM(Public Relations Management)」を国内で初めて開発し提供するなど、「経営機能としての広報・PR」を経営陣に啓発することに尽力し、積極的に講演を行っている。
広報・PRは言葉を扱う仕事ゆえに言葉を大切にしている。特に言霊を信じていて、これまでも願いは言葉にして書き起こしたり発信することを徹底。上場企業の社外取締役不足の新聞記事をみて「私、やります」とFacebookで発信した結果、実際に声がかかり社外取締役に就任した経緯もある。[3]
幼少期から一度決めたことはやりきるまで継続する有言実行タイプ。
プライベートではコロナ下で始めたギターが趣味。人生の最大テーマは「教育」。
講演実績
[編集]三菱UFJキャピタル株式会社/東急住宅リース株式会社/株式会社NTTドコモ・ベンチャーズ/株式会社マネーフォワード「BizForward2020」/株式会社ネットプロテクションズ/株式会社博展/岩手県滝沢市/岩手県立盛岡第三高等学校/いわぎん事業創造キャピタル株式会社/岩手県-岩手で働こう推進協議会/鳥取県倉吉商工会議所/一般財団法人 中部生産性本部/自民党国会議員向け勉強会/東京都創業支援/大田区創業支援/品川区創業支援-五反田バレーアクセラレーションプログラム/UTEC-株式会社東京大学エッジキャピタルパートナーズ/厚生労働省 広報職員向けセミナー/株式会社AGORA /オープンイノベーションフィールド多摩(OiF国分寺)など
メディア出演
[編集]テレビ番組
[編集]- BSフジ LIVE プライムニュース(2022年2月24日、BSフジ)-コメンテーター
河野太郎×広報専門家【自民党PR戦略を分析】と題した企画にて対談
ネット番組
[編集]- 広報アフタースクール(YouTube、2022年9月〜)
新聞・WEB・雑誌など
[編集]- NewsPicks+d(2023年8月9日、NewsPicks・NTTドコモ)
「やさしい経済」コーナーの「人手はないけど広報に力を入れたい!」なら読む本3冊企画にてコラム掲載
- 日経ヴェリタス(2022年8月20日、日本経済新聞社)
特集「改革担い手、重み増す社外取締役」で、社外取締役のリアルについてインタビュー掲載
- ビジネスメディア「PIVOT」(2022年5月9日、PIVOT社)
「女性社外取締役のリアル」にてインタビュー掲載
→記事1:船木真由美さん(前編)広報経験を活かし、SNSで社外取締役に立候補
→記事2:船木真由美さん(後編) 広報視点で地域経済や政治も活性化したい
- 朝日新聞「GLOBE+」(2022年4月6日、朝日新聞社)
IT業界の賃上げ実態に関するコメント掲載
→記事:春闘はもう時代遅れなのか 平均賃金が上がらない日本、改革のヒントをドイツに見た
- 日本経済新聞(2021年5月21日、日本経済新聞社)
社外取締役の就任経緯についてインタビュー掲載
→記事1:「役員やります!」女性動く 統治指針改定で登用進むか
→記事2:企業統治指針改定で女性役員促す 「私、やります」候補立つ
- 朝日新聞(2020年9月13日、朝日新聞社)
「凄腕しごとにん」コーナーにて、広報の家庭教師という職業についてインタビュー掲載
→記事1:記者会見は後ろで見守る 企業広報を育てる「家庭教師」
→記事2:舩木真由美さん 広報担当者を育てた企業、約120社
- 雑誌「AERA」(2019年3月12日、朝日新聞出版社)
国際女性デーに関連して女性活躍についてのインタビュー掲載
→記事:「はっきり意見は『生意気』」 7割が痛感する“女性の呪縛” とは
- 雑誌「日経ビジネスアソシエ」/Web「日経ビジネスオンライン」(2018年6月19日、日経BP社)
夫婦起業に関する実体験についてインタビュー掲載
→記事:スタートアップを影で支える「広報の家庭教師」、楽天を経て4年前に「夫婦起業」、教え子は延べ100人に!
- 毎日新聞(2017年5月25日、毎日新聞社)
CM炎上ニュースに対し広報専門家としてコメントが掲載
→記事:<アクセス>炎上「ワンオペ育児」 リアルなCM、賛否両論 勇気づけられた/古傷えぐられた
- 日経産業新聞(2017年2月1日、日本経済新聞社)
ベンチャー業界の裏側の人を取り上げる「仕掛け人」コーナーにてインタビュー掲載
→記事:シプード代表取締役 船木真由美氏――企業の広報育成、泥臭く(仕掛け人)
- 日経MJ(2016年4月24日、日本経済新聞社)
日経MJ一面にて人材不足特集が組まれ「敏腕広報欲しい!ベンチャー熱き争奪戦、育成のプロ現る」というタイトルで広報専門家としてインタビュー掲載
外部リンク
[編集]- 舩木真由美(@funakin)-X(Twitter)
- 広報アフタースクール -YouTube
- 株式会社シプード(Shipood)- HP
- オンライン広報サービス「PRONE(プロネ)」
- 舩木真由美 (mayumi.funaki) - Facebook
- ^ 日経ビジネス電子版 (2018年6月19日). “スタートアップを影で支える「広報の家庭教師」”. 日経ビジネス電子版. 2024年5月28日閲覧。
- ^ “記者会見は後ろで見守る 企業広報を育てる「家庭教師」:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル (2020年9月8日). 2024年5月28日閲覧。
- ^ “企業統治指針改定で女性役員促す 「私、やります」候補立つ”. 日本経済新聞 (2021年5月23日). 2024年5月28日閲覧。