利用者:Daraku K./sandbox39
沖田 臥竜 (おきた がりょう) | |
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誕生 |
1976年(47 - 48歳) 兵庫県尼崎市 |
職業 | |
活動期間 | 2016年 - |
ジャンル | ハードボイルド、ノンフィクション |
代表作 | |
デビュー作 | 『生野が生んだスーパースター 文政』 |
活動期間 | 2016年 - |
配偶者 | あり |
影響を受けたもの
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公式サイト | 沖田 臥竜 (@pinlkiai) - X(旧Twitter) |
沖田 臥竜(おきた がりょう、1976年 - )は、日本の作家、ジャーナリスト。元山口組二次団体幹部。兵庫県尼崎市出身。
経歴
[編集]中学卒業後地元の暴走族に入ると、先輩の繋がりから暴力団事務所に出入りするようになり、やがて組員となるが、21歳の時に傷害致死および死体遺棄により刑務所に8年間服役した。 服役中より小説をミステリーやハードボイルド系を中心に乱読するようになり、その中の一冊である浅田次郎の『鉄道員』を切っ掛けに小説家を目指すようになるが、出所から半年で再び逮捕され、更に4年間服役する。
出所後は若頭代行としてシノギである飲食店を経営するが、暴力団対策法の影響により公私共に厳しい状況に追い込まれたことから、2014年に組長が引退したのを機に自らも暴力団から足を洗った。
その後コピー機の運搬などの仕事をしながら小説家デビューを目指し、アウトロー系ウェブサイトでの連載を経て2016年に『生野が生んだスーパースター 文政』で小説家デビューを果たした。2017年の山口組再分裂の際にはライターとして週刊誌や新聞、ネットニュースなどに寄稿した。
2021年、『ムショぼけ』がABCテレビにてテレビドラマ化され、2023年には『インフォーマ』がカンテレにてテレビドラマ化されると共に、Netflixにて全世界に配信された。2024年にはインフォーマの続編『インフォーマ2 -ヒット・アンド・アウェイ-』がABEMAにてウェブドラマ化された。
人物
[編集]通算12年にわたる服役期間のうち9年は独居房での生活であった。服役前はほとんど本は読んでいなかったが、暇で何もすることがないことから小説を読むようになり、気に入った作品は差し入れのノートに書き写していたという。刑務所から出所した元暴力団員の社会復帰を描いた『ムショぼけ』の構想は服役中の25歳の時からあったという。
2021年に映画『ヤクザと家族 The Family』に所作指導として参加したのを機に同作監督の藤井道人と意気投合し、『ムショぼけ』『インフォーマ』の映像化にあたっては藤井がプロデュースを行っている。
作品
[編集]単著
[編集]- 『生野が生んだスーパースター 文政 〜現在、男道にて修行中〜』(2016年、サイゾー)
- 『2年目の再分裂 「任俠団体山口組」の野望』(2017年、サイゾー)
- 『尼崎の一番星たち』(2017年、サイゾー)
- 『死に体』(2018年、れんが書房新社)
- 『迷宮 三大未解決事件と三つの怪事件』(2020年、サイゾー)
- 『忘れな草』(2020年、サイゾー)
- 『ムショぼけ』(2021年、小学館) - 2021年テレビドラマ化
- 『ムショぼけ2 〜陣内宗介 まだボケてます〜』(2022年、サイゾー)
- 『インフォーマ』(2022年、サイゾー) - 2023年テレビドラマ化
- 『インフォーマ2 -ヒット・アンド・アウェイ-』(2023年、サイゾー) - 2024年『インフォーマ 闇を生きる獣たち』のタイトルでウェブドラマ化
- 『ブラザーズ』(2024年、角川春樹事務所)
共著
[編集]- 『惡門のすゝめ 「猫組」有名講師陣による禁断のドリル 〜ヤクザ・暴走族の知られざる実態~』(共著 - 猫組長・柴田大輔、2017年、徳間書店)
- 『山口組の「光と影」 〜昭和と平成それぞれの分裂〜』(共著 - 山之内幸夫、2019年、サイゾー)
- 『相剋 山口組分裂 激動の365日』(共著 - 山口組問題特別取材班、2020年、サイゾー)
漫画原作
[編集]- 『ムショぼけ 〜懲役たちのレクイエム〜』(作画 - 信長アキラ、2023年、秋田書店) - 既刊2巻
- 『インフォーマ』(作画 - 鯛噛、構成 - 山本晃司、2023年、小学館) - 既刊2巻
映画
[編集]- ヤクザと家族 The Family(2021年、藤井道人監督) - 所作指導
脚注
[編集]外部リンク
[編集]- 沖田 臥竜 (@pinlkiai) - X(旧Twitter)