私は数学科の出身ですが、現在は「函数、抛物線、共軛は普通に使われ」ていません。大学の卒業は20年以上前ですが、それでも「函数」はまだしも、「抛物線」「共軛」は一度も見たことがありません(今回初めて見ました)。
確かに、もともとの本来の表記は「函数」です。これは、必要な値を「箱(函)」に入れると、1つの値が出て来る、というイメージから来ています(ブラックボックス、つまりは自動販売機のようなもの)。後に、同じ発音で「数値間の関係」という意味合いで「関数」という表記になったものと考えられます(数式表現すれば、ホワイトボックス的ですね)。
現在、多くの国語辞典でも正表記は「関数」ですし、中学や高校の数学の教科書も当然「関数」表記です。Wikipediaでは、一般に広く受け入れられている表現を使用すべきですので、特別な理由がない限り「関数」(他、「放物線」「共役」)を使うべきでしょう。
いま、大阪を「大坂」とは表記しませんね。それと同じことです。「函数」「抛物線」「共軛」は、今やほとんど使われない古い表記と考えるべきです。--220.145.18.116 2007年7月20日 (金) 14:52 (UTC)