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利用者:Kkdmy/sandbox/2


仕事観、至上の価値を求めて[編集]

演じること[編集]

「演じること」が好きでこだわっており、「演じていて本当に高揚する時間帯、瞬間がある。泣くシーンや怒り狂うシーン、そういう人間の沸点みたいなところを演じていて、バチっと決まると気持ちいい。胃が痛くなったり、体がどっと疲れたりも多々あるけど、やっぱり役者はやめられない」「芝居や表現することは自己実現なので仕事がなくなると具合が悪くなると思う(笑)」 と言う。また、個人としての辛さや苦しい経験については、「俳優の仕事として昇華していくしかない」「しっかり向き合って表現していくことしかできない」【日本製P394より】と語っている。

俳優って、“人が優れる”とも書くというところから、優れた人がなるように言われることが多いように思います。でも、僕は本当にそうなのかなと思っていて。これは僕の勝手な持論ですが、人の非なる部分をちゃんと知り得ているから、人として優しかったり、優れていると言えるのかなと思うところがあって。その両方を持っている人や、しっかり向き合える人が俳優として、人の心を打つ表現を生んでいけるのではないかと思うんです。

以前、広島に足を運んだ際に(被爆者の)話を伺って印象深かったのは、人間は想像力を欠如した時にむごいことをする、ということ。 戦争を進めていくうちに人間の想像力が欠如する。僕たちの仕事は、想像力を皆様に届けること -「太陽の子」記者会見2020.7.8

[もちろん絶望的な状況に思えても「その先には光がある」と希望を伝えることだって出来たりする。(岸谷)五郎さんが「(演劇は)啓蒙(けいもう)、啓発なんだ」とよくおっしゃるけど、映画やドラマも実はそういうものでもあるんだよなって。](本書396頁)

より高みを目指す[編集]

・挑戦に次ぐ挑戦、と表現しており、●●監督が「また仕事をしたいと思っていたが、きっと君は次のステージに言っていただろう」と言うように、同じ場所にとどまることを避けて、次へ、より高次を求めた。キンキーブーツのローラは自身が焦がれてオーディションで勝ち取った役であり、その舞台を実際に演じられること、お客様から拍手をいただけることは本当に幸せなことと言うほど、思い入れのある作品だが、それでも「・・・」と述べている。

特に2019年の仕事の幅は凄まじく、「走りますよー、ついてきてください」、と言っている。

また、「たとえみんながいいと言ってくれても、納得しない」と語る通り、自身が納得するレベルまで徹底的に突き詰める。


若い頃は「30歳までに〜」を一つの区切りとして考えていたが「30以降、どう戦っていけるかのほうが大切だと思うようになった」という。

僕は自信がない人間でさ。いや、自信はある部分にはあるんだけど、ない部分は本当になくて。だけど人としても、板に立つ俳優としても、類を見ない人間になりたくてさ。日本にも凄い人はたくさんいるけど、でも、もっともっと目指す上があるから、海外に行きたいと思う。 -プラスアクト5月号2017.4.12

「今は素晴らしいフィールドを用意していただいているので、そこで自分が納得する表現をして、誰かに喜んでもらうことを目指して日々を過ごしている。でも、いつかは想像を超えたい。みんなの想像だけじゃなく、自分の想像も」。「目指す自分を頂上だとすると、頂上は今まだ雲の上、今はまだまだ2合目くらい。自分との向き合い方がわかった今、あとはもう『やればいいだけ』」。「趣味が未来の自分構築みたいな感じ。そのために何をするか。それがどうしても一番優先になる。」


(どうあることが今一番心地いいですか?の問いに)「自由でいたい。本当に自由人なんです」と語っている。


  • 最終的には通常の人間が到達できない領域を目指していこう、という意識の過剰さすら感じられる。
  • 個人としてのつらさや苦しさを克服し、上位の意識のステージにあがっていこうと克己する。自分を超えた至上の価値、ここでは岸谷五郎さんの言葉を借りて、「啓蒙」「啓発」として表現されてますが、その担い手になることを目標をおいて、そこに向かって理詰めで目指していこうという姿勢。
  • その過程で自身の肉体をより高い次元で構築していくための研鑽を怠らない。ここまでいくと三島由紀夫的な印象すら受ける。
  • 彼が至上の価値を目指していく途上で自己実現につながる重要なきっかけを与えたのがこの『日本製』の全国取材だったんだろう

チャリティ活動について[編集]

・・・

ち達側からすると日本武道館に集まっている皆さんが支えてくれているという実感がものすごくあり感謝している」と言い、(三浦のような)発信力のある者がただ報告をするだけではなく、実際に現地に出向き状況を把握、肌で感じたことを持ち帰り、生の声や温度感を伝えることは、実際に見聞しているからこその言葉の力があり、支援した者への支援の実感を与える効果がある」と述べた。三浦の訃報を知ったラオ・フレンズ小児病院からは“涙の感謝状”が届けられ、「フレンズ・ウィズアウト・ア・ボーダーJAPAN」のHP上で、《春馬さんへ》から始まる追悼文として掲載された

思考・哲学[編集]

よりよく生きる

明るみになる事が清いのか、明るみにならない事が清いのか…どの業界、職種でも、叩くだけ叩き、本人達の気力を奪っていく。皆んなが間違いを犯さない訳じゃないと思う。 国力を高めるために、少しだけ戒める為に憤りだけじゃなく、立ち直る言葉を国民全員で紡ぎ出せないのか… — 三浦春馬、Twitter(2020年1月29日)


愛読書として以下を挙げている。

  • 3週間続ければ一生が変わる : あなたを変える101の英知』(原題:Who will cry when you die?ロビン・シャーマ(英語版)著,北澤和彦 訳(海竜社)ISBN 978-4759310962 :「自信の形成を助けてくれる・自分を高めてくれる」「特にウッドロー・ウィルソン元大統領の言葉に感銘を受けた」
  • 旅をする木星野道夫 著(文春文庫)ISBN 4-16-751502-4 :「(アラスカの)写真はもちろん言葉もとても美しく、自分の調子が悪かった時、彼の使う言葉に癒され元気づけられた。いつか必ず自分もアラスカに行きたい。自然と共存して生きていく中で生まれるインスピレーションを自分も体感したい」
  • メソード演技』エドワード・D イースティ著,米村晰 訳(劇書房)ISBN 4-87574-501-X :「”役をいかに表現するか”を考える作業は好き。これまで演技論を勉強する機会がなかった自分にとって、非常にためになった一冊」
  • 論語と算盤渋沢栄一著(角川ソフィア文庫)ISBN 4044090017:『天外者』の五代友厚役を演じるに際し、五代が学んだであろう『論語』と併せて読んだという。「役作りにおけるヒントが色々と散りばめられすごく参考になった。何かものを考える時は『論語と算盤』の「論語的考え方」を持ち合わせられたらいいなと思えるようになり、とても影響を受けた。素晴らしい本。「なんか調子悪いな」っていう時に読んでもいいんだろうなと思う」

趣味・嗜好[編集]

  • 料理が得意で、余った食材を翌日に活かす「リメイク料理」なども紹介され話題になった。朝食は自分で作って用意するようにしていると言い、”1日3回の食事は将来の自分への投資”との考え方のもと、品数の多さと食べる順番にこだわっている。「今僕は仕事がとても楽しくて、絶対に体調を崩したりしたくない(笑)」と、この食べ方にして日々エネルギッシュに過ごせていると語った。
  • 特技はサーフィンサッカー。小学校で2年間、中学校で2年間、サッカー部に所属。サーフィンは「15歳のときにサーフィンにまつわる映画(『キャッチ ア ウェーブ』)に出演したのがきっかけでずっと続けている」。
  • ギターは中学2年から始め、弾き語りができる。

家族・親族[編集]