利用者:Mjolnir/sandbox

中華人民共和国
中华人民共和国
People's Republic of China
中華人民共和国の国旗 中華人民共和国の国章
国旗国章
国の標語: なし
国歌: 義勇軍進行曲
中華人民共和国の位置
公用語 中国語普通話
首都 北京
最大の都市 上海
政府
国家主席 胡錦濤
国務院総理 温家宝
全人代常務委員長呉邦国
全国政協主席賈慶林
面積
総計 9,596,960km23位
水面積率 2.8%
人口
総計(2012年 1,353,821,000人(1位
人口密度 140人/km2
GDPPPP
合計(2012年12兆3820億ドル(2位
1人あたり 9,146ドル
建国
人民共和国成立1949年10月1日
通貨 CNY
時間帯 UTC +8(DST: なし)
中国人民解放軍
国防予算 約6,011億元(2011年公表予算)(約7兆8,143億円:1元=13円換算)(GDP比4.3%)
総兵力 陸軍 海軍
約228.5万人 約160万人 約22.5万人
空軍 第二砲兵 武装警察
不明 約10万人 約66万人
経済xxxx年
労働力 不明(人口の?%)
経済成長率 失業率 物価上昇率 貧困率
9.2% 4.1% 5.4% 13.4%
輸出貿易額 輸入貿易額
1兆8,986億ドル 1兆7,435億ドル
主要輸出国 主要輸入国
EU,米国,香港,ASEAN,日本 EU,日本,ASEAN,韓国,台湾
国民xxxx年
宗教 仏教・イスラム教・キリスト教など
~14才 15~64才 65才~
17.4% 73.5% 9.1%
中央年齢 平均寿命 人口増加率
74.84才 35.9才 0.481%

註1: 香港、マカオを含まない。
註2: 中華人民共和国と、面積順位第3位とされるアメリカ合衆国の面積は非常に近く、それぞれの国土の定義によっては、順位が入れ替わることがある。


中華人民共和国(ちゅうかじんみんきょうわこく、中国語: 中华人民共和国)、通称中国(ちゅうごく)は、1949年中国共産党によって建国された社会主義国家東アジアユーラシア大陸東部に位置する。首都北京市

略史
年月 略史
1911年 辛亥革命がおこる
1912年 中華民国成立,清朝崩壊
1921年 中国共産党創立
1949年10月1日 中華人民共和国成立

政治[編集]

中国共産党党旗

事実上中国共産党による一党独裁体制である。その他に8つの衛星政党(「民主諸党派」)が存在する(ヘゲモニー政党制)。

また、中華人民共和国の政治において特筆すべきことは、中華人民共和国政府が中華民国政府と同時に自らを「『中国』の正統な政府」であるとしている点であることと、中華人民共和国中央人民政府が国際連合により侵略者という認定を受けていることである[1]

1997年にイギリスから返還された香港、1999年にポルトガルから返還されたマカオは、一国二制度(一国両制)の下、特別行政区として高度な自治権を有する。

軍事[編集]

中華人民共和国の憲法によれば、形式的には、国家中央軍事委員会は中国人民解放軍(現役部隊、予備役部隊)、中国人民武装警察部隊中国民兵など全国の武力を指導するとある。しかし現実は、中国共産党の党中央軍事委員会がほぼ国家中央軍事委員会のメンバーを兼ねており、実質的には共産党が軍・警察を支配している。近代化のために近年は兵力削減傾向にあり、総兵力は約150万人となった。

陸軍[編集]

近代化のため兵力削減傾向にあり、最新鋭戦車の生産数よりも旧式の59式戦車などの退役数が上回っているため、MBT保有数は段階的に縮小している。兵役は志願兵制をしいている。法律では不足に応じて、選抜徴兵制を実施することになっているが、不足した事は今までにない。

全体として近代化を進めつつある。陸軍は地域別の軍区に区分されるが、軍近代化により多くの軍区が削減され、現在は七大軍区制となっている。軍区司令官は所属の空軍及び海軍に指揮権を有する。

海軍[編集]

1949年4月23日創立。兵力約26万人、うち海軍航空部隊約35,000人、沿岸警備隊約25,000人、海兵隊約1万人を有する。駆逐艦29隻、フリゲート45隻、弾道ミサイル搭載原子力潜水艦3隻(夏級を1隻と晋級を2隻)、攻撃型原子力潜水艦漢級を3隻(稼働するのは2隻のみ)、商型原子力潜水艦を2隻、通常動力型潜水艦61隻(うち30隻以上は旧式化したロメオ級明型宋型)を保有する。また、海軍航空隊は、7個海航師(海軍航空師団)、7個独立飛行団から成り、各種軍用機620機を保有する。沿岸防衛部隊として、35個岸防導弾砲兵団(海岸防衛ミサイル砲兵団。65,300人)が存在する。

中国人民解放軍海軍は、その艦艇部隊に航空援護を提供するため、ある程度の規模の戦闘用航空機部隊を有している。艦艇部隊の外洋志向に呼応して、航空部隊はその覆域を広げる努力を続けており、空中給油による航続距離の延伸のほか、国産空母の導入も模索していると伝えられている。空母の技術を研究するため、中国はオーストラリアウクライナ、ロシアの中古ないし建造途中の航空母艦を計3隻購入した。このうち、75%まで完成した状態でウクライナより購入したヴァリャーグを、大連において建造を再開した。完成を疑問視されることもあったが2009年の5月には機関部の修復が完了し、ドックに移された事が確認された[2]。2012年には遼寧として就役させている。

空軍[編集]

1949年11月12日創立。総兵力38万人(空挺部隊を含む)。作戦機約1950機。このうち、数における主力は、中国がMiG-21を国産化したJ-7、およびこれをベースに開発した拡大改良版のJ-8II、またSu-27、さらに旧式のQ-5などである。以前数千機という多数を保有していたMiG-19の国産型機J-6は既に退役している。

近代化のペースは非常に早く、米国国防省のQDRでは、すでに中台海峡は中国圧倒的有利、さらに周辺先進国への重大な脅威となりつつあるという判定を下している。実際、人民解放軍空軍の実質的な空軍力は、日本、韓国、在日在韓米軍をあわせたものに匹敵し、インドを含むアジアの空軍で最強であり、その急激な近代化がアジアの軍拡を誘発しているとされる。[3][4]

空輸戦力としては、旧ソ連のAn-12を国産化したY-8を主力とする。また、大型の戦略輸送機として、1990年代前半よりIL-76MDを調達しているほか、これをベースとした空中給油機であるIl-78の購入も予定されている。また、ロシアのIl-76をもとに開発し、イスラエル製の早期警戒装置を搭載した空警2000の導入により、空中早期警戒能力の獲得を図っている。

戦略ミサイル部隊[編集]

1966年7月1日に極秘裏に成立され、1984年10月1日の建国35周年記念軍事パレードにおいて初めて公開された。中国は当時の国際国内情勢を考慮し、戦略ミサイル部隊とは呼ばず、第二砲兵周恩来総理が命名した。

その他の軍事組織[編集]

人民武装警察部隊[編集]

準軍事組織

名目的には公安部(警察担当省庁)に所属し、非武装の公安警察とともに警察活動を行うほか、重要施設の警備や辺境警備にも従事する。しかし解放軍部隊を国内治安維持に転用したものであり、各軍区ごとに編成されており、戦時には人民解放軍の指揮下に入る。1982年の創設時の兵力は40万人だったが、人民解放軍の近代化による兵力削減にともない人民武装警察に転用される部隊が増え、現在の兵力は66万人と発表されている。北京の武警総隊が主管している。

参照[編集]

  1. ^ NR074445.pdf(United Nation) (PDF)
  2. ^ 朝日新聞「中国の訓練用空母、主要部分が完成 旧ソ連艦を改修」(2009年5月1日/峯村健司)
  3. ^ http://www.nids.go.jp/publication/commentary/pdf/commentary016.pdf
  4. ^ http://www.nids.go.jp/publication/commentary/pdf/commentary017.pdf