利用者:Omotecho/sandbox/マグダラの聖マリア教会 (サンドリンガム)
マグダラの聖マリア教会 St Mary Magdalene Church | |
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所在地 | PE35 6EH ノーフォーク州サンドリンガム村、サンドリンガム邸 |
国 | イギリス |
教派 | イギリス国教会 |
教会精神 |
聖公会 Traditional Anglican |
ウェブサイト | 教区公式サイト |
歴史 | |
守護聖人 | マグダラのマリア |
建築物 | |
現況 | Active |
用途 |
教区教会 Parish church |
文化財指定 |
2級 Grade II* |
管轄 | |
教区 | サンドリンガム村、ウェスト・ニュートン、アップルトン |
大司祭区 | Heacham and Rising |
大執事区 |
リン副主教管区 Archdeaconry of Lynn |
主教区 |
ノリッジ教区 Diocese of Norwich |
聖職者 | |
教区牧師 |
ジョナサン・リヴィアー律修司祭 The Revd Canon Jonathan Riviere |
マグダラの聖マリア教会(マグダラのせいマリアきょうかい 英: St Mary Magdalene Church, Sandringham)は、イングランドのノーフォーク州サンドリンガムにある聖公会のキリスト教会。サンドリンガム・ハウスの南西に接する。イギリス王室の王族はサンドリンガム村で過ごすあいだ、この教会の礼拝に参加する習わしで、通常はクリスマス礼拝をふくむ[1]。現在はジョナトン・リヴ ィアー律修司祭が教区司祭(Rector)を務める。
歴史
[編集]指定建造物グレードII*[2]の教会はマグダラの聖マリア[3]に捧げられ、「小高い土地に高貴にたたずむ」イギリス風ゴシック様式(English Gothic architecture)の小規模な建造物である[4][5]。16世紀に建てられた現在の建物はいくたびか修復され、サミュエル・サンダーズ・チューロン(1855年)、アーサー・ブロムフィールド(1890年)が手がけた。また建築学上はカーストーンの好例と見なされる[6][7]。隣接するサンドリンガム・ハウスの本館から「ゆかしきヨーロッパアカマツの並木道」をたどり庭園をぬけると、公園にたたずむ教会にいたる。
教会の装飾の大部分と東窓のステンドグラスはチャールズ・イーマー・ケンペ の製作で、発注者のエドワード7世はこれとは別に、1903年に長男アルバート王太子(クラレンス公爵)の住まうバッキンガム宮殿にもステンドグラスの窓を作らせている[8][9]。
銀の祭壇とレレドスはアレクサンドラ女妃への捧げものとしてアメリカ人百貨店主ロドマン・ワナメーカー から贈られ、エドワード7世へのオマージュがこめてある。ワナメーカーの贈り物にはほかに、銀製の説教壇と銀の行列用十字架(17世紀スペイン製)がある。注目すべきは大理石製の聖水盤で、9世紀にさかのぼるギリシャ製と、フィレンツェから取り寄せたものがある[6][10]。
墓地
[編集]教会内や附属墓地には王室関係者の記念碑や墓がある。ジョン王子(1905年7月12日-1919年1月18日)はここに埋葬され、1952年2月に没したジョージ6世の遺骸は国葬によりウェストミンスター宮殿にまつられるまでの2日間、この教会に安置された[11]。
洗礼
[編集]この教会で洗礼式を行った王族は多く、主な人物と受洗日を次にあげる[12][13]。
- ジョージ6世:1896年2月10日
- メアリー王女 (ヘアウッド伯爵夫人)(en):1897年6月7日
- オーラヴ5世 (ノルウェー王):1903年8月11日
- ジョン王子:1905年8月3日
- ダイアナ (プリンセス・オブ・ウェールズ):1961年8月30日[14]
- ユージェニー王女 (ヨーク公爵家):1990年12月23日
- シャーロット王女 (ケンブリッジ公爵家):2015年7月5日[要出典]
脚注
[編集]- ^ “Duke of Edinburgh misses royals' Christmas Day service” (英語). BBC (25 December 2011). 26 December 2011閲覧。
- ^ Historic England. "Church of St Mary Magdelene (1077615)". National Heritage List for England (英語). 2015年1月10日閲覧。
- ^ Blomefield, Francis; Parkin, Charles (1775) (英語). An Essay Towards a Topographical History of the County of Norfolk: History of Norwich. Printed for W. Miller. p. 684 26 December 2011閲覧。
- ^ JSTOR (1905) (英語). The Musical times. Novello 26 December 2011閲覧。
- ^ Jones, C. Rachel (1888) (英語). Sandringham, past and present. Jarrold & Sons 26 December 2011閲覧。
- ^ a b “Church of St. Mary Magdalene” (英語). Sandringham Estate.co.uk. 26 December 2011閲覧。 引用エラー: 無効な
<ref>
タグ; name "Sandringham"が異なる内容で複数回定義されています - ^ Kelly, E.R. (1865) (英語). The Post Office Directory of Norfolk & Suffolk. Post Office directory. p. 365 26 December 2011閲覧。
- ^ Stavridi, Margaret; Kempe Society (1988) (英語), Master of glass: Charles Eamer Kempe 1837-1907 and the work of his firm in stained glass and church decoration, John Taylor Book Ventures for the Kempe Society 7 March 2019閲覧, "The chancel of St Mary Magdelene, Sandringham, decoration and east window by C E Kempe and Co Ltd"
- ^ “Albert Victor, Duke of Clarence (1864-1892) 1903-05 - by C. E Kempe (d. 1907)” (英語). Royal Collection Trust. 7 March 2019閲覧。 “Commissioned by King Edward VII and Queen Alexandra, c.1903. It was originally from the Ministers' Staircase at Buckingham Palace and thought to have been moved after air raids in the 1940s.(エドワード7世とアレクサンドラ王妃より1903年前後に拝命。本来はバッキンガム宮殿のMinisters' Staircase に施工され、おそらく1940年代のロンドン空襲開始後に疎開させたものと見られる。)”
- ^ James, N P (1 November 2011) (英語). Norfolk: A County Guide. Cv Publications. p. 25. ISBN 978-1-908419-01-9 26 December 2011閲覧。
- ^ (英語) LIFE. Time Inc. (18 February 1952). p. 38. ISSN 0024-3019 26 December 2011閲覧。
- ^ “Royal Baptism: Prince George of Cambridge” (英語) (27 September 2013). 6 June 2015閲覧。
- ^ “Princess Charlotte to be christened at Sandringham” (英語) (5 June 2015). 6 June 2015閲覧。
- ^ Morton, p. 100
外部リンク
[編集]北緯52度49分42秒 東経0度30分32秒 / 北緯52.828204度 東経0.508924度座標: 北緯52度49分42秒 東経0度30分32秒 / 北緯52.828204度 東経0.508924度 [[Category:ウィキデータにある座標]] [[Category:イギリスの建築物]] [[Category:16世紀の建築物]] [[Category:聖公会の教会]] [[Category:保存と修復]]