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レイクサクセス （ニューヨーク州） | |
|---|---|
| Incorporated Village of Lake Success | |
 (左) ニューヨーク州全図とロングアイランド島。(右) ナッソー郡内のレイクサクセスの位置 | |
  Lake Success ニューヨーク州内の位置 | |
| 北緯40度46分13秒 西経73度42分48秒 / 北緯40.77028度 西経73.71333度 | |
| 国 | アメリカ合衆国 |
| 州 | ニューヨーク |
| 郡 | ナッソー |
| 面積 | |
| • 合計 | 1.9 mi2 (5.0 km2) |
| • 陸地 | 1.9 mi2 (4.9 km2) |
| • 水域 | 0.04 mi2 (0.1 km2) |
| 標高 | 203 ft (62 m) |
| 人口 （2010） | |
| • 合計 | 2,934人 |
| • 推計 （2018）[1] | 3,135人 |
| • 密度 | 1,500人/mi2 (590人/km2) |
| 等時帯 | UTC-5 (アメリカ東部時間 (EST)) |
| • 夏時間 | UTC-4 (EDT) |
| ZIPコード |
11020、11042 |
| 市外局番 | 516 |
| FIPSコード | 36-40937 |
| GNIS 地名 ID | 0954942 |
| ウェブサイト | www.villageoflakesuccess.com |
| [2] | |
レイクサクセス (Lake Success) はアメリカニューヨーク州ナッソー郡の行政の中心で村、グレートネック学区 (en) に属する。国勢調査によると人口は2,934人 (2010年)。
ロングアイランド北西部ノースハムステッド市 (en) にあるレイクサクセスは、1946年から1951年まで一時的に国際連合の本部が置かれ、エレノア・ルーズベルト率いる起草委員会の文案を協議し「世界人権宣言」が採択されている。本部はマーカス通りにあるスペリージャイロスコープ・カンパニーの本社を占有した[3]。その後、日本企業キヤノンの現地法人 Canon USA が入り、2013年後半以降は近隣のサフォーク郡（ニューヨーク州メルビル）に転出。
歴史[編集]
レイクサクセスは同名の氷河地形の湖に由来し、村の伝承によると先住民言語で「Sucut」と呼ばれたという。湖を取り巻く土地は20 世紀初頭に ウィリアム・K・ヴァンダービルト2世が買った私有地で、1926年に開村する[4]。
1939年、連邦政府はマーカス通りとレイクビル通り、ユニオンターンパイクに囲まれた大きな区画を購入すると、スペリージャイロスコープ社の本拠地としてさまざまな海事、軍事、航空宇宙、航空関連製品を製造し第二次世界大戦中の工場従業員数は2万2000人を数える。
戦後は1947年から1952年にかけて、マンハッタンに国連本部ビルを建設中、工場用地の一部に国際連合本部を置いた[5]。34エーカー (14 ha)* の施設は数十年にわたり、さまざまな企業（ UnisysやLoral Corporationを含む）によって防衛産品の製造開発に使用され、1996年に購入したロッキードマーティンが1998年に工場を閉鎖すると、ニューヨーク州環境保護局の監督のもとで環境浄化作業が始まった[6]。
行政区画を見ると村のほぼ全域がグレートネック学区に含まれ、村内の高校はグレートネック・サウスハイスクールである。また近隣でホットアダルトコンテンポラリーラジオ局として人気のWKTUがレイクサクセスに放送免許を登録しており (city of license)、放送局自体は同じ規格 (Clear Channel) の他局同様、マンハッタンを拠点とする。
隣接するリトルネック地区は行政上はニューヨーク市クイーンズ区に属する。
地理[編集]
アメリカ合衆国国勢調査局の統計によると村の総面積4.9km2 (1.9平方マイル) の内訳は、陸地面積がほぼ全域、水域は総面積のおよそ2%に相当する0.10km2 (0.04平方マイル) である。
人口統計[編集]
| 人口推移 | |||
|---|---|---|---|
| 年 | 人口 | %± | |
| 1930 | 295 | — | |
| 1940 | 203 | −31.2% | |
| 1950 | 1,264 | 522.7% | |
| 1960 | 2,954 | 133.7% | |
| 1970 | 3,254 | 10.2% | |
| 1980 | 2,396 | −26.4% | |
| 1990 | 2,484 | 3.7% | |
| 2000 | 2,797 | 12.6% | |
| 2010 | 2,934 | 4.9% | |
| 2018（推計） | 3,135 | [1] | 6.9% |
| アメリカ国勢調査[7] | |||
2000年時点の国勢調査[8]で住民は2,797人、世帯数798、家族数683である。人口密度は1km2当たり574.4人 (1,487.3人/1平方マイル)、住宅ユニット数824に対して1km2当たり住宅密度は平均169.2戸 (438.2戸/1平方マイル) であった。村の人種構成は白人78.94%、アフリカ系4.76%、アジア系15.16%、先住民0.04%、太平洋諸島出身0.25%とその他および複数0.86%、 ヒスパニック系またはラテン系は人口の1.18%を構成する。
798世帯のうち18歳未満の子どもがいる世帯は35.3%、既婚世帯77.9%、未婚女性世帯5.4%、非婚世帯14.4%、単身世帯12.4%で構成され、9.9%は65歳以上の独居世帯である。1世帯の平均人数は全体で2.86人であり、家族世帯では3.11人を数える。
村の人口構成は18歳未満20.1%、18歳以上24歳4.1%、25歳以上44歳15.8%、45歳以上64歳24.3%、65歳以上35.8%と分散している。年齢を見ると中央値は52歳、全年齢層の女性100人に対する男性は80.1人、18歳以上では女性100人に対して男性は73.1人であった。
世帯単位の平均年収は13万4,383ドルであり、家族世帯単位では14万5,562ドルであった。男性の平均年収10万ドル、女性は4万6,923ドル、村の平均個人年収 (en) は5万8,002ドル。家族世帯の約1.4%すなわち住民全体の1.9%を占める人々が貧困線以下の暮らしを送り、内訳に18歳未満層の1.6%、65歳以上層の3.2%を含む。
著名な住民[編集]
- ホワイティ・フォード、 ニューヨーク・ヤンキース投手。
- タリア・シャイア、女優。この村の生まれ。
行政と政党[編集]
民主党が大勢を占め、2008年の大統領選挙で民主党のバラク・オバマは共和党のジョン・マケインを61%対39%で破った。
経済[編集]
住友商事が運営するレイクサクセス共同サービスセンターは村に南接するノース・ヘンプステッド市のマーカス通り1999番地にある[9]。同じ街路沿いの1111番地 DealerTrack Inc. は自動車小売業界にソフトウェアを供給する業界のリーダー。レイクビル通りからハイドパーク通りまで、この街区は「The We're Group」が構想するビジネス地区として同社の持ちビルが並ぶ。
出典[編集]
- ^ a b “Population and Housing Unit Estimates”. 2019年11月24日閲覧。
- ^ “US Gazetteer files: 2010, 2000, and 1990”. United States Census Bureau (2011年2月12日). 2011年4月23日閲覧。
- ^ “About Canon: Corporate Overview: Office Locations”. Canon. 2009年7月17日閲覧。
- ^ “Lake Success: A Reluctant Host to the United Nations”. Newsday. 2006年5月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年12月4日閲覧。
- ^ “Lake Success History” (pdf). iparkhudsonny.com. 2010年1月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年12月4日閲覧。
- ^ Great Neck, New York, Lockheed Martin
- ^ “Census of Population and Housing”. Census.gov. 2015年6月4日閲覧。
- ^ “American FactFinder”. United States Census Bureau. 2008年1月31日閲覧。
- ^ “Office Network”. Sumitomo Corporation. 2009年1月25日閲覧。
- ^ 写真番号NARA - 196772。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
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