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利用者:Omotecho/sandbox/ヴィスタ級 (客船)

{|class="infobox" style="width:25.5em;border-spacing:2px;" |+ビスタクラス|- style="vertical-align:top" !colspan="2" style="height:2em" style="background-color:#C3D6EF;text-align:center;vertical-align:middle;font-size:110%;"|艦級概観 |-style="vertical-align:top"|colspan="2" style="text-align:center;line-height:1.5em;"|
ヌアダム
(2007年3月グランドターク島)

Omotecho/sandbox/ヴィスタ級 (客船)
基本情報
クラス ビスタクラス
運用者
建造所 イタリアフィンカンティエリ社マーゲラ造船所
姉妹船 11
建造期間 2001年–2010年
就航期間 2002年–
計画数 11 (派生型を含む)
建造数 11
経歴
現況 現役
要目
下位クラスはシグナチャークラス
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|-

! colspan="2" style="height:30pt" style="background-color:#C3D6EF;text-align:center;vertical-align:middle;font-size:110%;"|仕様諸元

種別: パナマックス型クルーズ客船長さ:

  • 共通(ヌアダムを除く): 290 m
  • ヌアダム: 285 m幅:

32.23 mデッキ数: 客室デッキ11層原動力: ディーゼル・エレクトリック方式推進: アジポッド速力:

  • 最高24ノット (44 km/h)
  • 巡航速度 22ノット (41 km/h)搭載能力:

設定により異なる。

  • 1848人–1952人 (ツインルーム定員2人)
  • 2272人–2388人 (最大定員)乗組員:

800人–976人 |} ヴィスタ・クラス(Vista class)はパナマックスクルーズ客船のクラス(等級)を指す。イタリア企業フィンカンティエリ社マルゲーラ造船所で建造されたこのクラスの客船は、ホーランド・アメリカラインP&Oクルーズキュナード・ラインおよびコスタ・クルーズが運航する。機関はディーゼル・エレクトリック方式アジポッド推進機構を装備する。個室の85%は海側にあり、67%はベランダ付きである。ヴィスタ(イタリア語: vista)すなわち「景色」というクラス名が示す通り、船の上部構造に広範にガラスを使用する。 カーニバルクルーズラインが2016年に就航したカーニバル・ヴィスタ英語版という船舶はこのクラスよりもはるかに大きく、ヴィスタ・クラスとは別の分類とされる。

経緯[編集]

第1号は当初、パナマックスの設計指針に準じホーランド・アメリカライン向けに設計寸法を決定している。同社の5番船となる発注であったが、2003年にキュナード・ラインへの納品に振り替え、MS「クイーン・ヴィクトリア」号と命名する手はずだった。ところが納品先の親会社カーニバル・コーポレーションの機構改革、さらにキューナード・ラインからRMSクイーン・メアリー2の成功を担った要素を盛り込むよう指定を受け、設計変更の必要が生じた。そこで船体の納入先を再変更し、P&Oクルーズに引き渡してMS「アーケイディア」号と命名される[1]

ヴィスタクラスを拡張した大型船クィーン・ヴィクトリア。サウサンプトンから外洋航海へ向かう途中、カルショットス砂嘴の浮き灯台を通過。

派生した設計[編集]

シグナチャー・クラス[編集]

派生した設計の2番目はホーランド・アメリカラインのシグネチャー・クラスのクルーズ客船ユーロダムである。ヌアダム同等の全長ながら、標準的なヴィスタ・クラスよりもデッキを1層多く設定したことで公共部分と船室を大幅に配置換えし、特に最上階のデッキに工夫を凝らした[2]。2010年にシグナチャー・クラス第2の船体としてMSニュー・アムステルダム英語版が就航する[3]

ハイブリッド・ヴィスタ[編集]

キュナード社は2007年、スピリット・クラスとも呼ばれるこのハイブリッド設計初のクイーン・ヴィクトリアの引き渡しを受けた[4]

「アーカー造船所〔ママ〕が建造したコスタ・アトランチカコスタ・メディテレニア、さらにホーランドアメリカのヴィスタ・クラス客船それぞれから最高の特長を採用する」と発表した。この設計に基づく後継船はコスタ社のコスタ・ルミノーザ[5]、 キュナード社のクイーンエリザベスおよびコスタ・デリツィオーサ英語版が含まれる。

キュナード社所属船には大西洋横断航海英語版に対応する船首の強化ほか、一般的なクルーザー客船よりも高頻度で就航する航路に合わせた諸元が標準化されている。またクイーンズ・ルームと名づけたダンスフロアの上階には、広々とした第2のバルコニーを設けてあり、同社の売り物の1つでもある。

引き渡し日順の一覧[編集]

2011年サウサンプトンを出発するクイーン・エリザベス

上級クラス:ハイブリッド・ヴィスタ・クラス英語版

ハイブリッド・クラスクルーズ船

類似の船[編集]

出典[編集]

  1. ^ Micke Asklander. “M/S Arcadia (2005)” (スウェーデン語). Fakta om Fartyg. 2007年12月17日閲覧。
  2. ^ ms Eurodam(ユーロダム)” (英語). ホーランド・アメリカライン. 2008年4月25日閲覧。
  3. ^ Cruise Ship 6181” (英語). フィンカンティエリ. 2008年4月25日閲覧。
  4. ^ ms Queen Victoria History”. Chris Cunard. 2008年4月25日閲覧。
  5. ^ Luminosa joins Costa fleet”. Cruise Business Review (2009年5月15日). 2009年5月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年5月16日閲覧。

外部リンク[編集]

[[Category:パナマックスのクルーズ客船]] [[Category:クルーズ客船のクラス]]