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利用者:PMmgwwmgmtwp'g/やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。の登場人物

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。の登場人物(やはりおれのせいしゅんラブコメはまちがっているのとうじょうじんぶつ)は、渡航による日本ライトノベルやはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』に登場する人物の一覧。

担当声優はドラマCD版、アニメ版同様のもの。

総武高校

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千葉市立の架空の高等学校

奉仕部

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本校生徒らの自己改革を促し、悩みを解決する手助けを行う言わば相談所的な部活動。平塚静が顧問を務めており、当初の部員は部長である雪ノ下雪乃だけであったが、後に静の紹介及び最初に来た依頼がきっかけで比企谷八幡と由比ヶ浜結衣の二人が入部して部員は3人となった。また、依頼が来る回数はあまり多くなく、普段は自由に過ごしていることが多いが、それでも静に必要だと判断された者が導かれて依頼に来ることがあり、時にはその部活動の話を聞いたり、結衣の紹介で来る者もいる。

比企谷 八幡(ひきがや はちまん)
声 - 江口拓也[1]
本作の主人公[2]。総武高校2年F組に所属している男子生徒。作品全体を通しての語り手でもある。己の経験を集約した「青春とは嘘であり、悪である」と題する作文を書き、静によって懲罰名目で奉仕部に強制的に入部させられる。
幼少時から友達ができず、周囲に存在を軽んじられ、裏切られたりしたなどの経験からトラウマを抱えており、他人からの好意を信じられない性格になり、そんな自分を正当化している[3]女嫌いであり、女子にたいして強い警戒心と猜疑心を抱いている。長年人の醜い部分を見てきたため洞察力に優れ、表面的な現象や世俗的な正義のみにとらわれることがない。現在では友達を作ることを諦めて「ぼっち」であることを誇りにさえしている。
静には「純粋すぎる」と評され、建前と同情による交友関係に否定的で、純粋な友情を尊む。自分自身の他人に対する期待や評価が外れていると例え対象の人物が不誠実で自分が不利益を被っても「自分のイメージの押しつけであり自業自得」と割り切って自己嫌悪するなどの内罰的なところがある。同様に自分を無価値との認識からヒールに徹するなど自己犠牲を厭わない一方、社会的立場の向上に対する執着はない。また、他人の自身に対する感情には疎く、結衣の好意などに気付いておらず、陽乃からは”自意識の怪物”という皮肉を言われ、人の悪性しか信じず周囲の好意を無碍にする姿勢で、正反対の価値観を持つ葉山と衝突することもしばしばある。
読書が好きで、文系科目の成績は優秀。特に国語は学年3位となったり、素養力の高さは雪乃と対等に渡り合えるほどである一方で、理系科目は苦手で数学は学年最下位の9点を取っている。それなりの大学に進学し、優秀な女性と結婚して働かない、専業主夫として養ってもらうことを将来の夢としている。
雪ノ下 雪乃(ゆきのした ゆきの)
声 - 早見沙織[1]
本作のヒロインの一人[4]。総武高校2年J組に所属している女子生徒で奉仕部の部長。長い黒髪と大人びた顔立ちの美少女。
成績優秀で、八幡が「ユキペディア」と揶揄するほどの豊富な知識を持ち、さらには運動でも楽器の演奏でも大抵のことは3日でそれなりに修得できる。反面、その高い能力が仇となって継続して何かに取り組むといった経験に乏しく、その影響で持久力は極端に低い。
幼少期から他人に妥協せずに我が道を貫いてきたため、周囲から疎まれ、その美貌と完璧さに多くの男子生徒に好意を寄せられ、女子生徒からは常に嫉妬の対象となっていた。その結果、上履きを隠されるなどの嫌がらせを受け続け、友達と呼べる存在が誰もいなかったという過去を持ち、その経験から人の嫉妬などの醜い部分を含め世界を変えるために奉仕部に入部する。また、極度の負けず嫌いで、合理的かつ客観的に相手を論破することもある。反面、アドリブや感情的な言葉や仕草には弱い。現在の学校生活においては、過去のような孤立はなく、その存在感と能力の高さに憧れてシンパとなっているクラスメイトまでも存在する。
部活動中の空き時間には本を読んでいることが多く、特に東京ディスティニーランドの人気キャラクターでもある「パンダのパンさん」はマニアとも呼べる域に達している程のファン。休日には映画鑑賞などをして過ごしている。
父親が県議会議員かつ建設会社の社長であるため裕福で、現在は高級マンションで1人暮らしをしている。自身と同等以上のスペックを持つ姉の陽乃に対しては、その存在を認めて憧れつつも反目し、母親に対しては確執があることを思わせており、また、葉山とは幼馴染でありながらも過去に何かあったらしく、現在は奉仕部の活動を除いて交流はない。
由比ヶ浜 結衣(ゆいがはま ゆい)
声 - 東山奈央[1]
本作のヒロインの一人[4]。総武高校2年F組に所属している女子生徒。葉山や優美子を中心としたクラス内カースト最上位のグループに所属している。奉仕部に依頼に訪れた際に自分とは正反対のタイプの雪乃の姿に感銘を受けたことから奉仕部に出入りするようになり、後に部員となる。
派手な外見とギャル風な言葉遣いに反して男女交際の経験は無い。空気を読んで周囲に合わせることを信条としており人間関係に器用だが、同時に悪癖として自覚してもいる。自分の非を認められる素直さを持ち、険悪な相手であっても思いやる優しさもあるが、相手をフォローするつもりの発言が常に地雷を踏んでしまう才能の持ち主。「やっはろー!」という独特の挨拶をする。また、親しくなった人間にあだ名を付けたがるが、ネーミングセンスは無い。
学校の成績は悪く、八幡と同様に数学が苦手であり、八幡からは「アホの子」と言われているが、奉仕部では、八幡と雪乃には無い高いコミュ力や豊富な人脈を活かしている。
料理の腕は壊滅的ではあるものの、奉仕部に関わってからは料理に興味が湧いたようで、趣味は料理(料理鑑賞)などとも語っていたりするが、上達に時間がかかり、水族館でのデートの際、ようやく食べられるクッキーを一人で作れるようになった。。
八幡に好意を抱いており、彼が他の女性に迫られていると激しく嫉妬するが、自分の気持ちは伝えられていない。かつて愛犬を八幡に助けてもらった事故の後で、八幡の入院中にお菓子を持って八幡の自宅に見舞いに来たことがあり、その時に会っていた小町には「お菓子の人」と記憶されていた。
平塚 静(ひらつか しずか)
声 - 柚木涼香[1]
総武高校の国語教師。生活指導と奉仕部の顧問を担当している。それなりの格好をすれば周囲から注目を集めるほどの美人であるが、反面、ヘビースモーカーかつどこかおっさん臭いところがあり、加えて相手との距離感の詰め方のせいもあってか、かなり強い結婚願望に反して男っ気が全くない。年齢は明かされていないが、本人は「私はまだ立派なアラサーだ」と語っている。
社会に適応できないと思われる生徒を奉仕部に強制入部させており、またそういった生徒達は見ていて面白いとも評しているが、奉仕部の活動については競争させるなどの方針は決めていながらも具体的な行動についての強制はしておらず、基本的に生徒自身に任せている。
教師社会においては若輩であるために地域の奉仕活動の監督(小学校の林間学校のサポート)や文化祭、体育祭の顧問などの仕事を押し付けられることが多く、それらの仕事を奉仕部が受けるように仕向けることで奉仕部の活動を促進している。
熱い少年マンガやアニメをこよなく愛しており、会話でも頻繁にそのネタが登場するだけでなく、実際に「拳で語る」こともしばしばあるが、八幡に対しては何かと気にかけたり、他の生徒には話せないようなことを話したりもする。

八幡の関係者

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戸塚 彩加(とつか さいか)
声 - 小松未可子[1]
総武高校2年F組に所属している男子生徒。テニス部の部員。八幡のことは出会った当初は「比企谷君」と呼んでいたが、後に彼から不意に一度だけ名前で呼ばれたことをきっかけに、以降は「八幡」と呼び捨てで呼んでいる。
性別は男だが、小柄な上に腕も腰も脚も細く肌も抜けるように白く、外見も立ち居振る舞いも儚げな可愛い美少女にしか見えないためにクラスの一部の女子生徒からは「王子」と呼ばれて人気があるが、男子の友達は少ない。性格は素直で、優しく控えめであり、作中では最もまともな部類に入っている。本人は可愛いと言われることを好まず男らしい振る舞いに憧れているが、嗜好は乙女趣味で、結衣が驚嘆するほどに可愛らしいアイテムを選ぶセンスに優れている。また校内では基本的にジャージを着用している。
八幡とは1年の時からの同じクラスだったが、2年の時、選択授業で交わした初めての会話をきっかけで彼に懐いて行動を共にするようになり、八幡の初めての友達となる。また、結衣とは以前から仲が良く、テニス部を強くしたいという相談がきっかけで奉仕部を紹介されている。
川崎 沙希(かわさき さき)
声 - 小清水亜美[1]
総武高校2年F組に所属している女子生徒。家族想いな性格ではあるが無愛想で口が悪く、人を寄せつけない雰囲気があるために教室でも大抵は一人でいる。一方、修学旅行の際にはお化け屋敷で怖がるなどの年相応の女子らしい一面も見られる。また、裁縫を趣味にしているらしく、身の回りの服飾もリメイクしたり、自作したりしていて、文化祭や体育祭での衣装作りに貢献してからは姫菜と親しくなった描写がある。一方で、優美子とは折り合いが悪い。
二年生に進学した後は家族のためにバイトを始めて朝方まで家に帰らずに学校にも度々遅刻していたが、後に弟である大志の依頼を受けた奉仕部の面々と八幡の勧めで予備校のスカラシップを取ったことで状況は好転することとなる。以降は八幡を意識している様子がうかがえ、話しかけるようになるが名前ではなく「あんた」などと呼んでいる。八幡からも好印象を抱かれているが、時々「殴る」、「殺す」などの物騒な発言をしたり、本気で睨むことがあるために若干怖がられており、名前も「川なんとかさん」とうろ覚えにされている。また、妹と弟がいてブラコンであり、9巻ではシスコンの気も見せている。
材木座 義輝(ざいもくざ よしてる)
声 - 檜山修之[1]
総武高校2年C組に所属している男子生徒。眼鏡をかけて常にコートを羽織っており、一見は中年サラリーマンの風貌をしている。一人称は「我」であり、自らを足利義輝にちなんで「剣豪将軍」と称しているが、その性格や言動から友達ができず、同じく友達がおらずに体育でペアを組んだことのある八幡のことを相棒と呼んで何かと寄ってくる。また、普段の言動から周囲に「馬鹿」と思われがちであるが、八幡に対して理解力を示す面もあり、それゆえに八幡からは本気で拒絶されるような仕打ちまではされていない。
ライトノベル作家を目指しており、何とか小説を書き上げるもそれを見てくれる友達がいないために静から話を聞いて自身の小説を読んでもらうために奉仕部を訪れる。その後、雪乃から徹底的に酷評された上に結衣からも追い討ちをかけられ、さらには八幡に止めを刺されたが、それでもちゃんと評価を示してくれたことに感謝し、めげずに創作に一層勤しむようになる。
富岡 美緒(とみおか みお)
三年生編から登場した八幡のクラスメイトで学級委員。三年生に進級してから八幡は知り合いが葉山と海老名しかいなかったが、何故か当初から八幡を「比企谷君」と呼ぶなどしている。

葉山グループ

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F組のトップカーストグループ。葉山と優美子以外は2巻から登場している。

葉山 隼人(はやま はやと)
声 - 近藤隆[1]
総武高校2年F組に所属している男子生徒。最初は八幡を「ヒキタニ君」と呼ぶことが多かったが、後に「比企谷(君)」と正確に呼ぶようになっている。
義理や人情を重んじる正義感に溢れており、クラス内外問わずに人望の厚く、グループの中心人物として人気も高い。特に、サッカー部のエースかつ次期部長候補としても活動しており、成績も文系では学年2位と文武両道で典型的な優等生であり、八幡の対極に位置する存在である。また、冷静沈着で、落ち着いた性格であるために優美子と奉仕部との諍いに仲裁役として入ることが多く人当たりも良いために、機会こそ少ないものの八幡に対しても友好的に接するが、当の八幡からは忌々しく思われている。
普段は温厚だが苛烈な一面もあり、特に八幡に対しては「俺は君が思っているほど、いい奴じゃない」と告げたり、八幡のことが嫌いだと言い放ったりするなどのその内面を隠さない部分がある。また、基本的に冷静で温厚な性格ではあるが、予想外の出来事にはまるで対応しきれなかったり、相手を信じすぎるあまり負の面を読めないなど、一辺倒に「完璧」と言うわけではない。
父親が雪乃の父親の会社の顧問弁護士であることから雪乃とは幼いころから親交があり同じ小学校に通っており、陽乃とも知り合いである。
三浦 優美子(みうら ゆみこ)
声 - 井上麻里奈[1]
総武高校2年F組に所属している女子生徒。ギャル風な風貌に加えて髪を金髪縦ロールにしており派手さが目立ち、友人を認定する基準も「見栄えの良さ」であるなど外見に拘りを見せる。
「あーし」という一人称が特徴で、口調は傲岸不遜かつ苛烈であるためにクラスの女王的存在として振る舞い、またかなりプライドが高く、自己中心的でわがままだが、葉山と同様に自分達の関係を壊したくないと思うなどの世話焼きかつ友達想いな一面もある。雪乃に対抗心を燃やしているようで、結衣からその名前が出た時は露骨に機嫌を悪くする。また、泣けば済むと思っているのが嫌いという割に自身は打たれ弱いらしく、雪乃などからしばしば泣かされることがあり、結衣からは「結構乙女なところがある」と評されている。
恋愛話には積極的で、自身も葉山に好意を抱いているために彼を侮辱する人間に対しては即座に怒りと敵対心を露にする。グループでは姫菜と仲が良く、彼女が暴走した時にはそれを抑えに回る。中学時代は女子テニス部に所属しており、県選抜に選ばれたほどの腕前。
海老名 姫菜(えびな ひな)
声 - ささきのぞみ[1]
総武高校2年F組に所属している女子生徒。葉山グループに所属しており、八幡のことを「ヒキタニ君」と呼んでいるが、八幡と二人で会話する際は「比企谷君」と呼ぶこともある。
肩まである黒髪に赤いフレームの眼鏡をした一見清楚な腐女子。戸部らの男性グループ及び八幡を葉山狙いのBLのような関係と妄想しており、一度妄想が始まるとその妄想が極まって興奮して鼻血を噴出し、優美子ですら止めに入るほどに暴走する。戸部が自分に好意を抱いていることに気付いてはいるが、自分の置かれている環境に満足しており、八幡(奉仕部)及び葉山にそれを壊さないで欲しいという願いを暗に相談している。
戸部 翔(とべ かける)
声 - 堀井茶渡[5]
総武高校2年F組に所属している男子生徒。サッカー部に所属している葉山グループの一人。性根の悪い人間ではないものの、外見も言動も軽薄そのもので無神経な言動が多く、時々勝手に八幡を会話のネタにしているために当然本人からは「ウザいチャラ男」と思われている。また、同じ部活ゆえに葉山とセットで登場することが多いが、マネージャーのいろはからはパシリに使われたりするなど、葉山と比較してひどい扱いをされることが多い。
同じグループの大和や大岡とは葉山を間に挟んだ「友達の友達」でしかなかったが、職場見学の一件の後はそれなりに仲良くなっている。また、姫菜に好意を寄せており、修学旅行の直前にその件で奉仕部に依頼をしに来るが、そのこともあって八幡からは自身や大和、大岡の三人のうちでは一番話しかけやすい奴と認識されている。
大和(やまと)
声 - 川原慶久
総武高校2年F組に所属している男子生徒。ラグビー部に所属している葉山グループの一人。大柄で体格が良い。最初は戸部や大岡との仲は葉山を挟んだ「友達の友達」でしかなかったためにあまり良いとは言えなかったが、職場見学の一件の後は戸部や大岡と三人でつるむようになる。
大岡(おおおか)
声 - 白石稔
総武高校2年F組に所属している男子生徒。野球部に所属している葉山グループの一人。小柄で、猿っぽい顔立ちをしている。最初は戸部や大和との仲は良くなかったが、職場見学の一件の後は戸部や大和と三人でつるむようになる。

相模グループ

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5巻から登場したクラス内では葉山グループに次ぐ位置にいるカースト。一年時は結衣もこのグループに所属しており、それゆえに彼女とはカーストが違う現在でも普通に接している。

相模 南(さがみ みなみ)
声 - 寿美菜子
総武高校2年F組に所属している女子生徒。相模グループのリーダー格。クラス女子内でトップに君臨する優美子に対抗意識を抱いているが、特に表立って対立することはない。だが、八幡だけは明確に見下している。
葉山の頼みで文化祭でクラスの女子の実行委員になり、さらには葉山にいい顔をしたいという欲望から実行委員長に立候補し、その上で奉仕部にその手伝いを依頼するが、陽乃の誘導と本人の自覚の無さが原因で準備から本番まで色々と問題行動を起こして自滅し、その際に八幡による解決方法の餌食に遭いながらもそれによって周囲から孤立せずに済むこととなる。
ゆっこ
声 - 桜川めぐ
文化祭実行委員。女子バスケットボール部に所属している。八幡達とは別のクラスの女子生徒。文化祭では相模と共に委員会を半ばサボっていた。文化祭のフィナーレの際に八幡が相模に放った言動から、彼に敵意を抱く。しかし、体育祭での運営会議では相模と衝突する立場に回る。
遥(はるか)
声 - 井上美樹
文化祭実行委員。女子バスケットボール部に所属している。八幡達とは別のクラスの女子生徒。ゆっこと同様に文化祭では相模と共に委員会を半ばサボっていた。文化祭のフィナーレの際に八幡の言動から、彼に敵意を抱く。体育祭の運営会議では相模と衝突する立場に回る。

生徒会

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城廻 めぐり(しろめぐり めぐり)
声 - 浅倉杏美
6巻から登場する生徒会長。雪ノ下陽乃の後輩にあたり、彼女のことを「はるさん」と呼び、陽乃からは呼び捨てで呼ばれている。生徒会長としての実務能力はそこそこで、統率力が目に見えて高いというわけではないが、独特の雰囲気から他の生徒会役員に慕われている。また、人間の心理面に対しても鋭い面がある。文化祭では急遽でっち上げられた有志バンドとして、キーボード担当で参加している。
一色 いろは(いっしき いろは)
声 - 佐倉綾音[6]
本作のヒロインの一人[4]。7.5巻から登場。サッカー部のマネージャーで、総武高校1年C組に所属している女子生徒。後に生徒会長となる。
性格や制服の着こなしこそ、ゆるふわ系ギャルだが、その実は他人から見られることに慣れ、その上で自身の容姿や他人が求めるキャラクター性を理解し発揮しているもので、八幡曰く「非天然」。基本的にやる気に乏しいが、自分のやりたいことについては八幡も驚くほどの行動力を見せることもあり、また、結衣ほどではないが時折地雷を踏む言動を取ることがある。生徒会選挙の時点では葉山への好意を匂わせている。
本牧 牧人(ほんもく まきと)[注 1]
声 - 工藤雅久
いろはの代の生徒会副会長。二年生。いろはと違ってモチベーションが高く、クリスマスイベントの当初はリーダーシップを取ろうとしないいろはを苦々しく思っていた。また、生徒会を手伝ってくれている八幡には比較的好印象を持っているようで、自ら彼に話しかけることも多い。
藤沢 沙和子(ふじさわ さわこ)[注 2]
声 - 桜川めぐ
いろはの代の生徒会書記。一年生。眼鏡に三つ編みで、少し気弱そうながらもかっちりと校則通りに制服を着ている。クリスマスイベントの当初はいろはと話をすることもほとんどなかったが、イベント後半にはいろはから「うちの書記ちゃん」と言われるほどに仲良くなる。

親族・家族関係

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比企谷 小町(ひきがや こまち)
声 - 悠木碧[1]
八幡の妹。生徒会役員を務める中学三年生。要領が良く、兄の八幡を利用することに長けているが、あまり頭は良くないため裏目に出てしまうことが多い、それでも八幡のことは大好きで、なおかつ良き理解者としても有り続けており、また、八幡周囲の女性陣に対して積極的に彼を勧めるような言動が見られる。
父親に溺愛されており、喧嘩になっても父が加勢しての二重の反撃が確定している状況から八幡は迂闊に手が出せないでいる。台詞の中に度々「小町ポイント」なる言葉が出てくるが、具体的にどんなものかは語られておらず兄に対する行動によっては消費される。八幡曰く「静かに怒るタイプ」で、一度怒り出すと仲直りするまでに時間が掛かる。また、八幡の前で平気で着替えたり、八幡のシャツを勝手に着て下着丸出しで寝るなど家ではずぼら。基本的には明るく社交的で周囲との協調も図れるが、単独行動を好むなど、八幡に似た面も見られる。
比企谷(母)
八幡と小町の母親。眼鏡を掛けており、仕事で多忙の時は睡眠不足で機嫌が悪い。また、八幡に比べて小町には甘い所があるが、出掛ける際に彼を気遣う発言をしており、気に掛けていない訳では無い。
雪ノ下 陽乃(ゆきのした はるの)
声 - 中原麻衣[1]
雪乃の姉で千葉県内にあるの国立理工系大学に通っている。雪乃とは愛憎入り混じったような複雑な関係で、それを意図的にやっている節があり、事ある毎に雪乃を煽ったり、雪乃の弱い面を糾弾する傾向がある。
雪乃以上に頭脳明晰かつ容姿端麗だが、妹とは違い人当たりも非常に良く、友人も多い。ただ、それは雪ノ下家の長女として昔から親の仕事関係の人と接するうちに形成された「外面」であるためにそれは例え相手が材木座であっても揺るがない。ほとんど会話を交わしたことのない八幡の言動の裏を見抜く洞察力もあり、その内面に強かで腹黒い部分を持ち、八幡に対する毒舌は雪乃の3倍の切れ味がある。
八幡達と入れ違いに総武高校を卒業しており、かつては静から色々と教わっていたが、静には成績は「優秀」ではありながらも「優等生」ではなかったと評されている。また、葉山には「あの人は興味のないものには何もせず、好きなものを構いすぎて殺すか、嫌いなものを徹底的に潰すことしかしない」と表現されているが、静からは「大抵の人間はそれに気付かず、見抜いた者も多くはそれを好ましく思う」と述べている。
雪ノ下(母)
声 - 井上喜久子
雪乃と陽乃の母親。落ち着いた雰囲気と均整のとれたプロポーションを誇り、軽々に声をかけることを躊躇わせるほどの威厳を持っている。また、陽乃曰く「私より怖い」や「何でも決めて従わせようとする人」と女帝のように評されており、雪乃の一人暮らしには最後まで反対していた。
自分に逆らう者は身内とて容赦しない烈女であり、「自分の発言こそ正しい」として人の話を聞くつもりは始めから無いなど、その本質は冷血である。
由比ヶ浜(母)
声 - 大原さやか
結衣の母親。童顔でスタイルが良く、八幡が「遺伝子すげぇ」というほどに結衣とは瓜二つの顔。また、親子の仲は良好で、結衣から八幡や雪乃のことを良く聞いていたらしい。
川崎 大志(かわさき たいし)
声 - 村瀬歩
沙希の弟。小町と同じ学習塾に通っている中学三年生。小町に好意を寄せているらしく、八幡はやや敵視している。
川崎 京華(かわさき けいか)
声 - 浅倉杏美
沙希と大志の妹。市立の保育園に通っている女の子。人懐っこい性格で、いろはの手伝いで保育園を訪れた八幡に少し構ってもらったことで彼を「はーちゃん」と呼んで非常に懐き、後のバレンタインのチョコの試食会で再会した時は喜んで彼に作ったチョコを渡している。
カマクラ
声 - 桜川めぐ
比企谷家で飼われている血統書付きのオス猫。名前はかまくらのように丸くなっていたことに由来しており、過去の動物イベントにて比企谷家に迎えられている。また、アニメ一期では尻尾と耳の先端が黒い白猫、二期では白地に灰色の縞を持つサバトラの白猫として描かれており、原作の挿絵や他の媒体で登場する時も後者に準ずることが多い。
サブレ
声 - 悠木碧
結衣の飼い犬。ロングコートのミニチュアダックスフント。恩人である八幡のことを覚えていたようで、彼に非常に懐いて服従の姿勢まで見せる。だが、飼い主である結衣のことは家族旅行のために比企谷家に預けられた僅かの間に忘れてしまう。

海浜総合高校

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総武高校から程近いところにあるそこそこの進学校。三つの高校が合併して出来たために比較的新しい。

折本 かおり(おりもと かおり)
声 - 戸松遥[6]
八幡の中学時代の同級生。8巻から登場。自称姉御肌のサバサバとした性格で、積極的に人との距離を詰めたがる。また、「それあるー!」と度々口癖のように言うことがあり、話し合いの際も事あるごとに発言しているが、特に意味はない。
かつて八幡から本気で好意を寄せられていたが、彼からの告白をにべもなく即座に振った上にこのことを翌日すぐにバラし、クラス中に笑い話として拡散させて八幡に大恥をかかせていた。
玉縄(たまなわ)
声 - 日野聡
海浜総合高校の生徒会長。9巻から登場。一見は爽やかだが、いわゆる「意識高い系」であるためにセリフにカタカナ語を多用しているが、本人もあまり英語力が高いわけではないため、しばしばそれが文法を間違えたり、日本語との間で重言になってしまっていることもある。

その他

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鶴見 留美(つるみ るみ)
声 - 諸星すみれ
小学6年生。4巻から登場。林間学校の旅行先で八幡達と出会った少女。友達から裏切られて疎外された経験から内向性が強く、引っ込み思案な性格になって由香達のグループから孤立しているが、雪乃と似て気が強いところがある。八幡のことは「八幡」と呼び捨てで呼んでいる。
パンダのパンさん
凶悪な目に研ぎ澄まされた爪にぎらりと光る牙といった容姿を持つ東京ディスティニーランドの人気キャラクター。原題は「ハロー、ミスターパンダ(改題前はパンダズガーデン)」。作者はアメリカの生物学者ランド・マッキントッシュ。パンダの研究のために家族で中国へ渡った際に新しい環境になかなか馴染めなかった息子のために書いたもので、ディスティニー版は「日頃から笹をたくさん食べることを夢見ており、いざ笹を食べると酔って酔拳をするキャラクター」をより強調したデフォルメがされている。

脚注

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注釈

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  1. ^ 氏名はアニメ版で描かれたもの。本編では「副会長」と表記されている。
  2. ^ 氏名はアニメ版で描かれたもの。本編では「書記」と表記されている。

出典

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。(1期)|アニメキャスト・キャラクター・登場人物・2013春アニメ最新情報一覧”. アニメイトタイムズ. 2023年5月26日閲覧。
  2. ^ 石井ぜんじ / 太田祥暉 / 松浦恵介『ライトノベルの新・潮流 黎明期→2021』スタンダーズ、2022年1月1日、136頁。ISBN 978-4-86636-536-7 
  3. ^ “「俺ガイル」&「GJ部」ラノベ原作の新連載GXで2本立て”. コミックナタリー (ナターシャ). (2012年12月19日). https://natalie.mu/comic/news/81860 2023年1月19日閲覧。 
  4. ^ a b c “俺ガイル:テレビアニメ第3期「完」のキービジュアル公開 ヒロインが…”. まんたんウェブ. (2020年2月16日). https://mantan-web.jp/article/20200215dog00m200043000c.html 2024年5月27日閲覧。 
  5. ^ やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完|アニメキャスト・キャラクター・登場人物・2020夏アニメ最新情報一覧”. アニメイトタイムズ. 2023年5月26日閲覧。
  6. ^ a b やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続(2期)|アニメキャスト・キャラクター・登場人物・2015春アニメ最新情報一覧”. アニメイトタイムズ. 2023年5月26日閲覧。