利用者:Revolution will/sandbox/第3資料室
| 鄭道伝 | |
|---|---|
| 大匡輔国崇禄大夫 | |
| 本貫氏派 | 奉化鄭氏 |
| 雅号 |
漢字:海東張良 諺字:해동장량 発音:ここに記入 |
| 諡号 |
漢字:文憲 諺字:문헌 発音:ここに記入 |
鄭道伝（（てい・どうでん、チョン・ドジョン、정도전）・奉化伯（봉화백、デウォンワン）、1342年（時憲暦至正2年） - 1398年8月26日（時憲暦洪武31年二月初二日））は高麗末期、李氏朝鮮初期の文臣・儒学者・詩人。朝鮮における性理学の第一人者でもある。字は「宗之」、号は「三峯」、雅号は「海東張良」、諡号は「文憲」。本貫は奉化鄭氏。鄭云敬の長男、母は栄川禹氏。
科挙に及第して成均館に在籍した頃から性理学を奨励し、外交論では権門勢家と対立を起こし、明との外交論を主張するも、幾度も剥奪と復権を繰り返して、1383年に李成桂と出会い憂事を論じた後には易姓革命論を展開した。以降は鄭夢周・李成桂らと共に禑王・昌王を廃位させて恭譲王を擁立し、1392年8月6日(旧暦7月17日)李成桂が恭譲王の禅譲を受け朝鮮を新たに建国すると、即日開国一等功臣に封ぜられ、門下侍郎賛成事・判都評議使司事・判戸曹事・判尚瑞司事・普門閣太学士・知経筵芸文春秋館事・判義興三軍府事など要職を経て、大匡輔国崇禄大夫となり領議政府事となって奉化伯に封爵された。
最高権力者となった鄭道伝は儒抑仏政策の理論的基礎を確立させ、法典の作成や制度の整備、宮と宗廟の位置と門の称号を定めた。また高麗後期にほとんど私兵化した軍隊を段階的に革罷して帰属させ、第1次遼東征伐（1388）と第2次遼東征伐（1392）に反対したものの、明を刺激する事を考慮して出兵計画を再考した。李芳碩を王世子に推戴するが、1398年8月の第1次王子の乱に際して李芳遠の兵に殺害された。これによって太宗は鄭道伝を逆賊扱いし、鄭夢周が対照的に復権して逆賊の代名詞とされたが、興宣大院君が景福宮を重建する際、復権し諡号を追贈された。性理学の普及に貢献し、鄭道伝は安珦・白頤正・李斎賢の学統を継承した非凡の門下生であり、鄭夢周・権近の同期生であるが、この2人の弟子達によって自らを貶められていた。
生涯[編集]
初期[編集]
出生と家系[編集]
鄭北道[[道伝は1337年に父鄭云敬と母栄川禹氏の長男として誕生した。ちなみに誕生年が明確ではなく1342年とも1337年とも混在しており、出生地は忠清北道丹陽郡として伝えられているが、誤ったもので正確には慶尚北道栄州郡だとされ、京畿道楊州郡三角山付近で成長した。