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生活習慣臭[編集]
生活習慣臭（せいかつしゅうかんしゅう）とは、ストレスフルな仕事、深夜の飲み会、無理なダイエットなど、生活習慣の乱れが原因となり発生する臭いの総称。汗臭、口臭、疲労臭、ダイエット臭、加齢臭、ミドル脂臭、ストレス臭など、さまざまな臭いが該当する。不健康な食生活が続いた時や体調が優れない時などの「カラダの変調アラート」とも言われている。
概要[編集]
2019年8月にコニカミノルタとニオイ評論家の桐村里紗医師が共同で記者発表会及びニュースリリースの中で提起。 生活習慣臭の提言に至った背景について、コニカミノルタと桐村里紗医師は、“加齢臭やミドル脂臭といった言葉が世間に浸透したことで、加齢によって体臭が変化しやすくなることへの認知が広まると同時に、「年齢を重ねれば臭いが発生してしまうのは仕方ない」とあきらめてしまう人も多くなってしまった。
日々の生活習慣の見直しや心がけ次第で、加齢により発生する臭いの改善は不可能ではないことを伝えるために、年齢ではなく生活習慣にフォーカスした新しい臭いの概念が必要と考えた”としている。ちなみに、生活習慣病と名前が似ているが、特に相関関係はあるわけではなく、あくまで生活習慣が乱れた時に発生する臭気のことを指すようである。
生活習慣臭の種類[編集]
ライフスタイルの乱れが原因で人間の体から発生する不快な臭い。
- 汗臭
- 疲労臭
- ダイエット臭
- ストレス臭など
生活習慣臭啓発プロジェクト[編集]
コニカミノルタが発足した「カラダの変調アラート」である生活習慣臭を毎日チェックし、習慣づけることで一人ひとりが生活習慣を見直そうとする意識改革を促すプロジェクト。
コニカミノルタが様々な企業とコラボレーションすることで、生活習慣臭の啓発・改善を目指すことが主な趣旨とされている。
生活習慣臭の根本的な改善策となる運動習慣について、運動に取り組むきっかけと習慣化までをサポート。
- FiNC Technologies
女性をターゲットとしてライフスタイルの見直しから生活習慣臭の対策を提案する共同の取り組みを実施。
くちのニオイ対策として「ブレスラボ」を活用した生活習慣臭の適切な対策についての取り組みを計画中。
脚注[編集]
- コニカミノルタとニオイ評論家の桐村里紗医師が共同で「生活習慣臭」を提起（プレスリリース）
- 嫌なニオイを100段階で測定しスマホで可視化、生活習慣臭啓発プロジェクト始動（engadget日本版）
- 同僚の嫌なニオイを見える化、コニカミノルタの狙いとは（Forbes JAPAN）
- 「生活習慣臭」のチェックで、意識改革を図る（Beyond Health）
- 日本人はなぜ臭いと言われるのか〜体臭と口臭の科学〜 (光文社新書)
関連項目[編集]