利用者:S-PAI/保護の方針改定案
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この保護の方針は、ページ・画像の保護とその解除の方針について説明したものです。保護やその解除をしてほしいものがある場合には、この方針に合致しているかを確認して、Wikipedia:保護依頼またはWikipedia:保護解除依頼にて依頼してください。
保護とは、管理者以外の利用者に対してページの編集・移動・画像のアップロードを禁止する機能です。この機能は濫用すると誰でも自由に編集できるというウィキペディアの基本精神に反してしまいます。
- 保護の種類
- 全保護 されると、管理者以外は編集できなくなります。画像を全保護した場合は、上書きアップロードができなくなります。単に保護と呼ばれる場合もあります。
- 半保護 されると、IPユーザーとアカウント作成後4日(96時間)未満の新規ユーザーは編集できなくなります。
- 移動保護 されると、管理者以外は「移動」だけできなくなります。「全保護」された場合は「移動保護」もデフォルトでかかります。
- 白紙保護 されると、管理者以外はそのページ名でページを作成できなくなります。作成保護と呼ばれる場合もあります。
- 保護の記録
- 保護および保護解除操作は、自動的に特別:ログ/protectに記録されます。
- 現在「保護されているページ」は特別:保護されているページをご覧ください。
保護の方針
[編集]保護についての、基本的な方針は次の通りです。
一時的な保護
[編集]- 問題がある場合、管理者は事前の合意を経ずにページを一時的に全保護できる。
- ページの一時的な保護とその解除は、基本的に、編集合戦(移動合戦を含む)と呼ばれるような事態を防止したり、そこに途中で介入するための手段として使われます。そのため比較的短時間に判断を下して実施する必要性があるので、保護をかけてもよい場合に合致すれば、管理者は参加者間での合意を経ずにページを全保護できます。
- 一時的な全保護が不適切となった場合、管理者はすぐに全保護を解除する。
- 短時間での判断は誤認の可能性もつきまといます。もし、保護が不適切な場合にはすぐに解除すべきです。また、編集合戦が収まった場合も速やかに保護を解除すべきです。これは、保護が長期化するとページの編集や議論が滞るという問題点があるためです。
- 管理者は、自分が直接保護につながる行動に関わっているページについては保護しない。
- 他の管理者権限と同様に、その管理者自身が保護につながる行動に関わっているもの(管理者自身が何回かrevertしたものなど)についての保護は避けるべきです。この場合は、他の管理者に保護を依頼してください。
- 一時的に保護されているページは、保護テンプレートを貼る場合や、単純な修正など、必要最小限度の変更を除いて編集しない。
- 管理者は、保護したページの編集は必要最小限度に抑える必要があります。
中長期的な保護
[編集]- ノートなどで全保護を行うことについて提案・議論され、全保護について合意形成が行われた場合、管理者はページを全保護できる。
- 中長期的な全保護を行う場合、全保護を解除する条件についても全保護を行うまでに合意形成する。
- 半永久的な保護を防ぐため、中長期的な保護の場合は保護解除条件についても合意形成が行われている必要があります。
- 中長期的な全保護が不適切となった場合、管理者はすぐに全保護を解除する。
半永久的な保護
[編集]- 故意であるか過失であるかにかかわらず、万が一破壊された場合に深刻な影響があるページについては半永久的に保護できる。
- 法的に見て問題が起こる可能性があるもの、システムメッセージを格納したもの、影響が特に大きいテンプレートなどがあげられます。
- 半永久的に保護されたページは管理者のみ編集することができる。
- 文面の変更提案などがある場合には、そのページのノートで提案してください。
利用者名前空間の保護
[編集]- 利用者ページに関しては利用者本人の希望をある程度尊重し、保護や保護解除を行うことができる。また、保護テンプレートを [[Category:編集保護中の記事|{{PAGENAME}}]] で代用してよい。
- 利用者ページに関しては基本的に利用者本人のみが編集するものであるため、利用者本人の希望がある程度尊重されます。ただし保護依頼での合意が常に優先され、反対意見多数の場合はこの限りではありません。
- 管理者は自らの利用者ページに対して保護、保護中の編集および保護解除をすることができる。
履歴保持のための保護
[編集]- 履歴を保持するためのページや終了した議論・投票のページで、過去のログを保存する目的で存在し、再度使われる見込みのないページついては保護を行うことができる。
- Wikipedia:管理者への立候補やWikipedia:削除依頼のサブページ、履歴が多くなったため履歴分割したページがあげられます。
保護をかけてもよい場合
[編集]一時的な保護をかけてもよい場合
[編集]次のような場合、管理者はページを一時的に保護してもよいものとします。
- 編集合戦になっている場合。具体的には以下の全ての条件を全て満たすもの。この判断は保護をかける管理者が行ってもいいし、それ以外の利用者が行ってもよい。
- 特定少数の利用者間で、同じページの編集が続いているように見える。具体的な指標としては、短期間に2人またはそれ以上の利用者がそれぞれ3回以上編集している。
- 他の人の編集に対して差し戻し(revert)するのみ、など、編集が続いていても記事の内容に進展が認められにくいように見える。
- ノートページ、要約欄などでの意志疎通の試みが全くないか、あっても行動についての公式な方針に明らかに反している(要するに、そのままでは建設的な合意形成が望めないように見える)。
- 特定の利用者の編集が問題とされる場合。具体的には以下の条件全てを満たすもの。
- 特定の利用者が他の利用者の呼びかけや提案・忠告などにも関わらず、建設的な議論が成り立たずに問題のある(と本人以外の利用者の多くが考える)編集を繰り返している。
- その利用者をブロックするほどの事態ではない場合、またはブロックの是非が検討されている最中である場合。
- 特定のページへの不適切な編集の繰り返し。これは特定の利用者によるものでなくてもよい。
- 特定のページに同一、または類似の、問題のある編集が繰り返されている(少なくとも1週間に3回程度)。
- 誰からか(当事者でなくてもよい)、保護依頼に保護が提案されており、適当な期間に反対が出ないか、賛成・容認などの意見がでている。
- 削除依頼に出ているページについて、貼られている {{sakujo}} など削除依頼に出ている旨の表記を削除するなどの編集が行われた場合。
- 管理者は直ちに {{sakujo}} を含む版にrevertを行った上で、ページを保護することができる。revert先の版に法的問題があると考えられる場合は記述の除去や {{copyrights}} での置換を行ってもよい。
- 本項に基づき保護したページは、削除依頼での対処決定後、直ちに保護を解除する。
中長期的な保護をかけてもよい場合
[編集]一時的な保護が行われる場合かつノートなどで全保護を行うことについて提案・議論され、全保護について合意形成が行われた場合、管理者はページを全保護できるものとします。
利用者名前空間
[編集]利用者ページの保護を利用者本人が希望した場合、管理者はページを保護してもよいものとします。
- 利用者ページの保護を利用者本人から依頼された場合には、格別の理由がある場合を除いて保護してよい。その場合 [[Category:編集保護中の記事|{{PAGENAME}}]] を付け加えれば、保護のテンプレートは貼らなくても良い。また解除依頼があれば解除してよい。ただしどちらも保護依頼での合意が常に優先され、反対意見多数の場合はこの限りではない。
- 管理者は自らの利用者ページに対して一時的保護、保護中の編集および保護解除を行ってもよい。ただし保護依頼での合意が常に優先され、反対意見多数の場合はこの限りではない。
履歴保持
[編集]履歴を保持するためのページや終了した議論・投票のページで、過去のログを保存する目的で存在し、再度使われる見込みのないページついて、管理者は保護を行うことができる。
保護を解除してもよい場合
[編集]管理者は、以下の場合、ページの一時的保護を解除してもよいものとします。
- ページの保護当時に編集合戦の当事者で、対立しているように見えた利用者からリクエストがあった場合。リクエストには原則として何らかの理由がついているべきで、それには次のようなものが考えられる。
- 保護に対する抗議 - 編集合戦に見えたものが実は誤解であって、保護を解除してほしい、とリクエストがある場合
- 和解の通告 - とりあえずお互いに落ち着いたし、議論を通じて建設的・協力的に編集していく用意があるので解除してほしい、とリクエストがある場合
- 第三者が、保護の必要がない(誤認があった、あるいは保護するほどでもない、など)と指摘した場合。
- 仲裁にあたったり、忠告や提言などをしていた人が、解除することを提案した場合
- 争いの原因と思われた点について何か合意や見通しが立ったように見える場合
- しばらくの間議論がない、仲裁の試みが進行中など、解除しても問題が再発しないのではないかと思われる場合
- 利用者ページの保護解除を利用者本人が依頼した場合
- 一時的な保護において保護期間の規定に示した期間経過した記事・ノートページ・井戸端サブページ。保護期間の規定が導入される前に長期または無期限保護された記事・ノートページ・井戸端サブページで、規定に照らして期間が満了しているものを含む。
保護時・解除時の対応
[編集]ページの一時的な保護を行った場合には、管理者は次の対応をしてください。
- ページの先頭に保護テンプレートを貼る。
- 特段の理由がある場合はWikipedia:保護されたページにリストし、必要ならば保護の理由を書く。
解除を行った場合には、管理者は次の対応をしてください。
- ページの先頭の保護テンプレートを除去する。
- リンク元をチェックして、Wikipedia:保護されたページのリストに載っている場合はリストから取り除く。
保護期間
[編集]管理者が設定できる保護期間は以下のようになります。
一時的な保護
[編集]標準名前空間記事およびノートページ・井戸端サブページにおける一時的な全保護の期間は、編集者間での合意形成を促すと同時に、新規編集者の益を損なわないよう可能な限り短く設定する。
やむなく長期全保護せねばならない場合は、以下に述べる場合における白紙保護を除き1回目の全保護は最長でも1ヶ月、2回目以降は最長3ヶ月とし、保護期間を経過してもなお問題が解決していない場合は保護依頼にて期間の延長を申請する。ただし、この場合でも最長3ヶ月の期間更新とし、それ以上の期間および無期限としてはならない。
ただし、以下の場合は例外的に3ヶ月を超える期間や無期限の全保護をすることができる。
- ページ名そのものが荒らしであるような場合であり、別の内容のページで将来使用される可能性がない場合における作成保護
- ページ名が記事名の付け方に反し、かつリダイレクトが即時削除の対象となる場合における作成保護
中長期的な保護
[編集]標準名前空間記事およびノートページ・井戸端サブページにおいて、全保護について合意形成が行われた場合の全保護の期間は、合意形成が行われた保護期間以内とする。
保護期間中の議論
[編集]一時的にページが保護されている間の議論は、そのページのノートページで行ってください。ノートページが保護されている場合には、Wikipedia:コメント依頼のサブページを利用してください。
単純な修正
[編集]全保護のページについて、以下の場合に管理者伝言板で保護中の修正を依頼することができます。
- 解除の見通しが立たない項目で言語間リンクやリンク先修正、単純な誤記などの修正が必要となった場合、あらかじめノートで提案し、3日以上反対がない場合
- リンク先のページがリダイレクトページであり、リンク先をリダイレクト先のページに修正する場合でありかつリダイレクトページが以下のいずれかを満たす場合
- Wikipedia:即時削除の方針#リダイレクト2 に該当する場合
- 事前に改名の議論を経て合意を得た移動により発生したもの
- 依頼理由の中で、どこで議論されたかを必ず明記してください。
- 移動依頼を経た移動により発生したもの
- 保護中の項目の削除依頼が提出された場合の削除依頼テンプレートの貼り付け
- 保護中の項目自体への保護テンプレート貼り付け並びに保護依頼テンプレート・半保護テンプレートの除去
半永久的な保護
[編集]故意であるか過失であるかにかかわらず、万が一破壊された場合に深刻な影響があるページについては半永久的に保護されるものとします。具体的には次のものが挙げられます。
- ライセンス原文など破壊された場合、法的に見て問題が起こる可能性があるもの。
- MediaWiki(ウィキペディアのシステム)のメッセージを格納したもの。これらにはJavaScriptを埋め込めるものもあり、悪用されると被害が大きくなるためです。
- 影響が特に大きいテンプレート。
また、その他のさまざまな理由から半永久的に保護されているページがあります。詳細は半永久的に保護されているページを参照してください。
半永久的に保護されたページは管理者のみ編集することができます。文面の変更提案などがある場合には、そのページのノートで提案してください。
保護されたページに表示するテンプレート
[編集]Wikipedia:Template メッセージの一覧/メンテナンス#保護中を参照してください。
関連項目
[編集]- Wikipedia:編集合戦
- Wikipedia:半保護の方針
- Help:管理者マニュアル ページの保護
- 特別:Log/protect - 保護権限の使用記録
- 特別:Protectedpages - 現在保護されているページ