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利用者:Was a bee/resource

履歴保存専用の名前空間を作る、というのがどうことなのか、の簡単な解説。ローカル(自分のパソコン)のMediaWikiでのテスト結果です。

1. 名前空間新設の依頼[編集]

まず補遺用の名前空間を依頼して作ってもらいます。つまり[[履歴補遺:ああああ]]といったページを作れるようにする、ということです。具体的には LocalSettings.phpというファイルに、次の二行を書いてもらうと作成されます。(例:Wikipedia‐ノート:ウィキプロジェクト/名前空間の新設依頼例

$wgExtraNamespaces[104] = "履歴補遺";
$wgExtraNamespaces[105] = "履歴補遺‐ノート";

2. 履歴ページでのリンク表示作成[編集]

次にMediaWiki:HistlegendHelp:条件文ifexistマジックワードの{{FULLPAGENAME}}を使用して

{{#ifexist: 履歴補遺:{{FULLPAGENAME}} | <br />
* このページの履歴には補遺があります。[[履歴補遺:{{FULLPAGENAME}}|履歴補遺]] |}}

のように書きます。そうすると「そのページに履歴補遺が存在する場合」は、あらゆる版の履歴表示時に、注意書きと補遺ページへのリンクが表示されるようになります(下図参照)。

3.もし作業者を限定するならフィルター[編集]

さらに編集フィルターで次のような設定を入れると、例えば履歴補遺空間(ns:104と仮定)の編集が管理者(sysop)しかできなくなります。

article_namespace == 104 & !("sysop" in user_groups) 

利用者が問題となっている操作を取るのを防ぐ

管理者に負荷をかけないためには、次のような設定を行えば「編集回数3000回以上」のベテランのみが履歴補遺空間を編集できる設定になります。荒らし対策や初心者によるミスなどを防ぐ意味では、こうした設定でおそらく十分かと思われます(ここで3000という数字は適当なものです。著作権や削除の関連のややこしい方針等について、一定の理解が出てきそうな頃合いであり、かつアカウントの量産などやる気にならないような値であれば十分なのだろうと思います)。

article_namespace == 104 & user_editcount < 3000

利用者が問題となっている操作を取るのを防ぐ

関連項目[編集]