利用者:YShibata (WMF)/UCoCミーティング/20220617
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できあがり!
6月17日金曜 オンラインミーティング(日本語)22:00 - 23:00
Zoomで行いますので、当日、お名前は署名と同じお名前をZoomの名前としてくださるようお願いいたします。
オンラインミーティング参加希望者
[編集]- --背番号9(会話) 2022年6月6日 (月) 13:16 (UTC)
- --Qbwr8296 2022年6月14日 (火) 03:25 (UTC)
- --miya(会話) 2022年6月14日 (火) 14:49 (UTC)
- --AppleRingo777(会話) 2022年6月17日 (金) 00:53 (UTC)
参加者提案の議題
[編集]1. 7月1日以降の財団とのコミュニケーションの取り方
- 運動戦略フォーラム (Movement Strategy Forum)はあくまで2カ月の試験運用で、評判が芳しくなければ閉鎖になる可能性があり、フォーラム全体の投稿を見る限り評判はあまり芳しくないので、閉鎖となる可能性は低くはなく、他の方法も検討する必要あり。
2.「重要な書類に日本語版を・重要な会議に日本語通訳を」について。
- 日本語版利用者がこんなところで言語サポートを提供して欲しいと思う書類・会議と、財団が「重要」だと思う書類・会議は必ずとも一致してない。
- 例
- グローバル追放(バン)方針改正の可能性について - このような事項こそお金(予算)をかけて翻訳して欲しい。
- 例
- 日本語版利用者がこんなところで言語サポートを提供して欲しいと思う書類・会議と、財団が「重要」だと思う書類・会議は必ずとも一致してない。
3. 他にも財団の思惑と、日本語版ユーザーのニーズがかみ合っていないことについて。
4. 財団が将来的に実行を予定しているIPマスキング
5. ウィキメディアコミュニティ基金の申請の仕方が非英語話者にはかなりハードルが高いことについて。メタのウェブページが英語でも分かり辛いので、非英語話者にはさらにわかり辛い。
6. ユニバーサル行動規範とそのガイドラインの文言改正 - 今後の展開とタイムライン
- 6.1 ユニバーサル行動規範
- 6.2 ガイドライン
- タイムラインは、2022年6月23日の理事会で決定されるそうです。
7.11月に予定の「アジア月間(未定 - リンクは去年のもの)」イベントについて - 日本語版とESEAPとの協力
- シドニー大学で開催、「WOW2022 Diversity, Diasporas and Digitality: The Worlds of Wikimedia™ and beyond」
8. 柴田さんお疲れさまでした。そしてありがとうございました。
- 各ウィキの何も知らず、日本語コミュニティの何も知らず、にもかかわらずここまで綱渡りを続けることができたのは利用者の方々のご親切ゆえです。心から感謝もうしあげます。
7月以降のウィキメディア財団の予定(YShibata (WMF)は2022年6月30日で財団との契約は終了します)
[編集]将来の全体像
[編集]「2030戦略」 編集合戦、嫌がらせ、なりすまし、利己的利用は世界中、共通の問題
ボランティア編集者=ウィキペディアの生命線=知識をエリートのものだけにしない
↓
どうしたらいい?
↓
世界中の利用者から知恵を集めよう!2015年、2016年ころ、ゼロから始まりました。現在も進行中。
↓
運動(ムーブメント)
↓
意見を集め、分類し、10のリコメンデーション(勧告)ができて、45のイニシアチブとして具体化されました。
↓
その中の優先事項が
↓
- ユニバーサル行動規範施行 (イニシアチブの中、16)
- 安全と包括性を確保するため
- 規範を掲げた、実際、どうする?
- ↓
- 運動憲章 Movement Charter (イニシアチブの中、22)
- 意思決定に公平さを確保するため
- ハブ Hubs (イニシアチブの中、25)
- 意思決定に公平さを確保するため
- 「ハブ」はここでは利用者のことです。元々の意味は「車輪の真ん中にある部品」です。権限を分散させる、という意図で命名されました。このハブがたくさんあって、ムーブメントが前に進む、というイメージです。
- 意思決定に公平さを確保するため
組織改編もこの全体(ムーブメント)のために行われました。利用者の方々から知恵を集めるため、有効にお金を使うため、技術でできることは革新を続けるため。法務部門では各国の制度の違いに対処しなければなりません。しかし財団としては、各国の制度の違いについて、白紙状態です。そのため新しい部署が2021年7月に発足しました。それが、日本語などの各国語ファシリテーターを採用したムーブメント(運動)ストラテジー(戦略)アンド ガバナンス チームです。
↓
助成金は、このためにあります。個人や少人数のグループであっても、他のウィキペディアンに良い影響を及ぼすか、が、審査基準の一つになっています。 2030戦略の目次にある「45のイニシアティブ」に当てはまるものに資金が出ます。 日本語コミュニティはこのページの中のESEAPという地域に当てはまります。イースト・アジア(東アジア)を含めた頭文字です。
- このムーブメントを各国語で話し合う場がMSフォーラムです。現在は試験版で、5月24日から7月24日、公開されています。コミュニティーからのフィードバックが肯定的であれば、フォーラムは2022年8月にウィキマニアの前に立ち上げられる予定です。そうでない場合は、受け取ったフィードバックに従い、提案を変化させるか閉鎖します。
ウィキメディアにログインし join MS Forum' をクリックしてください。クリックして英語になっていたら、your languageをクリックし変更を保存してください。
理事会(財団の上位組織)選挙
[編集]2022年の理事選挙は過程に変更があります。ウィキメディア財団理事会選挙について、全候補者を提携団体が投票で数を絞った後に、コミュニティが※2名を選出します。
- 2022年4月下旬 - 5月初旬 候補者の募集・提携団体に監査員会の委員推薦を募集。
- 2022年5月中旬 - 6月初旬 監査委員会が候補者を査定。
- 2022年7月1日 – 2022年7月15日 提携団体が候補者名簿に対して投票する期間・候補者名簿の公表
- 2022年7月中旬 - 8月初旬 コミュニティより候補者当人と、各自が投票支援ツールに載せる声明文案に対して質問を投稿。
- 2022年7月中旬 - 8月中旬 選挙運動期間として、候補者とコミュニティの対話を実施。
- 2022年8月15日 – 2022年8月29日 コミュニティの投票期間・投票用の支援ツールを公開
- 2022年8月末 - 集票結果の暫定的な発表、票の精査へ進む。
- 2022年8月末 - 9月初旬 選挙管理委員会による票の精査と確認
- 2022年10月初旬 - 理事が決定
ウィキマニア
[編集]8月11日 -14日 プログラム
ウィキマニアは、ボランティアコミュニティによって実現されたすべての自由でオープンな知識プロジェクトを祝う、ウィキメディア運動の年次会議です。
今年のウィキマニアでは、ウィキメディアンが一堂に会し、バーチャルおよび対面式の構成で、創造、祝賀、交流を行う予定です。
ESEAPシドニー大学
[編集]11月
財団の公式カレンダー、公式ブログに日本語で
[編集]財団の公式カレンダー、公式ブログに日本語で載せることができます。(ちょっと今テクニカルな問題発生中)
2022年6月18日Wikipedia Town SUMIDA #1
Technology Fund2022年中に開始
[編集]重要な書類に日本語版を・重要な会議に日本語通訳を
[編集]財団の新年度計画
[編集]ウィキメディア財団の求人情報
[編集]公式ウェブサイトの求人欄 --YShibata (WMF)(会話) 2022年6月3日 (金) 15:50 (UTC)
議事の要旨、補足(ドラフト)
[編集]日時
- 6月3日 金曜 22:00 - 23:00(日本時間)
参加者
- YShibata (WMF)さん
- 背番号9さん
- Ryoさん(背番号9さんのゲスト)
- Qbwr8296さん
- Miyaさん
- AppleRingo777
形態
- Zoom
議事の要旨、補足、追加情報
[編集]1. 7月1日以降の財団とのコミュニケーションの取り方
- 運動戦略フォーラム (Movement Strategy Forum)はあくまで2カ月の試験運用で、評判が芳しくなければ閉鎖になる可能性があり、フォーラム全体の投稿を見る限り評判はあまり芳しくないので、閉鎖となる可能性は低くはなく、他の方法も検討する必要あり。
- 次のファシリテーターの就任との間にギャップが空かないように努力したが難しかった。日本語版に精通した人で財団に日本語版の声を届けたいという方は今後財団のファシリテーターの求人広告に注視してもらいたい。
- 大きな言語版は国別協会があるところが多いので、彼らが橋渡しの役を買って出ている。
- 日本語版でも国別協会設立の話が持ち上がったことがあったが、法的問題が起こった時にどこまで責任が持てるかという問題があり、立ち消えになった。法的問題がクリアにならないと日本での組織化は難しい。
- 財団の法務部(柴田さん所属の運動戦略チームも法務部門下に置かれているが、ここでの法務部は法務顧問がいる純粋な法務部)は少数で、あまり言語版別の細かな法的サポートはできないという。
- インド関連の言語版群は、一番利用者とのコンタクトの機会が多い運動戦略チーム以外に、技術部門に多くの技術者がおり財団の縦割り体制にも関わらず独自に協力や情報共有を積極的に行っている。日本語話者の技術者の方もポストに空きがあったら応募して欲しい。
- 財団のZoomミーティングは時には会議が終わった後に「社交の時間 (social hour)」が設置されているものもあり、そこに居残って参加者間、時には理事も加わって交流を深め、そこで会議中でカバーしきれなかった情報交換や詳細説明などが起こり、今度はその情報がSNSやTelegramのチャットで流れるなどして社交好きの利用者がいる言語版は情報が早く伝わりやすい。
2.「重要な書類に日本語版を・重要な会議に日本語通訳を」について。
- 日本語版利用者がこんなところで言語サポートを提供して欲しいと思う書類・会議と、財団が「重要」だと思う書類・会議は必ずとも一致してない。
- 例
- グローバル追放(バン)方針改正の可能性について - このような事項こそお金(予算)をかけて翻訳して欲しい。なおグローバル追放方針を改正するか否かはまだ「改正しますか?」という伺いを立てているまだまだごく初期段階。参照:「グローバル追放(バン)方針の改正可能性について」
- グローバル追放(バン)方針改正の可能性について - このような事項こそお金(予算)をかけて翻訳して欲しい。なおグローバル追放方針を改正するか否かはまだ「改正しますか?」という伺いを立てているまだまだごく初期段階。参照:「グローバル追放(バン)方針の改正可能性について」
- 例
- 日本語版利用者がこんなところで言語サポートを提供して欲しいと思う書類・会議と、財団が「重要」だと思う書類・会議は必ずとも一致してない。
3. 他にも財団の思惑と、日本語版ユーザーのニーズがかみ合っていないことについて。
4. ユニバーサル行動規範とそのガイドラインの文言改正 - 今後の展開とタイムライン
- 4.1 ユニバーサル行動規範
- 4.2 ガイドライン
- コメント募集を締め切った後、委員会が改訂草案を作成するが、その改訂草案の完成後に理事会が承認する前に再度一般利用者がコメント出来る機会があるかやタイムラインは、2022年6月23日の理事会で決定される予定。
- メタでいくら何語でも投稿して下さいとあっても、英語が中心で意見が書かれた議論ページでは、非英語話者の方は加わり辛いようだ。前回あの草案文言でさえも賛成票が過半数を占めたので、今回も文言に納得いかない部分があっても承認されることと予想される。日本語版の編集者の意見を届ける方法が欲しい。
5. なぜ日本語版は変わる必要があるのか?今のままではいけないのか?財団とあまりかかわりを持たずどもルールはちゃんと守って、いままでちゃんとやってきて成り立っている。
- 財団創立以来、財団を取り巻く法的そして社会的環境が変わってしまい、財団も社会的責任から変化に対応していかなければいけない、というのが財団との数々ミーティングに参加したAppleRingo777が理解した内容として紹介。しかし、一応財団側に質問を投げかけた。
6. 財団が将来的に実行を予定しているIPマスキング[注 1]
- 財団とのそんなに関りを持たなくてもいいのではということだが、例えば将来的にIP利用者のIP番号表示の一部がマスキング(不可視化)される準備を財団が進めている。これは日本語版の運営方法に大きく影響を与えることになると予想される。
- 過去に他の仕様やツールがテスト版やベータ版として導入された際に、財団からのお知らせや意見募集に日本語版からはあまり反応がなかったとのことなので(これは財団情報)、実装されて何年も経って、使用者数が増えてしまった後では廃止を訴えても難しくなる一方なので初期段階で関心を持って財団と意思疎通を図りたい(これは財団からではなくAppleRingo777より )。
- ただしIPマスキングに関しては個人情報保護などの法的問題が絡むので(5.の法的環境の変化も参照)、将来的な実施を止める見込みは薄い。よってどう実施・運用されるのか、そして日本語版にどう影響するのか早めに理解を深め、財団に的確な意見を発していけるようにしたい(AppleRingo777よりミーティング後の補足)。
7. ウィキメディアコミュニティ基金の随時助成金申請の仕方が非英語話者にはかなりハードルが高いことについて。メタのウェブページが英語でも分かり辛いので、非英語話者にはさらにわかり辛い。締め切りでさえもいつなのか明確な記述がされていない。
- 追加YShibata (WMF)(会話) 2022年6月26日 (日) 08:56 (UTC) 上記の申請について日本語版の作成の合意を得ました。予算もとれそうです。ただ、有償翻訳者を募集したときに応募者がいませんでした。
- エディタソンに良く使われるコミュニティ基金随時助成金の方は日本語版が所属するESEAP地域の一般編集者によって構成される地域委員会が申請審査をするので、審査のペースが遅くかつ厳しい。
- 最近新設されたMSIG助成金は、財団が審査するので比較的早く申請認可の判断が出来ることが可能になったが、運動戦略のイニシアティブを推進する内容でなくてはいけない。
8. 11月に予定の「アジア月間 2022(リンクは去年のもの)」イベントについて - 日本語版とESEAPとの協力(告知)
- やはり11月にシドニー大学で開催される学術研究者達のWorlds of Wikimedia会議「WOW2022 Diversity, Diasporas and Digitality: The Worlds of Wikimedia™ and beyond」(告知)
9. 柴田さんお疲れさまでしたユニバーサル行動規範のガイドライン草案投票において日本語版から多くの意見が出て、それを財団に届けることが出来たのは柴田さんのお陰です。ありがとうございました。
- (柴田さんより)各ウィキの何も知らず、日本語コミュニティの何も知らず、にもかかわらずここまで綱渡りを続けることができたのは利用者の方々のご親切ゆえです。心から感謝もうしあげます。--YShibata (WMF)(会話) 2022年6月26日 (日) 09:42 (UTC)
注
[編集]- ^ これは柴田さんなどファシリテーター所属の「運動戦略とガバナンス」チームとは別部門の「ウィキメディアの製品 (Wikimedia Product)」チームが扱っている課題。つまり柴田さんはその別部門から頼まれない限りこの問題に関われる立場でなく、日本語版のコミュニティがこの課題と財団と直接関わっていくしかない。