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利用者:Y zai/下書き

石楯尾神社(いわだておじんじゃ)は相模国に13社ある式内社の一社である。

この社に関しては論社が多い。延喜式には高座郡石楯尾神社と記されている。

石楯尾神社(旧藤野町名倉)[編集]

石楯尾神社
所在地 神奈川県相模原市緑区名倉4524
位置 北緯35度36分50秒 東経139度7分54秒 / 北緯35.61389度 東経139.13167度 / 35.61389; 139.13167
主祭神 石楯尾大神
社格 式内社(小)、郷社
創建 不詳
本殿の様式 神明造
別名 名倉権現
例祭 8月26日
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石楯尾神社(旧藤野町名倉)は相模原市緑区名倉に鎮座する神社である。

旧来「エボシ岩」が礼拝対象であった。応神天皇の御幸所で御造営があったとも伝えられ、天安元年(857年)、従五位下の神とし官社に預った事が文徳実録にある国史所載社でる。

延喜式では式内小社に列した延喜式内社であるが三増合戦の禍を受け、永禄12年(1569年)社殿全部が火災にあい、古記録まで焼失した。

現在の社殿は、享保9年(1724年)に建築されたもので、明治6年(1873年)、社格制定に際し郷社となる。

大正12年(1923年)、神奈川県告示第26号により、神饌幣帛料供進指定神社に指定された。

昭和23年(1948年)神奈川県神社献幣使参向神社に指定された。

神社明細帳は元亀元年(1570年)に消失したとされ、由緒がわからなくなっていたが、昭和17年(1942年)神社明細帳の訂正が許可され、正式に式内社として国家から認められた。戦後、古文書によって証明されたとされる。

桂川南岸に鎮座し、式内社調査報告は地形的には当社が式社の可能性が高いとしている。

祭神[編集]

  • 石楯尾大神
  • 産土神
  • 伊邪那基幹神
  • 天御中主神
  • 天常立神
  • 国常立神
  • 天照座皇大神
  • 大歳神
  • 猿田彦神
  • 菊理姫神
  • 事代主神
  • 日本武尊
  • 護良親王

祭礼[編集]

2月節分 節分祭
4月10日 春季大祭
8月26日 例大祭
11月28日 秋季大祭
毎月1日 月次祭
満月の日 霊開きの祭

境内社[編集]

  • 祖霊社
  • 浅間神社
  • 疱瘡神社
  • 御嶽神社
  • 日月両宮
  • 蔵祖神社
  • 天満天神
  • 春日神社

アクセス[編集]

JR東日本中央本線藤野駅からタクシーで約15分

参考文献[編集]

  • 石楯尾神社(相模原市名倉)境内掲示板

外部リンク[編集]

石楯尾神社(旧藤野町佐野川)[編集]

石楯尾神社
所在地 神奈川県相模原市緑区佐野川3448
位置 北緯35度39分23秒 東経139度7分11秒 / 北緯35.65639度 東経139.11972度 / 35.65639; 139.11972
主祭神 神日本磐余彦尊
社格 式内社(小)、村社
創建 不詳
本殿の様式 八幡造
別名 御石杜
例祭 8月23日
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石楯尾神社(旧藤野町佐野川)は相模原市緑区佐野川に鎮座する神社である。

景行天皇庚戌40年(110年)、日本武尊東征ののときに持ち来った天磐楯を東国鎮護のためここに鎮め、神武天皇を祀ったのが始まりである。

坂上石楯は、高座郡の県主で当地の住人であった。第47代淳仁天皇天平宝字8年(764年)に前の太政大臣恵美押勝の乱のとき、乱を鎮めた功によって、高座・大住鮎川多摩都留の五郡を賜ったといわれ、石楯尾神社の保護者であった。

本来は巨石を祀っていたという。

江戸時代にば武甲相三州から多くの民衆がお参りし、幼児の疳虫除けの祈祷を受けたという

永禄12年(1569年)に武田信玄が小田原を攻めたとき焼かれたが、その後、再建されて今日に至っている。

幣殿、拝殿は昭和12年(1937年)に改築されたが本殿は室町時代の建築様式をよく伝えている。本殿棟札には天保7年11月氏子中、調写、浄善石船、謹記とある。神楽殿は弘化年間(1854年) に建てられたものである。

祭神[編集]

  • 神日本磐余彦尊
  • 石村石楯
  • 藤木姫

アクセス[編集]

JR東日本中央本線藤野駅からタクシーで約15分または上野原駅から富士急山梨バス井戸行きで石楯尾神社前すぐ(本数注意)

参考文献[編集]

  • 石楯尾神社(相模原市佐野川)境内掲示板

外部リンク[編集]

石楯尾神社(相模原市磯部)[編集]

外部リンク[編集]

諏訪神社(大和市)[編集]

外部リンク[編集]

諏訪明神(座間市)[編集]

諏訪明神(相模原市大島)[編集]

諏訪神社 (相模原市)を参照

皇大神宮(藤沢市鵠沼)[編集]

神奈川県藤沢市鵠沼に鎮座する皇大神宮の境内末社。所在地は高座郡であり、旧藤野町(現相模原市緑区の一部)は愛甲郡である。

皇大神宮の社伝によると、現皇大神宮があったところには、石楯尾神社があったとされる[1]

祭神[編集]

石楯尾大神

祭礼[編集]

5月17日 石楯尾神社例祭

参考文献[編集]

  • 皇大神宮(藤沢市)境内掲示板

脚注[編集]

  1. ^ 皇大神宮(神奈川県神社庁サイト)