コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

利用者:YamaHankyu/sandbox

はね たくや

羽根 拓也
生誕 (1966-12-20) 1966年12月20日(57歳)
日本の旗 日本 奈良県十津川村
出身校 同志社大学卒業
職業 人材育成プロデューサー
受賞

ハーバード大学優秀指導証書(1994年) アントレプレナーオブザイヤーJAPAN・セミファイナリスト選出(2001年2009年

日本e-learning 大賞・スマート学習部門賞(2012年
テンプレートを表示


羽根 拓也(はね たくや、1966年12月20日 - )は、日本の人材育成プロデューサー。米国のハーバード大学より「優秀指導証書」を授与された元ハーバード大講師。株式会社アクティブラーニングの創業者であり、代表取締役社長を務める。

来歴と人物

[編集]

奈良県十津川村出身。日本の塾、予備校で指導後、渡米。ペンシルベニア大学ハーバード大学などで日本語講師として教鞭をとる。教える傍ら、独自の 「学ぶ力」を育成する教育手法を開発。「学ぶ力」を伸ばしてから本来の「教科」を教えるその指導法が評価され、1994年、 ハーバード大学より「優秀指導証書(Certificate of Distinction in Teaching)」を授与された[1]。帰国後の1997年、「能動的に、自らの回答を創り出せる人材」の育成に特化した株式会社アクティブラーニングを設立。日本の教育界に「アクティブ・ラーニング」を導入、普及させたパイオニアと言われている[2]

2001年から2006年にかけて、大前研一の番組「ビジネス・ブレイクスルー」に出演。その後、アカデミックフィールドだけではなく、企業研修や人事コンサルティングの領域へ。自社のサービスとして、企業向けには、採用支援・育成支援・組織力の向上・新規事業立案を展開。大手企業からスタートアップまで数々の実績を出す。

2005年経済産業省鈴木英敬(当時産業人材政策室課長補佐)の構想に竹中平蔵が賛同し実現した「スーパー公務員養成塾」のChief Learning Officerを務める。2006年より2010年まで、経済産業省が提唱する社会人基礎力プロジェクトに参画。文部科学省が推進する就業力育成支援事業に、2010年の審査員として参画するなど、公的機関支援も多数行っている。

テクノロジー×教育の取組み

[編集]

ハーバード講師時代から、マサチューセッツ工科大学とハーバード大学の共同で行われた「テクノロジーを活用した教育」の勉強会に参加するなど、テクノロジー×教育に強い興味を持つ。2012年には、マイクロソフトWindows 95Windows 98のチーフアーキテクトなどを務めた中島聡と制作した「学習者から勉強の苦労を解放するアプリ」neu.Tutor(ノイ・チューター)を発表。『第9回 日本e-Learning大賞』でスマート学習部門を受賞した[3]

エンターテインメント×教育の取組み

[編集]

いわゆる一般的教育の中で産まれてきた学校嫌いの学生へのアプローチとして、「エンターテインメント×教育」の可能性も模索。2015年から、ヒューマンビートボックスダブルダッチブレイクダンスBMXなどのストリートパフォーマーとコラボレーションし、新しい活動を開始。

パフォーマーと協力して学校で授業を実施した[4]ほか、AbemaTVで若者向けコンテンツとして、ストリートパフォーマーの努力をまとめた、「StreetX[5]」「Street Experience[6][7]」の映像作品を制作。

また、日本・シンガポール外交関係樹立50周年(SJ50)イベントでオーチャード・ロードを封鎖したストリートパフォーマンスをプロデュースするなど、多岐に渡る活動を通し、若者への新しいアプローチの仕方を研究中。

オープン・イノベーションの取組み

[編集]

2015年、ヨーロッパ最大級のスタートアップイベント「SLUSH」の活動に感銘を受け、孫泰蔵、アンティ・ソンニネン、天野舞子などの中心メンバーと共に、SLUSH ASIA立ち上げに関わる。 SLUSHの体験から、オープン・イノベーションの可能性を感じ、自らもハーバード大学生を始めとする海外学生と、日本のスタートアップ・大企業・学生を繋げるイベント「NexGen」を企画・プロデュース。2016年よりForbes Japanとの共同開催に。日本のみならず、シンガポールでもイベントを開催した。

グローバルでの取組み

[編集]

2013年、世界で活躍する日本人をつなぐプラットフォーム「和僑会」の世界大会(タイ・バンコクで開催)で、大前研一ら講師陣と並び、講演を実施。 2017年には、オーストラリアで開催されたHarvard Project for Asian and International Relationsで講演。同年、WAOJE世界大会に招待され、キングコング西野亮廣LINE元社長の森川亮、著書『伝え方が9割』を執筆したコピーライター佐々木圭一の講演においてワークショップモデレーターを勤めた。

地方創生の取組み

[編集]

2006年奈良県十津川村の産業育成プロジェクトをプロデュース。テレビ東京ガイアの夜明け」で放映された。同プロジェクトが産んだ村おこし活動が「総務大臣賞」を受賞。なおこのプロジェクトの取組みは、NHKスペイン国営放送でも放映された。

2009年に、地方創生の取組「にっぽんの宝物」を発案。山口県から始まり、2018年1月現在、全国17地域でセミナー実施、8地域でグランプリを開催。全国1000以上の事業者が参加し、2015年から全国大会、2016年からシンガポールで世界大会を開催している[8]

2016年に日本・シンガポール外交関係樹立50周年(SJ50)のイベントで実施した販売会では、シンガポール首相府担当兼外務担当兼運輸担当上級国務大臣のジョセフィン・テオ(Josephine Teo)が訪問する3つのブースに選ばれた。

日本とシンガポールを繋ぐ取り組みが評価され、2017年、首相官邸で催されたシンガポール大統領トニー・タン・ケン・ヤムを招いた晩餐会に招待された[9]

著書

[編集]
  • 『限界を突破する「学ぶ技術」』(2004年・サンマーク出版
  • 『ジコピー道場』(2004年・日本実業出版社、ジコピー委員会との共著)

出演

[編集]

テレビ

[編集]

雑誌

[編集]

Webメディア

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ プロが薦める勉強法 File#07 | アルク
  2. ^ 業界初の試みが実現 私学・私塾のための 生き残りセミナー”. 2018年1月9日閲覧。
  3. ^ eラーニングアワード 2012 フォーラム 第9回 日本e-Learning大賞 受賞者決定!”. 2018年1月9日閲覧。https://jinjibu.jp/article/detl/eventreport/851/
  4. ^ Asahi Shimbun Digital[and] - 元ハーバード講師×世界トップパフォーマーが日本の中高生に特別授業。”. 2018年1月9日閲覧。
  5. ^ Street X | AbemaTV”. 2018年1月10日閲覧。
  6. ^ Street Experience -ブレイクダンス/ヒューマンビートボックス | AbemaTV”. 2018年1月10日閲覧。
  7. ^ Street Experience - BMX/ダブルダッチ | AbemaTV”. 2018年1月9日閲覧。
  8. ^ 日本の宝物 世界大会inシンガポール 2016 受賞結果”. 2018年1月10日閲覧。
  9. ^ にっぽんの宝物プロデューサー羽根拓也、シンガポール大統領晩餐会に出席”. 2018年1月9日閲覧。
  10. ^ http://ec.nikkeibp.co.jp/item/backno/BA1146.html

外部リンク

[編集]

[[Category:1966年生]] [[Category:奈良県出身の人物]] [[Category:存命人物]]