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競馬ニホン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
前夜通信社から転送)
競馬ニホン
種類 競馬新聞
(原則中央競馬開催日前日に発行)
サイズ ブランケット判

事業者 株式会社前夜通信社
本社 大阪府大阪市北区中津1-17-19
創刊 1946年昭和21年)10月16日
前身 前夜通信社の出馬表
(1932年 - 1941年)
馬事通信
(1941年 - 1942年)
言語 日本語
価格 1部 470円
ウェブサイト https://www.keibanihon.co.jp/
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競馬ニホン』(けいばニホン)は、大阪市を拠点とする、関西を中心とした中央競馬予想専門紙

概要

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発行元は株式会社前夜通信社。1932年(昭和7年)創業の歴史ある会社である。社名の由来は、太平洋戦争前の頃の競馬において、翌日のレースに出走する馬の登録馬名(当時、出走馬と枠順の確定は、レース当日の朝であった)と、予想を掲載した出馬表と呼ばれる出版物を、レース前夜に発行したことから取られている。

毎週原則として競馬開催前日の金曜・土曜日に新聞を発行。京阪神を中心とした西日本各地の主要駅売店、競馬場・ウインズ、コンビニエンスストアにて新聞を販売していたほか、e-SHINBUN(イー新聞)で電子版を提供。また、携帯電話各社と業務提携を結んでいた他、放送メディアにもラジオNIKKEIグリーンチャンネルの競馬中継の解説として記者(トラックマン)が出演していた。

競合他紙が1990年代より次々に紙面をカラー化していったのに対し、休刊までモノクロ紙面であった。

関東の情報は創刊当時に縁が深かった『ダービーニュース[注 1]と業務提携を結んでいた(2013年まで)。

1984年(昭和59年)6月までは、同じ関西系の『週刊競馬ブック』より先に週刊誌『競馬ニホン週刊号』も発行しており(資料編については2005年7月まで発行)[1]、競馬評論家の志摩直人の連載コラムなどが人気を博した[2]

インターネットへの進出は早く、1995年(平成7年)にウェブサイトをオープンした。

2018年4月6日に、諸般の事情により4月15日号をもって一旦休刊すると発表。Webサイトについてはそれに先立って4月8日に全サービスを終了[3]。2019年2月からホームページは通販サイトにリニューアルした。

放送系メディアとの関係

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競合紙の競馬ブック毎日放送MBSラジオ、『日曜競馬』→『みんなの競馬』→『GOGO競馬サンデー!』)やカンテレ(『DREAM競馬』)などへ積極的にスタッフを派遣していたのに対し、競馬ニホンは1965年(昭和40年)にスタートした日本短波放送第2プログラム『中央競馬実況中継』を中心とし、同局以外への出演は朝日放送ABCラジオ、『ABC中央競馬中継』)など一部に限られた。

放送出演経験のあるトラックマン

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  • 青木雅人 - ABCラジオ『THE KEIBA』→『オン・ザ・ターフ!』→『ジョッキー・ルーム』を歴任。2014年に定年退職。
  • 荒木敏宏 - 休刊後、フリーの評論家としてラジオNIKKEI『中央競馬実況中継』(第2放送・日曜)に着任。
  • 石井大輔 - 休刊直前の2018年4月8日、ラジオNIKKEIに出演。休刊後、研究ニュース(関西版)に移籍。
  • 清水敬三 - ラジオNIKKEI(第2放送・日曜)を歴任。
  • 辻俊典 - ラジオNIKKEI(第2放送・日曜)パドック解説。就任当初は主に日曜午後の時間帯だったが、休刊直前には日曜日<原則として。月曜日が祝日となった場合の3日間開催であれば月曜担当となる場合あり>の全レース担当になっていた。2018年3月25日放送限りで退任。
  • 豊沢信夫 - ラジオNIKKEI(第2放送・日曜)を歴任。休刊後、エージェント活動に専念。
  • 信根隆二 - ラジオNIKKEI(第2放送・日曜)に出演。休刊後、競馬ブック(栗東本社)に移籍。

CMソング

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  • バスケットシューズ「馬にしてみれば」(1976年)[4][5]

関連項目

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脚注

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注釈

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  1. ^ 同じく大阪で発行していた『競馬ダービー』とは無関係。

出典

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外部リンク

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