前川 (石川県)
表示
前川 | |
---|---|
小松市城南町付近の前川 | |
水系 | 一級水系 梯川 |
種別 | 一級河川 |
延長 | 14 km |
平均流量 | -- m3/s |
流域面積 | 57 km2 |
水源 | 小松市赤瀬町(石川県) |
水源の標高 | -- m |
河口・合流先 | 梯川(石川県) |
流域 | 石川県 |
前川(まえがわ)は、石川県小松市を流れる梯川水系の一級河川である。木場潟より上流は日用川と呼ばれる。
地理
[編集]日用川の源流は石川県小松市南部の赤瀬町の山中。概ね北西方向に流れ、粟津温泉付近で粟津川を合流し、その後木場潟に流入する。前川として木場潟から流出し、小松市街地、旧今江潟の干拓地東端を流れ、小松空港北東の小松市安宅町で梯川と合流する。
流域の自治体
[編集]- 石川県
- 小松市
歴史
[編集]かつては、木場潟から今江潟へ流れていた。
- 縄文時代 - 今江の五郎座から貝塚が発見されている。
- 1897年(明治30年) - 北陸線開通により水運が衰退し始める。
- 1954年(昭和29年)7月7日 - 加賀三湖干拓事業の起工式を行う。
- 1960年(昭和35年)2月25日 - 農林大臣が加賀三湖干拓建設事業計画を正式に決定する。
- 1962年(昭和37年) - 前川改修工事が行われる。
- 1964年(昭和39年) - 前川改修工事が完成し、今江潟排水機場の工事が施工される。
- 1965年(昭和40年) - 今江潟排水機場の工事が完成する。
- 1966年(昭和41年)9月30日 - 加賀三湖導水路建設の起工式が行われる。
- 1967年(昭和42年)3月 - 今江潟が全面的に干拓される。
- 1968年(昭和43年) - 加賀三湖導水路が完成する。[1]
- 1982年(昭和57年) - 木場潟公園開園。
- 1996年(平成8年) - 前川フラワーロードが完成する。
- 2000年(平成12年) - 梯川との合流地点に前川排水機場が完成する。
主な支流
[編集]- 粟津川
- 山代川(木場潟北部で合流)
- 坊川(木場潟北部で合流、大日川ダムの水を導水路によって放水されている。)
主な橋梁
[編集]上流より示す。
- 尾崎橋(石川県道163号瀬領粟津線)
- 井口橋
- 井口新橋
- 日用川橋(国道8号小松バイパス粟津IC)
- 渡城橋
- 絵馬堂橋(石川県道11号小松山中線)
- 新川大橋
- 新高橋(木場潟公園内)
- 五郎座橋(木場潟公園内)
- 今江大橋(国道305号)
- 中橋
- 北陸本線
- 今江新橋
- あいさつ橋
- 御幸橋(石川県道11号小松山中線)
- 琴湖橋
- 今江潟大橋
- 向本折大橋
- 前川新橋
- 浮柳新橋(石川県道20号小松加賀線)
- 潮止橋(梯川逆水門)
脚注
[編集]- ^ 「今江潟と今江町の歴史」閲覧
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 小松・加賀・あわら地区湖沼湿原調査報告書 低地 - 国土地理院(前川の歴史や地勢の記載あり)
- 前川排水機場 - 国土交通省北陸地方整備局