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前田康子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

前田 康子(まえだ やすこ、1966年7月30日[1] - )は、日本の歌人。「」短歌会所属(「選者」2015年より)。夫は塔短歌会主宰の吉川宏志 。 息子は、映画監督の吉川鮎太。

経歴

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兵庫県伊丹市生まれ。武庫川女子大学卒業。1987年、塔短歌会入会。同時に京都大学短歌会に入会し、吉川宏志梅内美華子田中雅子大山令彦らと活動する[2]2012年、第四歌集『黄あやめの頃』(2011年、砂子屋書房)にて日本歌人クラブ近畿ブロック優良歌集賞を受賞。2018年、第五歌集『窓の匂い』(2018年、青磁社)にて第5回佐藤佐太郎短歌賞を受賞。第六歌集『おかえり、いってらっしゃい』(2022年、現代短歌社)

著書

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  • 第一歌集『ねむそうな木』ながらみ書房、1996年
  • アンソロジー『現代短歌最前線 下巻』北溟社、2001年
  • 第二歌集『キンノエノコロ』砂子屋書房、2002年
  • 第三歌集『色水』青磁社、2006年
  • 第四歌集『黄あやめの頃』砂子屋書房、2011年
  • 第五歌集『窓の匂い』青磁社、2018年
  • 現代短歌文庫『前田康子歌集』砂子屋書房、2018年

参考文献

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  • 『短歌研究 2015年12月号(2016短歌年鑑)』(短歌研究社、2014年)巻末「歌壇名簿」より

脚注

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  1. ^ 「前田康子」『塔事典』(塔短歌会編、2014年)
  2. ^ 吉川宏志インタビュー「見えないものを見つめるために」

外部リンク

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