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前田順司

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

前田 順司(まえだ じゅんじ、1951年1月21日 - )は、日本裁判官東京高等裁判所部総括判事。

略歴

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栃木県西方町で2006年、職務質問から逃げるために石灯籠(重量約3kg)で警察官を襲ったとされる中国人男性に警察官が発砲して死なせたのは「過剰防衛」だとして、男性の遺族が栃木県に約5千万円の損害賠償を求めた訴訟で二審東京高裁の裁判長を担当し、2011年4月26日請求を棄却した一審・宇都宮地裁判決を変更し、職務質問から逃げるために石灯籠(重量約3kg)で襲いかかろうとしたとの警察官の供述は目撃者の証言や現場の状況から信用性に疑いがあり、警棒での制圧や威嚇射撃を行っていれば抵抗をやめた可能性もあったとして、適切な拳銃使用を定めた警察官職務執行法に違反すると認定し、中国人男性の遺族に計約1千万円の支払いを県に命じる判決を言い渡した。

脚注

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  1. ^ 『官報』号外第97号、令和4年5月2日
先代
三上英昭
札幌高等裁判所事務局長
1993年 - 1997年
次代
柴田寛之
先代
中路義彦
奈良地方裁判所長
2006年 - 2008年
次代
上垣猛
先代
三浦潤
神戸地方裁判所長
2008年 - 2010年
次代
川合昌幸