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前田高孝

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
前田 高孝
名前
カタカナ マエダ タカノリ
ラテン文字 MAEDA Takanori
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1985-06-30) 1985年6月30日(39歳)
出身地 滋賀県東浅井郡
身長 178cm
体重 73kg
選手情報
ポジション フォワード
ユース
0000-1997 日本の旗 虎姫小学校
1998-2000 日本の旗 近江兄弟社中学校
2001-2003 日本の旗 草津東高校
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2004-2005 日本の旗 清水エスパルス 0 (0)
2006 シンガポールの旗 アルビレックス新潟・S 11 (5)
2007 日本の旗 FC Mi-O びわこKusatsu 0 (0)
2007-2008 ドイツの旗 FSVデルンベルク
通算 11 (5)
監督歴
2009 日本の旗 FC Costa(コーチ)
2009-2012 日本の旗 西宮SS(コーチ)
2009-2012 日本の旗 ホームレス・ワールドカップ日本代表(コーチ)[1]
2011-2015 日本の旗 リベルタ大阪FC[2]
2012-2014 日本の旗 関西学院大学(コーチ)
2015- 日本の旗 近江高校
1. 国内リーグ戦に限る。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

前田 高孝(まえだ たかのり、1985年6月30日 - )は、滋賀県東浅井郡出身の元サッカー選手、指導者。現役時代のポジションはフォワード。2015年4月より近江高等学校教員・サッカー部監督[3]

経歴

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選手時代

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長浜市立虎姫小学校近江兄弟社中学校を経て、2001年滋賀県立草津東高等学校に入学してサッカー部入部。1年次に第80回全国高等学校サッカー選手権大会、3年次には2003年 長崎ゆめ総体への出場を経験した。2003年度に静岡県で開催された国民体育大会に出場した際にスカウトの目にとまり[3]、2004年に清水エスパルスに入団した[4] が、同年6月に出場したJサテライトリーグでの試合中にを負傷、全治6か月の重傷を負った[5]。出場機会がないまま、2005年度シーズン終了後契約満了に伴い清水を退団[6]。2006年度はシンガポールに渡り、アルビレックス新潟シンガポールでプレー、11試合に出場し5得点を挙げた。

新潟シンガポール退団後ドイツに渡った。「ヨーロッパのリーグを経験したかったから」だと本人がインタビューで明かしている[7]。語学学校でドイツ語を学びながらレギオナルリーガオーバーリーガ等に所属するクラブの入団テストを受験した末、カッセル市内所在のFSVデレンベルクに入団。2008年3月まで同クラブでプレーしたが、膝を負傷したために現役を引退して帰国した[7]

引退後

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帰国後に東南アジア各国を旅行中、タイ国内の孤児院に約1か月間滞在した。この経験からボランティア活動に関心を持つようになり、ボランティアとビジネスとを関連させての起業を学ぶため、関西学院大学に入学した[3]。在学中から複数のサッカースクールでコーチを務め、小中学生を指導。西宮少年サッカースクールジュニアユースで指導した選手たちが西宮市立西宮高等学校サッカー部に入部、第90回全国高等学校サッカー選手権大会でベスト8に入ったことで指導者としての手腕が評価され[8]、現役の学生のまま関西学院大学サッカー部にコーチとして就任した[7]。ボランティア活動への関心は在学中も衰える事はなく、タイ国内のサッカー場建設や、収益金を東日本大震災被災者へ寄付するためのサッカースクール開催等の活動を行っている[3]。2013年度から同大学サッカー部ヘッドコーチに就任、在籍中に第63回全日本大学サッカー選手権大会で大会準優勝を経験した。

2015年4月より近江高等学校保健体育科、英語科、公民科教員およびサッカー部監督に就任した[3][7][8]。2016年度強化となり、2年でインターハイ予選滋賀県大会を優勝し、全国大会出場を決めた。野洲高校、草津東高校、綾羽高校を次々に破り、1、2年生のみでの全国大会出場であった。[9][10][11] 2018年度には強化3年目でプリンスリーグ昇格を成し遂げ、県リーグ3部からスタートで最速でのプリンスリーグ昇格であった。[12]

所属クラブ

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個人成績

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国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2004 清水 29 J1 0 0 0 0 0 0 0 0
2005 0 0 0 0 0 0 0 0
シンガポール リーグ戦 リーグ杯シンガポール杯 期間通算
2006 新潟S 11 Sリーグ 11 5 2 2 - 13 7
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2007 びわこ 関西1部 0 0 - - 0 0
ドイツ リーグ戦 リーグ杯DFBポカール 期間通算
2007-08 デレンベルク
通算 日本 J1 0 0 0 0 0 0 0 0
日本 関西1部 0 0 - - 0 0
シンガポール Sリーグ 11 5 2 2 - 13 7
ドイツ
総通算

指導歴

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  • 2009年1月~2009年3月 FC Fosta
  • 2009年4月~2012年1月 西宮少年サッカースクール
  • 2009年7月~2009年12月 野武士ジャパン(ホームレスサッカー)
  • 2011年4月~2015年1月 リベルタ大阪FCヘッドコーチ
  • 2012年2月~2013年1月 関西学院大学体育会サッカー部コーチ
  • 2013年2月~2016年3月 関西学院大学体育会サッカー部ヘッドコーチ
  • 2016年4月〜      近江高校サッカー部監督

脚注

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  1. ^ 【大阪】8月30日舞洲スポーツアイランド 野武士ジャパン練習日記 2009.8.31付エントリー
  2. ^ [1] リベルタ大阪FC公式サイト 2015.12.23 01:05 (UTC) 閲覧
  3. ^ a b c d e 北野裕子 滋賀初、元Jリーガー教員 近江高サッカー部監督に就任した前田高孝さん(30) 産経新聞 2015.9.20付記事
  4. ^ 前田高孝選手(草津東高)来季新加入内定のお知らせ J's GOAL 2003.12.25付ニュースリリース(オリジナル: 清水エスパルス公式サイト)
  5. ^ 前田高孝選手のケガについて J's GOAL 2003.6.22付ニュースリリース(オリジナル: 清水エスパルス公式サイト)
  6. ^ 来季の契約を更新しない選手について J's GOAL 2005.12.3付ニュースリリース(オリジナル: 清水エスパルス公式サイト)
  7. ^ a b c d 湖国の人たち 元Jリーガー、近江高校サッカー部監督に 前田高孝さん/滋賀 毎日新聞
  8. ^ a b 元Jリーガーが監督に 滋賀夕刊新聞 2015.7.1付記事
  9. ^ 「[https://www.bbm-japan.com/_ct/17137750 高校サッカー「全国大会初出場」物語 近江高校編(滋賀県) 「サッカー強化を通して、 『何かを切り開ける逞しさ』の 重要性を高校年代で伝えたい」 - ベースボール・マガジン社WEB]」『』。2018年11月26日閲覧。
  10. ^ INC., SANKEI DIGITAL (2017年7月10日). “【関西の議論】弱小高校サッカー部を2年でインターハイへ 元Jリーガーの挑戦、「回り道人生」でつかんだもの” (日本語). 産経WEST. https://www.sankei.com/article/20170710-IA7SQYPYMZN4NFUHUXLSZDPDP4/ 2018年11月26日閲覧。 
  11. ^ 近江高校がスマホアプリでチームを強化!? 自主性を重んじる元Jリーガー監督の試み - スポーツナビ”. スポーツナビ. 2018年11月26日閲覧。
  12. ^ 高円宮杯U-18サッカーリーグプリンスリーグ関西プレーオフ 参入決定戦 奈良育英 vs 近江 | 観戦記事 | 高校サッカードットコム”. koko-soccer.com. 2018年11月26日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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