剪宇峠
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剪宇峠 | |
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所在地 |
日本 徳島県美馬市穴吹町古宮・美馬郡つるぎ町一宇字剪宇 |
標高 | 870 m |
山系 | 四国山地 |
通過路 | 徳島県道259号一宇古宮線 |
プロジェクト 地形 |
剪宇峠(きりうとうげ)は、徳島県美馬市穴吹町古宮と美馬郡つるぎ町一宇にある徳島県道259号一宇古宮線の峠。標高約870m。
地理
[編集]徳島県美馬市穴吹町古宮と美馬郡つるぎ町一宇字剪宇(旧一宇村)の境にある峠。一宇村のかつての東の玄関にあたり、交通上重要な位置を占めていた。峠には弘法大師像2期が石囲いの中に祀られており、傍らに寛永3年に造立された灯籠がある[1]。
峠名は一宇村側にある剪宇集落からとっている。集落は上剪宇と下剪宇に分かれており、それぞれに氏神や氏堂(薬師堂)を祀っている。集落への道路は1965年(昭和40年)に着工され、徳島県道259号一宇古宮線として整備されている。峠には杉の巨木が茂っておりどちら側からもよく目につく[1]。
1973年(昭和48年)5月にこの峠の南で大蛇騒動(5人が同時に大蛇を目撃)が起こり、全国ニュースでも取り上げられ、その後、探検隊が出たことでも知られる[1]。残念ながら大蛇は発見されなかったが、幅40cmの何かが這った跡が見つかった。