劇団間座
劇団間座(げきだんはざまざ)は、日本の劇団。2016年12月、座長間寛平がオーディションで選ばれたメンバーと数人の芸人を指名し、共に旗揚げした。
概要
[編集]劇団間座は、若手芸人の「仕事がない」という嘆きを聞いた間寛平が「若手のために一肌脱いでがんばってみよう」と立ち上げたもの[1]。よしもとの若手芸人や吉本新喜劇座員、プロ、アマ問わないオーディション合格者で構成される。メンバーは固定しない予定であったが、その後も引き続き出演している。寛平は7月に開催された会見で旗揚げの経緯を明かし、「僕は出番が少なくてもいいから、とりあえずその中で若手がどんどん育っていってほしい」と意気込みを語った。[2]
2016年12月24日・25日の旗揚げ公演『恋の虫』(HEPホール)では脚本をNON STYLE・石田明、演出を村田元が行った(石田はゲストとしても出演)。また、劇中歌4曲の作詞を宮藤官九郎が担当し、作曲を赤犬が提供した[3]。これらは、三好大貴、こさっぷ、キタノの大冒険と辻凪子、そのほかの座員たちがそれぞれボーカルを務めた。
2017年9月17日・18日の第二回公演『発明王』(ABCホール)では旗揚げ公演のメンバーに加え、ジミー大西、水玉れっぷう隊・ケン、span!・水本健一・マコトが加入し、ゲストとして村上ショージ・未知やすえ・ハイヒール・モモコが出演した。
2017年12月24日『NGK30周年記念公演 間寛平クリスマスコメディfeat.劇団間座 〜ホーリーナイト アーヘーナイト〜』(なんばグランド花月)では、前公演のメンバーにヤナギブソン・吉田裕が加わった。吉田は終演後、公演前日にNON STYLE・井上裕介がインフルエンザに罹患したため、代わりに急遽出演が決まったと明かした[4]。この公演以降の脚本はザ・プラン9のお〜い!久馬が手掛けた[4]。
2018年12月16日『間寛平クリスマスコメディfeat.劇団間座 「アヘ」は夜更け過ぎに「ウヒハ」と変わるだろう』(なんばグランド花月)ではNON STYLE・井上が初出演した。
所属芸人・俳優
[編集]- 旗揚げ公演より
- 間寛平
- 石田明(NON STYLE)
- アインシュタイン
- こさっぷ
- キタノの大冒険
- みくぼ
- 溝口寛之
- 駒場孝(ミルクボーイ)
- 三好大貴(劇団Patch)
- ボブ(元プルートボブ)
- アケミ・シャイニング
- 葵樹泉
- いがわゆり蚊(吉本新喜劇)
- 岡田直子(吉本新喜劇)
- 辻凪子
- 堀川絵美
- 本間圭
- 前田まみ(吉本新喜劇)
- 山本あきこ
- 兵動大樹
- 坂田利夫
- 第2回公演より
- 第3回公演より
過去に出演した特別ゲスト
[編集]スタッフ
[編集]脚注
[編集]- ^ “寛平ちゃん、若手のために一肌脱ぐ-「劇団間座」旗揚げ 公演テーマは「虫」、プロアマ問わず「虫っぽい人」募集中”. 産経WEST. (2016年7月26日) 2020年12月14日閲覧。
- ^ “寛平の劇団旗揚げ公演「恋の虫」にアインシュタインら、脚本はノンスタ石田”. お笑いナタリー (2016年10月20日). 2020年12月14日閲覧。
- ^ “クドカン×間寛平じぇじぇじぇなコラボ!クリスマスに劇団間座の旗揚げ公演”. SANSPO.COM (2016年11月25日). 2019年7月31日閲覧。
- ^ a b “よしもとニュースセンター : "RE-OPEN"したばかりのなんばグランド花月の聖夜を、 笑いで彩った「NGK30周年記念公演 間寛平クリスマスコメディfeat.劇団間座 〜ホーリーナイト アーヘーナイト〜」”. よしもとニュースセンター. 2019年7月31日閲覧。