加世田駅
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加世田駅 | |
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構内にある車両基地をホームから望む(1981年) | |
かせだ Kaseda | |
所在地 | 鹿児島県加世田市本町 |
所属事業者 | 鹿児島交通 |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線 |
開業年月日 | 1914年(大正3年)5月10日 |
廃止年月日 | 1984年(昭和59年)3月17日 |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | ■枕崎線 |
キロ程 | 26.6 km(伊集院起点) |
◄阿多 (1.7 km) (2.1 km) 上加世田► | |
所属路線 | ■万世線* |
キロ程 | 0.0 km(加世田起点) |
(2.6 km) 薩摩万世► | |
加世田駅(かせだえき)は、かつて鹿児島県加世田市本町(現・南さつま市加世田本町)にあった鹿児島交通枕崎線(南薩鉄道)の駅(廃駅)である。
鹿児島交通鉄道部所在地で、万世線の起点駅でもあった。現在はバスターミナルとなっている。
歴史
[編集]- 1914年(大正3年)5月10日:南薩鉄道枕崎線の伊作 - 当駅間延伸と同時に開業。
- 1916年(大正5年)10月22日:万世線当駅 - 薩摩大崎町間開業。
- 1931年(昭和6年)3月10日:枕崎線当駅 - 枕崎間延伸開業。
- 1962年(昭和37年)1月15日:万世線廃線。
- 1964年(昭和39年)9月1日:三州自動車との会社合併により、鹿児島交通枕崎線の駅となる。
- 1984年(昭和59年)3月17日:枕崎線廃線と共に廃止。
駅構造
[編集]本屋ホーム(単式)1面1線、島式ホーム1面2線の2面3線構造で、枕崎線の拠点駅の一つであり、構内には車両基地や多くの側線を持っていた。ただし、本屋側のホームは貨物用として使われており、晩年は廃車体が置かれた留置線となって機能しておらず、実質島式ホーム1面2線で運用されていた。
廃線まで万世線のホームも残されていた。
廃止後
[編集]鉄道駅としての廃止後、当地は「鹿児島交通加世田ステーション」となり、バスターミナル「加世田バスターミナル」も併設されている。
1994年(平成6年)には南薩鉄道記念館が開業し、廃線当時の状況を知ることができる。枕崎寄りには鹿児島交通のバス車庫と検車ピットがあり、検車場内にキハ100形が静態保存されている。
伊集院寄りにはニシムタ加世田店が営業中。2013年頃までは構内中央にベスト電器加世田店も営業していた(建物は現存せず。2013年12月に近隣地にエディオンとして移転後に閉店)。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]関連項目
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