加茂雄三
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加茂 雄三(かも ゆうぞう、1936年3月6日 - 2010年1月30日[1])は、日本のラテンアメリカ史学者。ラテンアメリカ近現代史専攻。青山学院大学名誉教授。妻の兄は経営学者で立教大学名誉教授の菊野一雄。
略歴
[編集]東京都出身。加茂儀一の四男。東京大学文学部西洋史学科卒業、同大学院国際関係論専攻博士課程満期退学、青山学院大学文学部助教授、教授[2]。2004年退任、名誉教授[3]。ハバナ大学客員教授も務めた。長男は名城大学教授(国際政治学)の加茂省三。
著書
[編集]- 『世界の歴史 23 ラテンアメリカの独立』講談社 1978
- 『ラテンアメリカ・その歴史と風土』(NHK市民大学)日本放送出版協会 1987
- 『地中海からカリブ海へ』(これからの世界史)平凡社 1996
共編著
[編集]- 『ドキュメント現代史 11 キューバ革命』編 平凡社 1973
- 『ラテンアメリカハンドブック』編 講談社 1985
- 『転換期の中米地域 危機の分析と展望』細野昭雄,原田金一郎共編著 大村書店 1990
- 『新しい国際関係下におけるラテン・アメリカへの日本の対応 続』前田正裕共編 ラテン・アメリカ協会 1991
- 『ラテンアメリカ』(地域からの世界史)大井邦明共著 朝日新聞社 1992
- 『南北アメリカの500年 第2巻 近代化の分かれ道』高橋章共編 青木書店 1993
- 『ラテンアメリカ』(国際情勢ベーシックシリーズ ニュースを現代史から理解する)飯島みどり,狐崎知己,遅野井茂雄,堀坂浩太郎共著 自由国民社 1999
翻訳
[編集]- ハーバート・マシューズ『フィデル・カストロ 反乱と革命の創造力』紀伊国屋書店 1971
- ピーター・L・バーガー『犠牲のピラミッド 第三世界の現状が問いかけるもの』山田睦男,乗浩子共訳 紀伊国屋書店 1976
論文
[編集]脚注
[編集]- ^ 訃報:クリスチャントゥデイ(2018年2月閲覧)
- ^ 『現代日本人名録』日外アソシエーツ、1987、2002
- ^ 加茂雄三教授 略年譜と主要な業績 青山史学 22, 5-10, 2004