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加藤千麿

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

加藤 千麿(かとう かずまろ、1938年昭和13年)1月1日- 2023年令和5年) 2月25日)は、日本実業家。元名古屋銀行取締役会長。関東州大連市生まれの引揚者。長女はフリーアナウンサー加藤千佳。名古屋銀行頭取の藤原一朗は娘婿(次女の夫)。

来歴

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関東州大連市加藤廣治の子として出生して同地で9歳まで過ごし、1945年敗戦引揚者として日本に入国した[1]

愛知県立旭丘高等学校を経て、1963年慶應義塾大学法学部卒業後、東海銀行入行。1968年に父が創業した[1]名古屋相互銀行入行。1974年取締役となり、1975年に代表取締役常務就任、以後43年間にわたり代表取締役を務めた[2]

1982年に名古屋相互銀行社長就任、1989年に名古屋相互銀行の普通銀行への転換により、名古屋銀行頭取就任。また1997年から1999年まで第二地方銀行協会会長を務めた。

2006年に頭取を簗瀬悠紀夫に譲り、代表取締役会長に就任し、2018年に代表権のない取締役会長となった[2]

2011年旭日中綬章受章[3]

2023年2月25日、死去[4]。85歳没。死没日付をもって正五位に叙された[5]

脚注

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  1. ^ a b 著者紹介:加藤千麿”. 中部経済新聞 (2013年3月14日). 2019年5月21日閲覧。
  2. ^ a b 名古屋銀会長、代表権を返上 43年ぶり”. 日本経済新聞 (2018年5月11日). 2019年5月21日閲覧。
  3. ^ 平成23年春の叙勲 旭日中綬章受章者” (PDF). 内閣府. p. 1 (2011年). 2016年4月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月10日閲覧。
  4. ^ 名古屋銀行・加藤千麿会長死去 85歳:ニュース:中日BIZナビ”. 中日BIZナビ. 2023年2月27日閲覧。
  5. ^ 『官報』第949号9頁令和5年4月3日

参考資料

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ビジネス
先代
(普通銀行に転換)
名古屋銀行頭取
初代:1989年 -2006年
次代
簗瀬悠紀夫
先代
山本幸助
中部経済同友会筆頭代表幹事
第44代:2001年 -2002年
次代
磯部克