加藤周
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人物情報 | |
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生誕 |
1976年1月??日 日本 東京都 |
国籍 | 日本 |
出身校 | 東京大学理学部 東京大学大学院数理科学研究科 |
学問 | |
研究分野 | 表現論、代数解析・数理物理 |
博士課程指導教員 | 松本久義 |
学位 | 博士(数理科学)[1] |
称号 | 京都大学大学院理学研究科教授 |
主な業績 | 量子群とヘッケ代数の幾何学的研究 |
学会 | 日本数学会 |
主な受賞歴 | 2015年 日本数学会代数学賞 |
公式サイト | |
https://www.math.kyoto-u.ac.jp/~syuchan/index_j.html |
加藤 周(かとう しゅう、1976年1月??日 - )は、日本の数学者。京都大学大学院理学研究科数学教室教授。 専門は幾何学的表現論、代数解析・数理物理。量子群やヘッケ代数の研究に幾何学的手法を用いて多くの業績を上げた。
人物
[編集]1976年東京生まれ、1998年3月東京大学理学部数学科卒業[2]2000年3月東京大学大学院数理科学研究科修士課程修了。2003年3月同博士課程修了、博士号[1]を取得。2003年4月から2007年3月まで4年間のポスドク研究員・非常勤講師歴を経て[3]、2007年4月京都大学数理解析研究所助教、2010年1月京都大学大学院理学研究科数学教室准教授、2019年11月 同教授。量子群とヘッケ代数の幾何学的研究を進め、多重パラメータに対する古典型アフィン・ヘッケ代数の表現論を完成させた[4]。
職歴
[編集]- 2003年 4月 日本学術振興会特別研究員(PD)
- 2006年 4月 東京大学大学院数理科学研究科拠点形成特認研究員(PD)
- 2006年 4月 拓殖大学非常勤講師
- 2007年 4月 京都大学数理解析研究所助教
- 2010年 1月 京都大学大学院理学研究科数学教室准教授
- 2019年11月 同 教授
業績
[編集]- Exotic Deligne–Langlands 対応の研究
- 量子群とヘッケ代数の幾何学的研究
顕彰・招待講演
[編集]- 2011年 建部賢弘賞(特別賞) 日本数学会[5]
- 2013年 科学技術分野の文部科学大臣表彰(若手科学者賞)[6]
- 2015年 代数学賞 日本数学会[7]
- 2022年 ICM 2022 Virtual 招待講演者[8]
参考文献
[編集]外部リンク
[編集]脚注
[編集]- ^ a b Equivariant bundles on group completions『簡約群のコンパクト化上の同変ベクトル束』、東京大学、2003年。博士(数理科学)。NAID 500000292327
- ^ 履歴
- ^ 公式HP 建部賢弘特別賞の対象となった6本目の単著論文の紹介文に「この論文のおかげでなんとか就職できた」とある
- ^ 2015年度日本数学会代数学賞 授賞報告
- ^ 日本数学会賞建部賢弘賞受賞者リスト
- ^ 若手科学者賞
- ^ 代数学賞一覧
- ^ ICM Plenary and Invited Speakers 国際数学者連合公式サイト(英文)