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加藤好男

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
加藤 好男
名前
カタカナ カトウ ヨシオ
ラテン文字 KATO Yoshio
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1957-08-01) 1957年8月1日(67歳)
出身地 埼玉県浦和市(現さいたま市
身長 180cm
体重 76kg
選手情報
ポジション GK
ユース
1973-1975 日本の旗 本郷高校
1976-1979 日本の旗 大阪商業大学
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
1980-1993 日本の旗 古河電工/ジェフユナイテッド市原 87 (0)
通算 87 (0)
代表歴
1980-1981[1] 日本の旗 日本 8 (0)
1. 国内リーグ戦に限る。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

加藤 好男(かとう よしお、1957年8月1日 - )は埼玉県浦和市(現、さいたま市)出身の元サッカー選手、サッカー指導者。

経歴

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本郷高等学校大阪商業大学を経て、1980年に古河電気工業サッカー部に加入。同期には岡田武史(学年は1つ上)、吉田弘田嶋幸三がいる[2]。すぐに日本代表に選ばれるほどの加藤だったが、古河には不動のGK・佐藤長栄がいたため、長きにわたり控えに回っていた。1986年、29歳のシーズンにようやく正位置の座を確保。クラブがプロ化にともないジェフユナイテッド市原となった後の1993年まで選手生活を続けた。日本代表としては1980年から1981年にかけて国際Aマッチ8試合に出場している。

引退後はサッカー指導者となり、市原の育成組織の指導を経て、日本サッカー協会にて年代別日本代表のスタッフやJFA GKプロジェクトのインストラクターを歴任。2001 FIFA U-17世界選手権に出場したU-17日本代表2003 FIFAワールドユース選手権2005 FIFAワールドユース選手権に出場したU-20日本代表のGKコーチを務めた。2006年、イビチャ・オシムが新監督に就任した日本代表のGKコーチに就任[3]。監督がオシムから岡田武史へ交代したあとも留任し、2010 FIFAワールドカップではベスト16進出に貢献した。

2011年、旧知のヴィタヤ・ラオハクルに誘われてタイ・プレミアリーグチョンブリーFCのGKコーチに就任[4]。ヴィタヤおよび和田昌裕両監督のもとでGKコーチを務めた[4][5]。2013年、スラチャイ・ジャトゥラパッタラポンが新監督に就任したタイ代表のGKコーチに就任した[6][7][8]

2015年からはJFAアカデミー福島で指導を行っている[9][10][11]

2018年2月、日本サッカー協会技術委員会委員に就任[12]

人物

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息子の加藤光男もサッカー指導者であり、チョンブリーFCではともに働いた[4][13]

所属クラブ

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個人成績

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国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 JSL杯/ナビスコ杯 天皇杯 期間通算
1980 古河 31 JSL1部 1 0
1981 1 0
1982 21 0 0
1983 0 0
1984 3 0
1985 0 0
1986-87 17 0
1987-88 19 0 2 0
1988-89 1 19 0 0 0
1989-90 2 0 2 0
1990-91 1 0 5 0
1991-92 JR古河 6 0 1 0
1992 市原 - J - 4 0
1993 18 0 3 0 0 0 21 0
通算 日本 J 18 0 7 0
日本 JSL1部 69 0
総通算 87 0

その他の公式戦

代表歴

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試合数

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  • 国際Aマッチ 8試合 0得点(1980-1981)[1]


日本代表国際Aマッチ その他期間通算
出場得点 出場得点出場得点
1980 3 0 5 0 8 0
1981 5 0 3 0 8 0
通算 8 0 8 0 16 0

出場

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No. 開催日 開催都市 スタジアム 対戦相手 結果 監督 大会
1. 1980年06月09日 中華人民共和国の旗広州  香港 ○3-1 渡辺正 広州国際サッカー大会
2. 1980年06月11日 中華人民共和国の旗広州  中華人民共和国 ●0-1 広州国際サッカー大会
3. 1980年06月18日 中華人民共和国の旗広州  香港 ○2-0 広州国際サッカー大会
4. 1981年02月08日 マレーシアの旗クアンタン  マレーシア ●0-1 川淵三郎 国際親善試合
5. 1981年02月10日 マレーシアの旗クアラルンプール  マレーシア △1-1 国際親善試合
6. 1981年02月17日 シンガポールの旗シンガポール  シンガポール ○1-0 国際親善試合
7. 1981年02月19日 シンガポールの旗シンガポール  シンガポール △0-0 国際親善試合
8. 1981年02月24日 インドネシアの旗インドネシア  インドネシア ●0-2 国際親善試合

指導歴

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出典

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  1. ^ a b “加藤 好男”. サッカー日本代表データベース. http://www.jfootball-db.com/players_ka/yoshio_kato.html 
  2. ^ 岩上和道. “公益財団法人日本サッカー協会 田嶋幸三 副会長と対談インタビュー”. フジサンケイグループイノベーションズアイ. オリジナルの2016年2月1日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20160201084615/http://global.innovations-i.com/article/63.html 2017年3月16日閲覧。 
  3. ^ 日本代表およびU-21日本代表のコーチングスタッフが内定(06.07.21)』(プレスリリース)日本サッカー協会、2006年7月21日http://www.jfa.or.jp/archive/daihyo/daihyo/news/060721_06.html2017年3月16日閲覧 
  4. ^ a b c Soccer Journal編集部 (2012年10月4日). “タイ・プレミアリーグで旋風を起こす“日本流” ~チョンブリFCで活躍する5人の日本人~”. ライブドアニュース. LINE. 2017年3月16日閲覧。
  5. ^ 本多辰成 (2014年3月31日). “金銭面・親日国だけが理由ではない。近年急増、なぜタイリーグは日本人を求めているのか?”. フットボールチャンネル. 2017年3月16日閲覧。
  6. ^ “川島育てた加藤好男氏 タイ代表GKコーチ就任”. スポニチ Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2013年9月25日). https://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2013/09/25/kiji/K20130925006680750.html 2017年3月16日閲覧。 
  7. ^ 長沢正博 (2013年10月18日). “日本とタイ、両国で代表GKコーチに。加藤好男が見たタイサッカーの現実と課題”. フットボールチャンネル. 2017年3月16日閲覧。
  8. ^ “Japanese soccer coaches put expertise into practice in Southeast Asia”. Nikkei Asian Review (日本経済新聞社). (2014年1月26日). http://asia.nikkei.com/Life-Arts/Life/Japanese-soccer-coaches-put-expertise-into-practice-in-Southeast-Asia 2017年3月16日閲覧。 
  9. ^ “(8)全寮制 サッカー英才教育”. 読売新聞(YOMIURI ONLINE) (読売新聞社). (2015年7月13日). https://web.archive.org/web/20151012010717/http://www.yomiuri.co.jp/teen/special/20150713-OYT8T50052.html 2017年3月16日閲覧。 
  10. ^ 加藤 好男 (2015年). “Facebook”. Facebook. 2017年3月16日閲覧。
  11. ^ 2017 指導者養成体制』(プレスリリース)日本サッカー協会http://www.jfa.jp/attachment/5892f649-05e4-40cc-bbe0-490dd3093d95/2017_youth_deveropment_2.pdf2017年3月16日閲覧 
  12. ^ 関塚氏ら協会技術委に 次期代表監督推挙の重責担うnikkansports.com
  13. ^ “京都サンガ応援特集 - フロント、指導陣紹介(下)”. 京都新聞 (京都新聞社). (2015年1月30日). http://www.kyoto-np.co.jp/info/sports/sanga/20150130_8.html 2017年3月16日閲覧。 

関連項目

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外部リンク

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