加藤定彦
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加藤 定彦(かとう さだひこ、1947年〈昭和22年〉2月[1] - )は、日本の俳諧研究者。立教大学名誉教授。
人物
[編集]愛知県名古屋市昭和区生まれ[1]。名古屋市立向陽高等学校卒[1]、在学中に橋本鶏二の『年輪』に所属[1]。1970年(昭和45年)早稲田大学第一文学部卒[1]。在学中から中村俊定に師事[1]、中村の移籍に伴い、1972年(昭和47年)二松學舍大学大学院文学研究科日本文学専攻修士課程修了[1]。1977年(昭和52年)立教大学一般教育部専任講師[1]、1980年(昭和55年)同助教授[1]、1990年(平成2年)同教授[1]、1995年(平成7年)文学部日本文学科教授[1]。2012年(平成24年)同大学を定年退職[1]、名誉教授[1]。
1981年(昭和56年)日本古典文学会賞[1]、1998年(平成10年)芭蕉翁顕彰会文部大臣奨励賞[1]、2009年(平成21年)「関東俳諧叢書」で文部科学大臣賞[1]を受賞した。
著書
[編集]編纂・校注
[編集]- 中村俊定編 『近世俳諧資料集成 第2巻』 雲英末雄・田中善信共校訂、講談社、1976
- 松江重頼 『初印本毛吹草 影印篇』 ゆまに書房、1978
- 島田一郎 『島田筑波集』 青裳堂書店 日本書誌学大系、1986
- 『俚諺大成』外村展子共著、青裳堂書店、日本書誌学大系、1989
- 『新日本古典文学大系 69 初期俳諧集』森川昭・乾裕幸共校注、岩波書店、1991
- 『関東俳諧叢書』全32巻 外村展子共編、関東俳諧叢書刊行会、1994-2009
- 歌川国芳 『江戸名作艶本 江戸錦吾妻文庫』翻刻、学習研究社、1995
- 『関東俳諧叢書編外 半場里丸俳諧資料集』 関東俳諧叢書刊行会、1995
- 『俳諧點印譜』 青裳堂書店、日本書誌学大系、1998
- 三浦若海 『俳諧人物便覧』 ゆまに書房、1999
- 『新編日本古典文学全集 61 俳諧集』暉峻康隆、雲英末雄共校注・訳、小学館、2001
- 『「誹諧絵文匣」注解抄 江戸座画賛句の謎を解く』編著、勉誠出版、2011
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 『加藤定彦教授自筆略譜及び主要研究業績 (加藤定彦教授定年退職記念号)』立教大学日本文学会、2013年1月30日。doi:10.14992/00005087 。2022年10月29日閲覧。
参考文献
[編集]- 加藤定彦「加藤定彦教授 自筆略譜及び主要研究業績 (加藤定彦教授 定年退職記念号)」『立教大学日本文学』第109号、立教大学日本文学会、2013年1月、7-21頁、doi:10.14992/00005087、ISSN 0546-031X、NAID 120005275640。