加藤明拓
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加藤 明拓(かとう あきひろ、1981年 - )は、千葉県出身の実業家、元サッカー選手。株式会社フォワード創業者。カンボジアのアンコールタイガーFCオーナーおよびナイジェリアのイガンムFC共同オーナーである。
経歴
[編集]千葉県立八千代高等学校サッカー部にてインターハイ優勝、優秀選手に選出。高校サッカー部時代のチームメイトにはヴィッセル神戸やジェフユナイテッド市原・千葉などでゼネラルマネージャーを務めた高橋悠太がいる。明治大学卒業後、株式会社リンクアンドモチベーション入社。組織人事領域のコンサルティング業務に従事後、スポーツコンサルティング事業部の立ち上げ、ブランドコンサルティング事業部長を経て、2014年にブランドコンサルティング会社である株式会社フォワードを創業した。
2015年3月25日、フォワードはカンボジアのプロサッカークラブ「プノンペンFC」の経営権を取得してカンボジアンタイガーFC(現:アンコールタイガーFC)を設立した[1]。加藤はオーナー兼選手として活動した[2]。
2016年3月30日、フォワードはナイジェリア5部リーグに新規参入するイガンムFCへの資本参加を発表。加藤は共同オーナーに就任した[3]。イガンムは2019年現在、3部リーグに参戦している[4][5]。
2019年11月29日付で、中央電力等のグループ会社を擁するTeam Energy株式会社にフォワード株80%を売却し、フォワードは同社の連結子会社となった[6]。2020年1月17日付でフォワードの取締役を退任[7]。海外サッカー事業についてはフォワードから加藤が設立した別会社に譲渡されている。
関連項目
[編集]- カンボジアンタイガーFC(現:アンコールタイガーFC)
- イガンムFC
脚注
[編集]- ^ 『ブランドコンサルティング会社フォワード、カンボジアプロサッカークラブ運営事業を開始』(プレスリリース)株式会社フォワード、2015年3月25日 。2020年3月1日閲覧。
- ^ (参考:アジアフットボール批評01 【特集】アジアのフットボールが世界を変える)
- ^ 『ナイジェリア「IGANMU FOOTBALL CLUB」への出資及び「カンボジアンタイガーFC」と「イガンムFC」との業務提携のお知らせ』(プレスリリース)株式会社フォワード、2016年3月30日 。2020年3月1日閲覧。
- ^ 西澤成世 (2019年5月10日). “日本企業出資のサッカークラブ、ナイジェリア・リーグ3部に昇格”. JETRO. 2020年3月1日閲覧。
- ^ 玉利剛一 (2019年9月27日). “ナイジェリア人と共同経営で目指す夢 イガンムFCの成長戦略”. フットボリスタ. 2020年3月1日閲覧。
- ^ 『株主変更のお知らせ』(プレスリリース)株式会社フォワード、2019年12月18日 。2020年3月1日閲覧。
- ^ 『役員退任および就任のお知らせ』(プレスリリース)株式会社フォワード、2020年1月17日 。2020年3月1日閲覧。