北原淳
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北原 淳(きたはら あつし、1941年5月15日 - 2013年11月5日[1])は、日本の農業経済学者。神戸大学名誉教授。東南アジア、韓国などアジアの農村経済を研究した。
略歴
[編集]長野県生まれ。1966年東京大学経済学部経済学科卒業、同大学院修士課程修了。1991年「タイ農村社会論」で、経済学博士。
1966年アジア経済研究所研究員、1976年神戸大学経済学部助教授、教授。 1999年名古屋大学経済学研究所教授、研究所長[2]、2000年名古屋大学大学院経済学研究科附属国際経済動態研究センター長[3]。2004年定年退官、2006年龍谷大学教授、2011年退職。
著書
[編集]共編著
[編集]- 『タイ農村の構造と変動』編 勁草書房 1987
- 『東南アジアの社会学 家族・農村・都市』編 世界思想社 1989
- 『アジアNIESと第三世界の発展』涂照彦共編 有信堂高文社 1991
- 『社会学 理論・比較・文化』大野道邦共編著 晃洋書房 1994
- 『タイ:工業化と地域社会の変動』赤木攻共編 法律文化社 1995
- 『タイ農村の構造と変動 続』赤木攻,竹内隆夫共編 勁草書房 2000
- 『東南アジアの経済』藤田和子,西口清勝,米倉昭夫共著 世界思想社 2000
- 『沖縄の家・門中・村落』安和守茂共著 第一書房 2001
- 『アジアの経済発展における中小企業の役割』(名古屋大学国際経済動態研究センター叢書 編著, 名古屋大学大学院経済学研究科附属国際経済動態研究センター監修 日本図書センター 2002
- 『変動の東アジア社会』編 (講座東アジア近現代史)青木書店 2002
- 『アジア経済論』(現代世界経済叢書)西澤信善共編著 ミネルヴァ書房 2004
- 『東アジアの家族・地域・エスニシティ 基層と動態』編著 東信堂 2005
- 『地域研究の課題と方法 アジア・アフリカ社会研究入門 実証編』北川隆吉監修, 竹内隆夫,佐々木衞,高田洋子共編著 文化書房博文社 2006
- 『アジア社会と市民社会の形成 その課題と展望』(アジア社会研究会年報)小倉充夫,加納弘勝,竹内隆夫,田巻松雄,北川隆吉共編 文化書房博文社 2009
- 『東アジア経済の変容 通貨危機後10年の回顧』西澤信善共編著 晃洋書房 2009
- 『紛争解決グローバル化・地域・文化』(アフラシア叢書)ポーリン・ケント共編著 ミネルヴァ書房 2010
翻訳
[編集]脚注
[編集]- ^ 赤木攻「追悼 畏友 北原淳さん」(『年報 タイ研究』No.14(2014年)所収)
- ^ 『現代日本人名録』2002
- ^ 歴代センター長名古屋大
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