北村昭斎
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北村 昭斎(きたむら しょうさい、1938年1月19日 - 2023年7月7日)は、漆芸家。元奈良文化女子短期大学客員教授。螺鈿の重要無形文化財保持者(人間国宝)[1]。本名、北村謙一[2]。
略歴
[編集]1938年、漆芸家の北村大通の長男として奈良県に生まれる。東京藝術大学美術学部工芸科卒業後、早川電機工業(現在のシャープ)工業デザイン部門を経て、父のもとで漆芸の制作と文化財修理を行う。1998年、紫綬褒章受章[3][4]。1999年、重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定された[1]。2008年、旭日小綬章受章[5]。
2023年7月7日、クモ膜下出血のため、奈良市の自宅で死去した[4]。85歳没。
受賞歴
[編集]脚注
[編集]- ^ a b “美術界年史(彙報)人間国宝認定 1999年05月”. 東京文化財研究所 (2014年4月14日). 2024年5月27日閲覧。
- ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.478
- ^ 『官報』号外86号、平成10年4月30日
- ^ a b 北村昭斎氏死去 螺鈿の人間国宝 - 共同通信 2023年7月18日
- ^ 『官報』号外89号、平成20年4月30日