北海道遠別農業高等学校
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北海道遠別農業高等学校 | |
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北緯44度43分35.1秒 東経141度47分40.7秒 / 北緯44.726417度 東経141.794639度座標: 北緯44度43分35.1秒 東経141度47分40.7秒 / 北緯44.726417度 東経141.794639度 | |
過去の名称 |
天塩町立北海道天塩高等学校遠別分校 北海道遠別高等学校 |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 北海道 |
学区 |
全道学区 全国募集(推薦枠の5%)も実施 |
設立年月日 | 1952年4月1日 |
共学・別学 | 男女共学 |
課程 | 全日制課程 |
単位制・学年制 | 学年制 |
設置学科 | 生産科学科 |
学期 | 2学期制 |
学校コード | D101248600018 |
高校コード | 01257C |
所在地 | 〒098-3541 |
北海道天塩郡遠別町字北浜74 | |
外部リンク | 公式サイト |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
北海道遠別農業高等学校(ほっかいどうえんべつのうぎょうこうとうがっこう、Hokkaido Enbetsu Agricultural High School)は、北海道天塩郡遠別町にある公立(道立)の農業高等学校。全日制で、生産科学科がある。
特徴
[編集]農業高校としては日本最北にある。2018年度時点の在校生は59人。1学年の定員40人に対して新入生が半数以下の年が続き、一時は他校との統廃合が検討された。飼育しているサフォーク種羊からとったラム肉が、遠別町のふるさと納税返礼品として評判となった。ラム肉の生産・加工を専門的に学べる場は全国的に珍しいことが知られて入学志望者が増加した[1]。
学生寮「和敬寮」を校内に設置し、道内遠方および道外からの生徒を受け入れている。
沿革
[編集]- 1952年4月1日 - 天塩町立北海道天塩高等学校(現在の北海道天塩高等学校)遠別分校として設立が許可される。
- 1952年4月28日 - 遠別町立遠別中学校に併置され、開校。
- 1952年11月1日 - 北海道遠別高等学校として独立。
- 1961年4月1日 - 農業科の設置が許可される。
- 1963年4月1日 - 普通科の設置が許可される。
- 1966年4月1日 - 生活科の設置が許可される。これによって普通科の募集停止。
- 1972年9月3日 - 開校20周年記念式典を挙行。
- 1973年4月1日 - 道立に移管。
- 1978年4月1日 - 校名を北海道遠別農業高等学校と改称。
- 1981年4月1日 - 定時制課程が閉課。
- 1982年9月30日 - 開校30周年記念式典を挙行。
- 1988年4月1日 - 農業・生活科に学科を改変。
- 2000年4月1日 - 生産科学科に学科を改変。
- 2002年10月27日 - 創立50周年・新校舎落成記念式典を挙行。
備考
[編集]小説『羊に名前をつけてしまった少年』(ブロンズ新社、2011年1月発刊、ISBN 978-4-89309-514-5 C0093)は、この学校の畜産担当の教師が直面した実話を基に書かれたもの。作者の樋口かおりは同校の国語教諭である。
脚注
[編集]- ^ 「うんメェ~羊肉 最北農高に活力/飼育・販売 廃校危機→入学増」『日本経済新聞』夕刊2018年10月31日(社会・スポーツ面)2018年11月12日閲覧。
関連項目
[編集]- 北海道高等学校一覧
- 日本の農業に関する学科設置高等学校一覧
- 遠別ラジオ中継局(校舎付近の北側にHBCラジオ・STVラジオ共同の民放中継局を設置している)