北薗幸一
北薗 幸一(きたぞの こういち[1]、1971年8月 [2]-)は、日本の工学者。博士(工学)[3]。専門は材料工学、航空宇宙工学[3][4]。2020年度現在、東京都立大学教授[4]。
人物情報 | |
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生誕 |
1971年(52 - 53歳) 日本・鹿児島県 |
国籍 | 日本 |
出身校 |
京都大学工学部 東京大学大学院工学系研究科 |
学問 | |
研究分野 |
材料工学 金属工学 航空宇宙工学 |
研究機関 |
宇宙科学研究所 宇宙航空研究開発機構 東京都立大学 |
学位 | 博士(工学)(東京大学) |
学会 |
超塑性研究会 日本マグネシウム協会 日本航空宇宙学会 日本材料学会 日本塑性加工学会 軽金属学会 日本金属学会 |
経歴
[編集]鹿児島県生まれ[2]。ガンダム世代で小さい頃からロボットや宇宙が好きで、材料からロボットにアプローチするため材料工学の道に進む[5]。1990年3月、鹿児島県立甲南高等学校卒業[2]。1994年3月、京都大学工学部金属加工学科卒業[2][3]。1996年3月東京大学大学院工学系研究科材料学専攻修士課程修了[2]。1999年3月に同専攻博士課程修了し[2]、「内部応力超塑性に関する研究」で博士(工学)取得[6]。
1998年4月から1999年6月まで日本学術振興会特別研究員[2][3]。1999年7月より文部省宇宙科学研究所宇宙輸送研究系助手、2003年10月より宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究本部宇宙構造・材料工学研究系助手[2]。2005年4月、首都大学東京システムデザイン学部航空宇宙システム工学コース准教授に就任し、2015年4月に教授へ昇任[2][3]。2018年4月所属先改組により[7]、同大学システムデザイン学部航空宇宙システム工学科(大学院システムデザイン研究科航空宇宙システム工学域)教授[4]。2020年4月、大学名の変更により東京都立大学教授(学部学科は同じ)[5]。
2009年4月から2011年3月まで宇宙航空研究開発機構客員准教授、2017年4月から2019年3月まで同客員教授を兼任[3]。
日本金属学会、軽金属学会、日本塑性加工学会、日本航空宇宙学会に所属[4]。2001年9月、日本金属学会奨励賞(力学特性部門)[3]。2013年11月、公益社団法人発明協会平成25年度関東地方発明表彰 発明奨励賞(ロケットノズルのインモーション・ラジオグラフィ)[3]。2018年11月、軽金属学会 軽金属論文賞(学生と共同)[8]。
脚注
[編集]- ^ 東京都立大学材料工学研究室指導教員プロフィール 2020年7月4日閲覧
- ^ a b c d e f g h i 東京都立大学材料工学研究室指導教員略歴 2020年7月4日閲覧
- ^ a b c d e f g h Researchmap北薗幸一 2020年1月3日閲覧
- ^ a b c d 東京都立大学教員紹介-北薗幸一 2020年7月4日閲覧
- ^ a b 夢ナビ「多孔質アルミニウムが月探査機に活躍!?」(東京都立大学(旧・首都大学東京)システムデザイン学部航空宇宙システム工学科教授 北薗幸一先生) 2020年7月4日閲覧
- ^ CiNii博士論文 2020年1月3日閲覧
- ^ 東京都立大学航空宇宙システム工学科 2020年7月4日閲覧
- ^ 一般社団法人 軽金属学会 平成30年度軽金属論文賞を受賞しました(首都大学東京システムデザイン学部・大学院システムデザイン研究科:2018年11月15日)