北鴻巣駅
北鴻巣駅 | |
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東口(2011年8月) | |
きたこうのす Kita-Kōnosu | |
◄鴻巣 (4.3 km) (3.0 km) 吹上► | |
所在地 | 埼玉県鴻巣市赤見台一丁目5-1 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■高崎線 |
キロ程 |
24.3 km(大宮起点) 東京から尾久経由で54.8 km |
電報略号 | キコ |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 1面2線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
6,495人/日(降車客含まず) -2023年- |
開業年月日 | 1984年(昭和59年)11月3日[1][2] |
備考 | 業務委託駅 |
北鴻巣駅(きたこうのすえき)は、埼玉県鴻巣市赤見台一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)高崎線の駅である。
上野駅発着系統と、新宿駅経由で東海道線に直通する湘南新宿ライン、上野駅・東京駅経由で東海道線に直通する上野東京ラインが停車する。
歴史
[編集]- 1984年(昭和59年)11月3日:国鉄の駅として開業[1][2]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる[2]。
- 1995年(平成7年)2月2日:自動改札機を設置し、供用開始[3]。
- 2001年(平成13年)11月18日:ICカード「Suica」の利用が可能となる[広報 1]。
- 2006年(平成18年)3月24日:「みどりの窓口」を廃止し、「もしもし券売機Kaeruくん」が稼働開始[4][5]。
- 2008年(平成20年)12月20日:西口が開設される。
- 2012年(平成24年)2月2日:「もしもし券売機Kaeruくん」営業終了[6]。
- 2013年(平成25年)12月6日:指定席券売機の使用開始。
- 2016年(平成28年)3月10日:早朝無人化[7]。
駅構造
[編集]島式ホーム1面2線を有する[1]地上駅で、橋上駅舎を有している。開業当初は東側のみに出入口が設置されていたが、2008年12月に西口が開設され、従来の出入口は東口となった。
高崎支社所属熊谷統括センター管轄鴻巣駅管理で、JR東日本ステーションサービスへ委託している業務委託駅。指定席券売機、自動改札機、自動精算機を設置している。2016年3月10日より、始発から午前6時30分までの間は遠隔対応のため改札係員は不在となり、一部の自動券売機のみ稼働する[7]。
かつてはみどりの窓口も設置されていたが、2006年3月24日に「もしもし券売機Kaeruくん」へ置き換えられる形で廃止された。さらに、「もしもし券売機Kaeruくん」も2012年2月2日に多機能券売機に置き換えられる形で営業を終了した。そのため一時当駅で指定券等の購入ができない時期があったが、2013年12月、券売機更新により指定席券売機が導入され、指定券購入が再度可能となった。
発車メロディには、鴻巣市出身のシンガーソングライター・美根ゆり香の曲である「HANDS-大きな手から小さな手へ-」が採用されている[8]。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■ 高崎線 | 上り | 大宮・東京・新宿・横浜方面 |
■ 湘南新宿ライン | |||
■ 上野東京ライン | |||
2 | ■ 高崎線 | 下り | 熊谷・高崎・前橋方面 |
(出典:JR東日本:駅構内図)
-
改札口(2021年10月)
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ホーム(2021年10月)
利用状況
[編集]2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は6,495人である[JR 1]。
JR東日本および埼玉県統計年鑑によると、1990年度(平成2年度)以降の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
1990年(平成 | 2年)6,036 | |
1991年(平成 | 3年)6,445 | |
1992年(平成 | 4年)6,981 | |
1993年(平成 | 5年)7,377 | |
1994年(平成 | 6年)7,581 | |
1995年(平成 | 7年)7,768 | |
1996年(平成 | 8年)7,803 | |
1997年(平成 | 9年)7,782 | |
1998年(平成10年) | 7,731 | |
1999年(平成11年) | 7,787 | [* 1] |
2000年(平成12年) | [JR 2]7,977 | [* 2] |
2001年(平成13年) | [JR 3]8,019 | [* 3] |
2002年(平成14年) | [JR 4]7,981 | [* 4] |
2003年(平成15年) | [JR 5]7,999 | [* 5] |
2004年(平成16年) | [JR 6]8,028 | [* 6] |
2005年(平成17年) | [JR 7]8,140 | [* 7] |
2006年(平成18年) | [JR 8]8,191 | [* 8] |
2007年(平成19年) | [JR 9]8,161 | [* 9] |
2008年(平成20年) | [JR 10]8,032 | [* 10] |
2009年(平成21年) | [JR 11]7,847 | [* 11] |
2010年(平成22年) | [JR 12]7,959 | [* 12] |
2011年(平成23年) | [JR 13]8,001 | [* 13] |
2012年(平成24年) | [JR 14]7,960 | [* 14] |
2013年(平成25年) | [JR 15]7,878 | [* 15] |
2014年(平成26年) | [JR 16]7,524 | [* 16] |
2015年(平成27年) | [JR 17]7,474 | [* 17] |
2016年(平成28年) | [JR 18]7,373 | [* 18] |
2017年(平成29年) | [JR 19]7,341 | [* 19] |
2018年(平成30年) | [JR 20]7,274 | [* 20] |
2019年(令和元年) | [JR 21]7,224 | [* 21] |
2020年(令和 | 2年)[JR 22]5,607 | |
2021年(令和 | 3年)[JR 23]5,834 | |
2022年(令和 | 4年)[JR 24]6,309 | |
2023年(令和 | 5年)[JR 1]6,495 |
駅周辺
[編集]出入口は開業時、現在の東口のみであった。東側は既に宅地化されていたが駅西側は開発されておらず、水田が広がる田園地帯であった。
その後、2005年から西口新設工事と駅周辺開発事業が開始され、2008年12月に西口が暫定的に、2009年4月に駅前広場及び取り付け道路が完成し、水田はなくなっている。
- パークシティ鴻巣
- 北鴻巣駅前郵便局
- 埼玉県立吹上秋桜高等学校
- マミーマート 北鴻巣店
- MEGAドン・キホーテ 北鴻巣店
- ウエルシア北鴻巣駅前店
- 鴻巣市民センター
- 鴻巣市立赤見台第一小学校
- 鴻巣市立赤見台第二小学校
- 鴻巣市立赤見台中学校
バス路線
[編集]- 東口発着
- 広田コース:川里工業団地・花久の里・ふるさと館行
- 吹上コース(北回り):吹上駅北口行
- 吹上コース(南回り):吹上駅南口行
- 西口発着
その他
[編集]- 埼玉県の名称の由来となったとされる行田市埼玉の「さきたま古墳群」は、当駅から北へ徒歩40分のところにあり、当駅付近の赤見台公園から武蔵水路沿いに「さきたま緑道」と呼ばれる遊歩道・自転車道がさきたま古墳群まで整備されている。なお、2009年7月4日から約1年間、さきたま古墳公園へのシャトルバスが実証実験で運行されていたが、現在は廃止されている。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]記事本文
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d 『週刊 JR全駅・全車両基地』 12号 大宮駅・野辺山駅・川原湯温泉駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年10月28日、19頁。
- ^ a b c 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、447頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '95年版』ジェー・アール・アール、1995年7月1日、187頁。ISBN 4-88283-116-3。
- ^ “JR高崎支社 14駅に新型券売機”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2006年3月17日)
- ^ “みどりの窓口リストラ”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 23 夕刊. (2006年7月11日)
- ^ “Kaeruくんが多機能券売機に変更になります。券売機変更のお知らせ” (PDF). 東日本旅客鉄道高崎支社. p. 2. 2014年4月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年6月30日閲覧。
- ^ a b “北鴻巣駅 一部時間帯のインターホン対応についてのお知らせ” (PDF). 東日本旅客鉄道高崎支社. 2016年4月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月30日閲覧。
- ^ “広報こうのす「かがやき」平成22年8月号”. 鴻巣市役所. p. 15. 2020年5月14日閲覧。
広報資料・プレスリリースなど一次資料
[編集]- ^ “Suicaご利用可能エリアマップ(2001年11月18日当初)” (PDF). 東日本旅客鉄道. 2019年7月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月30日閲覧。
利用状況
[編集]- JR東日本の2000年度以降の乗車人員
- ^ a b 各駅の乗車人員(2023年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2000年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2001年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2002年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2003年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2004年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2005年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2006年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2007年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2008年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2009年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2010年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2011年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2012年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2013年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2014年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2015年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2016年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2017年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2018年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2019年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2020年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2021年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2022年度) - JR東日本
- 埼玉県統計年鑑
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成12年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成13年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成14年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成15年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成16年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成17年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成18年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成19年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成20年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成21年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成22年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成23年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成24年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成25年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成26年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成27年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成28年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成29年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成30年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(令和元年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(令和2年)
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 駅の情報(北鴻巣駅):JR東日本